from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
鯉のビオトープに
小さな青い花が咲きました。
小さな青い花が咲きました。
写真がヘタじゃから
こんなですけど
実際は
ものすご~かわいいですよ♪
いつも通りの
広島本部・本館3F
すっかり治って
最後のトリデの《薄汚れた包帯》も
いらなくなったみたいで
ええじゃないですか!!
子猫たち
伸びきって寝ています・・・
春に生まれたお姉ちゃんが
夏に生まれた後輩のそばで
倒れたように寝ています(笑)
お姉ちゃんも病弱で
ここまで育つのに苦労しましたが
なんとかね・・・頑張ったよね
ほら・・・
得意のへそ天・テンちゃん
野生動物なのに危機感ゼロ(笑)
ハクビシンのペッピ~も
へそ天・・・
寝る幸せ・・・
どうか神様・・・全ての動物に・・・
私はそれだけ祈っています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
7月1日に
広0島市のセンターから引き出した
いろいろ皮膚病だった犬の
20日後の様子です。
7月1日
センターから連れて帰った時の
ヒサの写真です。
疥癬・・・アカルス・・・マラセチア
やりたい放題の皮膚でしたが
20日後・・・
ええじゃん!ええじゃん!
まだガリガリのままじゃけど
皮膚はええねぇ・・・
ええ感じで治っとる!!
ヒサは未去勢のせいで
肛門周囲膿瘍ができていて
それが自壊してしまい・・・
肛門が肛門じゃないみたいに
上も下も腫れて・・・
自壊すると
こんなことになります。
脂肪みたいな怪しいものが
自壊したとこから落ちてきました。
シッポにも脂肪腫があるし・・・
オス犬を飼っている人は
去勢しましょう!!
去勢しましょう!!
去勢すりゃ~
こんなモノはできんのじゃけん
タマも少しずつ大きくなっとる
精巣腫瘍かな・・・
・・・けど
ヒサの向こうにおる
同じ広島市のセンターから来た
黒白コーギーのエビゾウは
何故かパンパンだったタマが
しぼんだんですよ
ね・・・しぼんだんですよ・・・
しかも
うちに来た時は
ほとんど自意識がなくて
ずっと下を向いて
ぐるぐる回っていたのに
今じゃ自分の意志で
自由に闊歩してて
気に入らんことがあると咬むし
ただの生意気ジイサン
・・・になりました(笑)
写真もほら・・・
動いて撮れん(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
へその緒の始末
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ここ数年は毎年のように
出産後に
へその緒の始末をされてない
赤ちゃんが来るようになりました。
今日も広島市内から
しげみの中で泣き叫んでいた
・・・という
生まれたばかりの赤ちゃんが
2匹来ましたが
2匹のきょうだいには
そのまま胎盤までくっついていて
胎盤付きのへその緒が
グルグルにからまって
2匹の足にきつく食い込んで
うっ血し
胎盤は腐って
悪臭を放っていました。
たまたま私が外で
支援物資の整理をしていたので
そのまま駆け付け
ハサミでバツバツ切って
2匹を離しましたが
あと1時間・・・
いや・・・30分遅れていたら
赤ちゃんの足は血流が止まり
壊死していたでしょう・・・
今回は2匹だったから
簡単に外れてよかったですけど
これが5匹・・・6匹となると
へその緒をたどるのも難しく
切り離すのに
かなり時間がかかります。
濡れていたへその緒が
ぐるぐる巻きになった状態で
乾いていくと
どんどんキツク締まっていって
ハサミを入れたくても
ハサミを入れる隙間はないし
赤ちゃんは動くしね
切り離すのにかなり難儀をするのです。
胎盤はすでに腐っており
色は黒く変色していました。
赤ちゃん猫たちは
すぐにキレイに洗って
ドライヤーで乾かします。
ここでは力の入れ加減がミソで
あんまり優しくすると意味がない
・・・と言うか
この一連の行動が
蘇生と同じ役割を担い
赤ちゃん猫のうっ血の状態も
よくすることにもなるので
こ~ゆ~ケースに出くわしたら
速やかに
力を加減しながら行ってください。
あとは通常通り
ミルクを飲んだら・・・静かに
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
先日・・・たまたま
河川敷で出産していた母猫と
赤ちゃんたちを
引き取ったのですがね
これも同じようにへその緒が
からまったケースでした。
発見した人が言うには
1匹の赤ちゃんには
へその緒が胴体に巻きついていて
