from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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今朝、成長して縞がなくなった、かつてのうり坊に会った。
はっちゃん(秋田MIX♂7歳)が追いかけようとしてわたしが派手に転倒したときのうり坊だ。
その子たちがお隣さん宅から地続きの空き地で食事していた。
お隣さん一家は、朝みんなで街に仕事に行ってしまうので、夜までひっそりしている。
なので動物たちのパラダイスになっている。
幼イノシシたちはドドドドと逃げて行ったので、はっちゃんが少し反応したが、舗装道路だったので余裕で固定できた。
脅かしたのは申し訳なかったが、このまま元気に成長してほしいと願っている。
さて、ネットでこんな記事を見つけた。
コロンビアの学校で暮らす大型犬のネグロくん、学校の売店で生徒がお金でおやつを買っているのを見て、自分も葉っぱのお金を渡してビスケットを「買う」ようになったというものだ。
犬はよく人間の行動を観察して学習するので、こういう行動も十分ありうる。
ネグロくんの賢さもさることながら、学校職員が保護した大型犬を学校に放すというところがなかなかすごい。
日本では絶対に許容されないだろう。
海外ニュースを見ていると、犬猫たちが学校に通学したり食料品店の店番をしたりなど、かなりおおらかだったりする。
犬の自由度が高いと、犬は自分の裁量で行動することが増える。
すると学習能力がさらに発展するといういいサイクルができる。
わたしもウィーンで、歩行者用横断歩道を信号に従って渡る犬を見た。
その犬の関係者らしき人はおらず、ひとりで散歩している犬で、信号機付きの横断歩道がたくさんある通りだった。
そこを人間の行動に合わせてきちんと信号。通りに渡っていたのだ。
人間がいちいち命令していたら、こういう行動を身に着けることはできなかっただろう。
子犬を見ていると、まずは親犬やそれに代わる先輩犬の行動をよく観察して真似している。
はっちゃんはマル兄(大型犬MIX♂11歳)が穴を掘ったら穴を掘り、虫などを捕まえたら自分も捕まえようとしたりなど、いちいち行動をコピーしていた。
かわいすぎていつまででも見ていられた。
いいお手本があるというのはとても大事なことだ。
人間のこともよく観察していて、自分がどう行動すべきかを試行錯誤し、適切な行動を身に着けていく。
人間がドアのカギを開けるのを見てやり方を習得し、脱走する犬もいる。
犬の能力を過小評価するのではなく、逆に潜在的に高い能力を持つものと認めて、その能力が発揮できるようにしたほうが、人間にとっても好都合なのではないだろうか。
そのために必要なのは、犬が自分で考えて行動する自由裁量の領域を拡大することだ。
狭いところに閉じ込め、あれはダメこれもダメとがんじがらめに縛っていると、せっかくの能力を伸ばす機会が失われる。
街や野山などで自由に暮らす犬たちの方が問題解決能力が高く、かつストレスレベルも低いが、これは何を意味しているだろうか。
日本ではネグロくんのように暮らしてもらうことはできないが、同居犬の自由度を今よりも上げることはできるかもしれない。
ロングリードでののんびり散歩もその一つだ(リードを伸ばしっぱなしにするのではないことに注意)。
庭がある家だったら、庭にフェンスをして室内と出入り自由にできる。
何かできることはないか考えてみよう。
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