from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
新年
明けましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご愛顧をいただき
従業員一同
厚くお礼申し上げます。
本年も動物第一主義を貫き
いっそう動物愛護道に精進する決意です。
なにとぞ
変わらぬご厚情を賜りますよう
お願い申し上げます。
2020年元旦
特定非営利活動法人
犬猫みなしご救援隊
理事長・中谷百里
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犬猫みなしご救援隊・栃木拠点に
2020年一番最初の
朝が来た♪
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2011年の
東日本大震災以降
いろんなものを捨てることができた私
《初日の出を見ること》
これも捨てることができました。
それまでの私は年末になると
『今年はどこに初日の出を見に行こうか』
そんなことばかり考えていたけど
福島の子たちのお蔭で
今じゃ《お釈迦様の教え》どおり
あるがままの日常を送ること
・・・ができています。
そんなこんなで今朝も今朝とて
気づいたら
太陽は昇ったあとでした(笑)
『あら?そろそろ初日の出じゃない?』
田原君に聞くと
「なに言いよんや
普通に明るいじゃないか
は~まぶしゅ~て
太陽なんか見れんで!」
『マジ?
じゃ~私しゃ~野犬を探しに行ってくる!』
初日の出が見れなかったことを
悔やむヒマがあるなら
私しゃ野犬を探したい
ええこっちゃ♪
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犬猫みなしご救援隊の従業員たちは
盆も正月もなく普通に働く
志高き立派な人間たちですが
無給で私の活動をサポートしてくれている
東日本の活動メンバーたちも
そりゃ~そりゃ~志高く
ご立派な人間たちです。
昨日の大晦日もそうでしたが
普通に何人もが
お手伝いに来てくれるし
1月1日新年早々も
お手伝いに来てくれてます。
そんな人たちに
お世話してもらえるうちの子たちは
やっぱり幸せ者です。
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豚コレラ
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豚コレラという言葉を
最近よく聞きますが
豚コレラは
豚コレラという名前どおり
豚のコレラで
人間にはうつらないし
豚コレラに罹患した豚の肉を食べても
人体にはなんら問題がないんだそう
なのに
豚の農場で豚コレラが出たら
全頭処分になる・・・
なんで?
人間は大好きですね
《とりあえず全頭処分》するのが・・・
人間は頭がええハズなのに
なぜか
動物を殺すための薬剤は
作り出すけど
動物を助けるための薬剤は
なかなか作らん
豚コレラが出て全頭処分になると
豚の農場は困る・・・
困るから《その前に》対策をとる・・・
その対策のひとつが
それまで問題なく農場にいた
野良猫たちの処分
え?豚コレラ問題で
野良猫が処分されるの?
はい
えぇぇぇ・・・ってことが
世の中では起きていますよ!
この子たちがいた農場も
豚コレラウイルスを野良猫が
《伝ばんするかも知れない》という理由で
農場から野良猫を
《排除すること》が決まり
従業員が個人的に
うちに連れて来ておられるのです。
この農場の子たちは
たまたま
うちのTNRに来ていたので
手術&ワクチンを打っている子もいます。
ここの農場ではない
別の農場からも
《豚コレラ問題で野良猫排除》が決まり
従業員が個人的に
農場の野良猫を捕まえては
うちに連れて来ておられます。
《豚コレラウイルスを
伝播するかも知れない》
こんな理由で野良猫を処分して
豚コレラ問題は解決するんですかね?
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無責任な飼い主
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なにがしたくて犬を飼ったのか
庭のとっ先につないだまま
焦げた鍋に緑色の雨水
ろくにお世話もしない
《無責任きわまりない飼い主》は
日本中にいます。
2019年の最後の最後
12月31日に
そんなクソみたいな飼い主の元から
救い出された犬がやって来ました。
15歳のその犬は年を取ってしまい
夜鳴きがひどいという理由で
飼い主が「保健所に連れて行こう」
・・・としたところを
近所の善男善女から
助けられてうちに来たわけですが
年を取って夜鳴きがひどくなった
その犬の飼い主も
80代の年寄り婆さん
年寄りが
年寄りの気持ちがわからないなんてね
《田舎の年寄りはいい人》って
ありゃ~大嘘じゃ!
