2019年12月28日土曜日

胸水抜去と町田康さんトーク

胸水抜去と町田康さんトーク
from : pet salon Mignon DIARY

翌土曜日の朝はさらに呼吸の状態が悪化していて、これでは酸素室に入れていても可哀想だから検査をして呼吸困難の原因を突き止めよう、となった。
状態が悪いので検査の負担で命を落とすかもしれない。
覚悟をして連れて出勤し、血液検査もしたいし、膀胱と腎臓の状態もエコーで見たいけど、まずは胸のレントゲンが最優先かな・・ということでレントゲンを撮った。
すると炎症のない黒々とした肺が液体に浮いていて、心臓もはっきり写っていない。
え?肺水腫じゃなくて胸水なの??

胸水なら抜いたら楽になる。
でも鎮静剤や処置のショックで亡くなるかもしれない。
苦しいままで生かしておくよりも、抜いてあげたほうが良い、と判断して抜くことにした。

弱めに沈静をかけて胸水を抜くことに成功した。
ついでに腹部エコーも見たら、月曜日に腹水が溜まり始めているかも・・と心配していたものの綺麗だった腹腔内全体に今回は炎症があり腹膜炎を起こしているようだ。
腎臓や膀胱の様子を見たら、膀胱には適度に尿が貯留していて相変わらず腫瘍のようなものは見え、腎臓も相変わらず1箇所だけ構造がおかしくなっているところがあった。
そこに腫瘍があるのか。






写真展のトークの時間の前に自宅へ連れ帰った。
胸水を抜いたとはいえ、まだ苦しそうなので酸素室へ入れる。

すると。
にゃわ~っ!にゃあああああ~っ!と絶叫して壁をバンバン叩く。
内側から壁を齧って破壊しようとする。
そしてサイドの通気孔を見つけ、そこから大きな声で鳴き叫び、こちらを見る。
無視していたらまた手で激しく壁を叩き続ける。

・・・目隠しをしよう。
バスタオルを持ってきて、こちら側が見えないようにかけたら、通気口から引きずり込んで咥えてガンガンやる。
タオルは取り上げ、諦めるまで待った。

やっと静かになって少し寝たので、出かける前に少しだけ抱っこしてあげることにした。
胸の上に乗せて横たわると激しく喉を鳴らしながら、顔の方へどんどん上がってくる。
ねぇ。苦しくないの。お腹が痛くないの。
話しかけても答えぬまま胸に張り付いていた。
そして、なんだか猫から伝わる体温というか、違う感触がする気がするけれど、この匂いは・・。
気がついたときには排尿していた。
あ、きょうってお気に入りのめっちゃ高かったブラしてなかったっけ?
思い出したけれど染み込んでくるに任せていた。

出る時間の30分前になって猫を再び酸素室へ入れ、ささっとバスルームでシャワーを浴びて着替えた。





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写真展の会場へ到着し、予約リストをボラさんに渡したり、みんなに椅子を並べてもらったりしていたら町田康さんが来場。
なんの話をしましょうか?と例によって直前の立ち話で打ち合わせ。
相変わらず打ち合わせが可笑すぎて、ネタを出し尽くしてしまうともったいないので、あまり突っ込んで話さないように目を逸らした。
まずは来場者の要望にあった話題にすべきだとのことで、猫を飼っている人が多かったら猫の闘病などの話、飼っている人が少なかったらインスタのフォロワーの増やし方、町田家の池の危機、などについて話すことにした。

来場者へ聞いたところ、猫を飼っている方が予想以上に多かったため、猫の話をすることになった。
ところが、町田家にスズメバチの巣ができて、その駆除を町田さん自身がすることになり、投げやりな感じでスプレーを使用し挑んだ話をアクション付きでしだした。
あまりのことに直視できず、笑いすぎて苦しくなって涙が出てきた。
誰か町田さんを止めて欲しい。
なんとかハチの話から犬猫の話になった。

慣れていない猫に1日3回オヤツをあげ続けることにより、体調の変化を把握できた、と得意げに話す町田さんへ、ここは突っ込むべきだな、と思ったので、そんなにさわれない猫を飼っている人はこの会場にもわたしの知り合いにも町田さんしかいない、と突っ込んだ。
キョトンとした顔で話を中断しようとしたけれど、その話は面白いので続けてもらった。
押し入れの収納ケースってあるやないですか?その裏に猫が逃げ込んだので居場所にすることにして・・
ああ、おばあちゃんの家にあったやつ。
私はおじいちゃんだからあるんです。若い頃は持ってなかったんですけれど45歳ぐらいになると急に収納ケースを買うんです。
ええ!収納ケース、わたしも45歳になったら買うのかな?
当たり前じゃないかという顔で見られて混乱した。
押し入れの話はともかく、つまり容態の分かりにくい動物と、分かりやすい大袈裟な動物がいるよね、ということで、大袈裟なのは犬や町田さんで、あまり顔に出さないのは猫やわたしということになった。





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奈々様を看取った話をふり、そこからペットロスの話になった。
どれだけ別れを経験しても慣れることがないけれど、後悔があるかとその動物との親密さによって辛さの程度が違う、だってほら知らない人が死んでも本気では悲しめないでしょう?
頷きかけて・・深刻な話が続きすぎているから、このへんでボケなくてはいけない、と顔をあげた。
わたしは違う。誰が亡くなってもとても悲しい。
大阪弁で素早く突っ込まれて撃沈。

と、迷走しながらトークは続き、今回のトークで最も大きな収穫は、人wifi猫デバイス論(あってたかな・・)だ。
猫は人がPCやテレビを見ていると何故か近寄ってくる。
それは電波の良いところへ来ているのだ。
町田さんがまさに目を覚した瞬間で身動きもする前に、隣室の押入れにいる猫が鳴いて呼ぶ。
wifiがオンになったからだ。
飼い主が近づいていることが音や匂いではわからない距離から動物たちが気付いて反応する。
電波状況で近づいてきてるな・・とわかるからだ。
と町田説にはいちいち納得できた。

ここ最近は心から笑えていなかったので、なんか良かったわ~、と思いながら椅子を片付けていたらお客さんに声をかけられた。
他の文学系のトークとは町田さんが全然違うので面白かったです。アクションも激しくて・・・。
今度真面目に話してるのも見に行って、うちのイベントでも真面目に話してもらおう。








※お知らせ※
出荷ミスを防ぐために通販ページに保護動物用のコーナーを作りました。
いままでは備考欄へ「ミグノン寄付分」と書いていただいていましたが、今度からこちらよりお願いします。



【今後のスケジュール(譲渡会以外は要予約)】

12/8(日)12:00~16:00 いぬ ねこ うさぎ とり いぐ 譲渡会

12/22(日)14:00~16:00 水越美奈先生 猫の行動学講習会 受講料 ¥3000 ☆満席のためキャンセル待ちになります☆

12/28(土)12:00~16:00 いぬ ねこ うさぎ とり いぐ 譲渡会

12/31(火)~1/3(金)  クリニック冬休み
サロンは年末年始もお休みなし(12/31~1/8 スタッフ交代で休みます)  





※注意※ペットサロンミグノンはトリミングサロン、ペットグッズショップです。
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