すでに息絶えていて・・・
慌てて団子状態の赤ちゃんたちを
病院へ連れて行ったんだそう
獣医さんも
初めてのことだったみたいで
からまったへその緒は
想像以上に頑丈だし
赤ちゃんは激しく動くし
なんとか
切り離してもらったそうですが
出産から随分と
時間が経過していたみたいで
1匹の子は太ももあたりから
へその緒が巻きついており
巻きついている先は
すでにミイラ状態になっていて
もう何もできず
このまま
落ちるのを待つしかない状態・・・
・・・でその後
見つけた人が八方手を尽くして
猫のボランティアさんにたどり着き
そこから
うちの存在を知り
広島本部に引き取り依頼が来て
母子全員を引き取ったのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
引き取ってからよく見ると
このお母さん猫は
かなり高齢で
キバが1本あるだけで
他の歯は1本もありませんでした。
歯がないから
へその緒が
噛み千切れなかったのでしょう
へその緒は
母と子をつなぐものだから
少々じゃ切れないように
頑丈にできてますからね・・・
噛み千切りたいのに
噛み千切れない・・・
その時の
母猫の心情を考えると
胸が張り裂ける思いがしました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
実は
この母猫は岐阜で起きた
《河川敷で生活していた高齢の男性を
大学生が撲殺した事件》で
その男性が
河川敷で飼っていた猫の中の
最後の1匹なんだそう・・・
男性が殺された時点で河川敷には
成猫4匹と子猫6匹の
計10匹の猫がいたそうですが
これから梅雨になり
川が増水する危険があるのに
人馴れしている猫たちを
河川敷に
このまま置いておくわけにはいかない
・・・と考えた
地元の一般の善男善女たちが
事件後すぐに
9匹(成猫3・子猫6)の猫を保護し
《事件猫》として
無意味に騒がれないで済むよう
一般家庭で
平和に静かに
暮らしているのだそうだが
一般の人の手では捕まらない1匹
この母猫だけが残ってしまい
この度
河川敷に用意されていた
段ボール箱の中で
出産したのだそう・・・
この母猫もほかの9匹の子と共に
事件後すぐに
保護されていたら
妊娠しなくて済んだのに・・・
百歩譲って
出産してしまったとしても
用意された段ボール箱の中で
出産するぐらい
餌やりに馴れていたのなら
へその緒が
ぐるぐる巻きになる前に
餌やりが
病院へ連れて行っておれば
この不幸は起きなかったのに・・・
なんとも
無責任すぎる話です!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
この事件が起きてすぐに
とあるマスコミが
「猫に優しい人が殺された」
・・・的な美談として
この事件を発信したため
あっという間に美談が美談を産み
あっという間にそれが拡散され
猫たちに対して
全国から支援物資が届いたり
支援金が届いたり
河川敷に募金箱まで置かれたり
そりゃ~そりゃ~
近所の人も驚くぐらいの
大変な
お祭り騒ぎだったみたいでね・・・
そんな騒ぎのさなか
本気で猫たちのことを考えた
善男善女たちによって
9匹の猫たちは保護されて
河川敷から家庭猫となり
幸せになっていったわけですが
それでもまだ
河川敷に猫がいるテイを
作った人がいて
猫たちは河川敷にいる・・・と信じて
支援物資や支援金等の
支援を続けた人も
たくさんおられたみたいで・・・
今のようなSNSの時代は
いい情報も
すぐに駆け巡るでしょうが
それと同じように嘘っぱちな話も
簡単に駆け巡るわけで
言ったモン勝ち的な
恐ろしい世の中になったもんです。
私はTNRもしないで
猫に餌を与える行為は大反対じゃけど
日本中で
川の氾濫が起きている昨今
あえて
河川敷に猫を住まわす行為も
ちょっと普通じゃ
考えられないと思いますよ!
へその緒が巻き付いて
血流が止まり壊死した後ろ足
へその緒ぐるぐる巻きによる
腐敗は
足だけでなく
深部にまで進んでいて
正直・・・お手上げ状態です・・・
・・・でも今現在
この子は確かに生きています。
しかも
お母さんの一番近くで
繰り返しますが
一体・・・どこの誰が
なんの目的で
この母猫が河川敷にいるテイを
演出したのか知りませんが
美談から生まれた今回の
岐阜河川敷の猫の物語・・・
《人間の飽くなき欲望》に
翻弄され続け
犠牲になったのは
何の罪もない
年老いた母猫と
赤ちゃん猫たちです・・・
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