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そんな不びんな犬を
助けようと思う人が近所にいて
その人が
「お金を出してでも助けたい」と言うので
ならば私も最善を尽くそうか
・・・と
私は頑張る人には協力するけど
自分はなにもしないで
「かわいそ~」と騒ぐだけの人には
一切協力しません。
私には私のやるべき活動があり
犬猫みなしご救援隊には
犬猫みなしご救援隊として
やるべき活動があるわけで
それらを後回しにしてまで
協力するわけだから
そこはきちんと
依頼人にも考えていただいています。
整地して(私なりに)犬小屋を作りました。
この木造の犬小屋
なにげに冬は暖かく夏は涼しくて
私は気に入っているのです。
・・・で最近
調子に乗って3個作りました。
先々月
寒くなる前に作った犬小屋
ほら・・・入っとるじゃろ♪
山羊たちが落としたチモシーを毎朝
犬小屋に入れ足し
毛布をバラバラにしない子には
その上に毛布を敷きます。
今回作った小屋の入り口が
こんな形なのは
入り口が小さすぎて
入りにくそうだったから
あとで田原君に
入り口を大きくしてもらったからです。
言うまでもなく
私は四角い入り口しか作れんです。
年の瀬せまりまくった12月31日
茨城県からやってきた
としお君です。
飼い主がつけた名前は
縁起が悪いのでスパッと改名しました。
最初は年の瀬に来たから
とし君・・・という名前になり
誰かが「としちゃん」と呼んでいたから
「としちゃん」って
私のイメージじゃ田原俊彦になるし
『としお』にしたのです。
としおは
目が見えません。
お年寄りの犬にありがちな
白内障でも緑内障でもなく
角膜はきれいなのですが
見えないのです。
年を取って昼夜逆転し
夜鳴きするようになった子を
保健所に連れて行こうとする飼い主に
飼われていた子だから
栄養失調による失明かも
知れません。
犬は《安価なフード》を食べていたら
栄養失調になり
それが原因で
目が見えなくなるんですよね・・・
栄養失調で目が見えなくなって
うちに来た子は
過去に何匹かいます。
栄養が足りていないのは明白です。
中型雑種で8kgですからね
8kgって
中型犬の平均体重の半分
ガリガリですよ!
一夜明けた今日
1月1日のとしおです。
昼夜逆転しているから
昼間はみんなで話しかけて
なるべく寝かせないようにして
昨日は夕方お薬を飲ませて
夜はゆっくり寝かせました。
これを3日ぐらい続けたら
昼夜逆転が戻ります。
※※最長でも2週間で
夜は寝るようになります。
そしてまた昼夜逆転したら
同じことを繰り返す
お年寄りの犬が昼夜逆転して
夜鳴きをするようになったら
積極的に
《お薬コントロール》すべきだ
・・・と私は思います。
夜中に犬に鳴かれると
人間も困りますけど
夜中に起きて鳴き続ける犬も
疲れますからね
昼間に起きて夜は寝る
体の細胞もそのようにできとるし
ぐるぐる回っていますが
これはお年寄りだから仕方がないです。
回れるように
スペースを用意して
《運動している》と思えば
それはそれで
かわいらしいじゃないですか♪
私もいずれ行く道
年を取って
何もわからなくなった私が
ぐるぐる回っていても
邪魔者扱いされないで
「かわいい」と思ってもらいたいな
・・・と
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TNRした野良猫のための
自動給餌機
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牛舎で暮らしている野良猫のために
犬猫みなしご救援隊・栃木拠点では
自動で餌が出てくる
マシーンを設置しています。
その自動給餌機には
ものが腐りにくいこの時期だと
ロイカナセンシブル15kgを1袋
丸々入れているので
数日間
うちの者たちはラクができます。
※※夏場は少量を頻繁に用意してます。
その自動給餌機は
新・猫舎と在来の倉庫との間にあり
野良猫たちは《あぜ道》を通って
ごはんを食べに来ています。
昨日の大晦日12月31日
その給餌機の様子を見に行ったら
こんな《けもの道》を発見
わかりますか?
私の指先に
曲線の《けもの道》があるでしょ
それをたどっていくと
野良猫用の自動給餌機にあたりました。
足跡的に中型以上の犬であることは
間違いがなく
永らく姿を見せていない
白い野犬ならええが・・・と思いました。
犬猫みなしご救援隊の各施設
広島本部も岡山拠点も栃木拠点も
《鬼のように》防犯カメラを
設置していますが
それは団体的には防犯目的ですけど
私個人的には
うちにやって来る動物を観察するためで
録画したものに何かが映りこんだときの
ドキドキ感は最高なのです。
そんなこんなで
防犯カメラ大好きオバサンとしては
ここ数ヶ月
姿を見なくなっていた白い野犬のことが
気になっていたのです。
そして
ついに姿を発見!
犬エリアを改修したら
少しスペースが広がるから
栃木拠点付近にいる野犬を
捕獲するための
スペースも作ろうと思っていた矢先の
お久しぶりの出会いです。
ヨシ♪
栃木拠点での私の活動の
新年最初の目標ができたぞ!
まずはあの子の捕獲からじゃの♪