2019年7月28日日曜日

広島本部・7月28日

広島本部・7月28日
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
広島滞在あと3日半・・・この間に私には

まだまだ
やることが残っていて

そのやることを
来月に回そうとしても

来月から
《全国TNR一斉》が始まるから

来月こそ
広島に滞在するのは6日のみじゃし・・・

う~~~ん
時間がなさすぎじゃね・・・


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そんなときはあせらず
た~坊のように《のんびり》と・・・



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牛がこんなに真横になって寝るのは
安心している証拠だから

見てるこっちも安心します♪



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ね!た~坊♪

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お久しぶりのウサギさん




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終生飼養でウサギが2羽来ました。

2匹ともオスで未去勢で

マウンティングばかりやって
ぜんぜん落ち着かないので

去勢しました。



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この子たちは
ラビットフードばかり食べていたから

毛がボサボサになっているので
これから健康的な食餌に変えていきます。


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ケージの下のすのこは
見た目は足の裏が痛そうですが

これがぜんぜん痛くないんですよ!!

このスノコがあれば
オシッコで体が汚れないから

ウサギの生活の質が保たれるのです。


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連日センターから来る負傷子猫


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広島県内の4つのセンターでは
《できる限り生かそう》の精神が浸透しており

負傷猫も積極的に譲渡しようと
努力をしています。

・・・ただ

《急いで医療をかけないといけない》
負傷猫を

今の今・・・すぐのすぐに
引き出してくれる人がいないから

必然的にうちにやって来るのです。

負傷猫の治療や生活全般のお世話は
大変な面が多いけど

頑張る姿に勇気をもらえるし

私としてはそのお蔭で

一般の動物病院より
負傷猫に対する扱いがウマくなったんじゃん

・・・と思うし
ええことだらけなのです。



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こないだ
広島市のセンターから来た負傷子猫は

圧迫排尿すると
真っ赤な血尿が出ました。



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すみません・・・

もったいないからペットシーツ1枚で
何匹かの排尿をさせるので

わかりにくいですけど

左上の真っ赤なのが
《最初に出た》オシッコです。



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事故に遭うと
血尿になることがあるから

私は負傷猫の血尿に対しては冷静です。



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翌朝のオシッコです。

オシッコに
あんなに鮮血が混じっていたのに

たった数十時間で・・・ほら・・・
ずいぶん落ち着いたでしょ



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骨折もあるし腫れているし
ナックリングもしています。


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それでも
この子は生きています。

この子が死ぬ日はこの子が決めます。




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間違っても
《ただの人間である》センターの職員が

《負傷猫》というくくりで
安楽死と言う名の殺処分を《安易に》しないこと

このことを私は

全国のセンターの職員に
声を大にして言いたいです。


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うちには
負傷で立てない子がたくさんいます。



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それでもみんな生きています。
死ぬ日はその子が自分で決めます。

間違っても
《ただの人間である》センターの職員が

《負傷猫》というくくりで
安楽死と言う名の殺処分を《安易に》しないこと

なんでもかんでも殺処分していた頃と
今とでは

時代が180度変わったんです!

生かす道を探すべき
これこそが《センター職員の仕事》です。


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ちゃんと飼われていない犬

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九州の人から
雨が降ろうが矢が降ろうが

犬小屋ひとつあるだけで
炎天下の下でつながれたままの犬が

いよいよ痩せて立てなくなった・・・から
「助けて欲しい」と相談されました。

このような不幸は日常的かつ
日本中どこでも起きている問題です。

私の答えはひとつです。

『私に助けろと言う前に
あなたはその子に何をしてあげますか?

あなたが何もしない(できない)のなら
私も何もしません』

厳しいですけど
何もしない人には何も協力できません。

その代わり

相談者が一生懸命やるのなら
私はなんでも協力します!

相談者は
「わかりました!やります!」

私の条件をすべてクリアしてもらいました。

そして
7月27日(土)

その子はやって来ました。




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小さい忍に抱かれてこの大きさ・・・
痩せとるね・・・




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こないだ亡くなった
ボサを思い出すね・・・



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ボサも最初は
骨の標本みたいじゃったよ・・・




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未去勢だしカケションがしたいが

とてもとても体力が無さ過ぎて
片足じゃ立てん・・・




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もとは
大きな子じゃったんじゃね・・・

首輪が物語っとる・・・

首回りに
げんこつが入るぐらい痩せたんじゃね・・・




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長時間
立つこともできんし

触ると・・・ほら・・・まんま頭蓋骨

目ヤニが出ているのは
栄養失調な証拠じゃし・・・

相談者が面倒を見ていた間も
ほとんど何も食べたがらなかったんだそう

飢餓状態の限界???
そんなことはない!

犬は雑食動物
消化器官は割と強いから・・・



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私が
美味しいモンを用意しよう!

※※ニオイが強いから
一般的な猫の缶詰を選びました。


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その猫の缶詰を
私の手でしっかりにぎって

マイセンのお皿より高級な
手皿でどうや?

これが一番うまいんで!




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ほら・・・食べたじゃろ♪

犬は人間と同じ雑食動物じゃけぇ

愛情たっぷりのお母さんがにぎった
おむすびは

なんにも代えがたいウマさを
感じるんじゃ

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そして今日7月28日
2日目の朝

お腹に優しいごはんを完食し
お昼には


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穴を掘っていました。

昨日までは
立つのがやっとだったのに・・・

穴を掘る元気が少し出たのかな・・・
自分の飲み水も砂もぐれ(笑)

この子の名前は
ボサが菩薩からボサにしたように

如来から《たた》
言いやすいので満場一致で《たた》

すでの『たた!』と呼ぶと
シッポを振ってくれます♪♪

『たた』はフィラリア陰性でしたが

肝数値が悪いので
しばらく投薬しながら補液しながらいきます。

私たちは太らせることには
自信があるので♪♪



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今日の動画は
もちろん『たた』です。

たたが
ゆっくりですけど

お皿のごはんを食べている姿です。

なんでもないようなことですが
食べられなかった『たた』には

大きな一歩なのです。