from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
2019年5月28日
夜8時過ぎ
マリー&山羊たちを乗せる
馬運車が
広島本部に到着しました。
そのときは「到着しました!」
・・・の連絡がすぐ来たのに
「出発しました!」の一報が
なかなか届かない
およその見当をつけ
『もう乗ったじゃろう!』
・・・と思っても
「出発しました!」の連絡が来ない・・・
待ってる私は3分も待てん
イライラして電話をすると
広島の者たちはワンワン泣いてて
まったく話にならん
・・・そうね
・・・そうね
・・・そうね
私は
これからも栃木拠点にいる間は
マリー&山羊たちと一緒にいられる
・・・けど
広島の者たちはもう簡単には会えん
5年半・・・
ずっとお世話をしてくれたのは
お前たちじゃし
そりゃ~私に連絡するより
みんなで泣く方が《人として正解》じゃ
5年半・・・長いよ・・・長い
そんなに簡単には別れられん・・・
マリーは
このお姉さんが気に入ったみたい
私にはわかります。
マリーは知らない人を
こんな近くには寄せ付けないからね
夜8時過ぎ
マリー&山羊たちを乗せる
馬運車が
広島本部に到着しました。
そのときは「到着しました!」
・・・の連絡がすぐ来たのに
「出発しました!」の一報が
なかなか届かない
およその見当をつけ
『もう乗ったじゃろう!』
・・・と思っても
「出発しました!」の連絡が来ない・・・
待ってる私は3分も待てん
イライラして電話をすると
広島の者たちはワンワン泣いてて
まったく話にならん
・・・そうね
・・・そうね
・・・そうね
私は
これからも栃木拠点にいる間は
マリー&山羊たちと一緒にいられる
・・・けど
広島の者たちはもう簡単には会えん
5年半・・・
ずっとお世話をしてくれたのは
お前たちじゃし
そりゃ~私に連絡するより
みんなで泣く方が《人として正解》じゃ
5年半・・・長いよ・・・長い
そんなに簡単には別れられん・・・
マリーは
このお姉さんが気に入ったみたい
私にはわかります。
マリーは知らない人を
こんな近くには寄せ付けないからね
マリーと山羊たちは1100㎞
ずっと立っているから
途中で休憩してもらいながらの旅
マリーは蹄葉炎だし
疝痛(せんつう)が起きるかも知れん
いろんなリスクがあることを
承知の上での移動です。
私も
いくら納得したとはいえ心配は心配
運ぶ人たちも
イヤだったと思いますよ・・・
よく受けてくださったと思います。
いや・・・ホントに
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
マリーの
道中の安全を最優先に考え
山羊の中で
1番大きくて1番やんちゃなペーターは
あれでも
マリーに頭突きしたらいけんので
こゆきと交代して
みなしごバスで移動させることに・・・
こゆきはね
人間には頭突きしますけど
マリーには絶対にしないのです。
みなしごバス内でのペーター
独りっきりにされ
バスという未知の乗り物に乗せられ
緊張してオシッコが出まくり・・・
道中バスタオルが
足らなくなるかとヒヤヒヤしました(笑)
栃木拠点に到着しても
「べ~べ~」鳴いて
犬たちの《騒ぎを誘発》しまくり
栃木拠点の犬たちも
UPAやこゆきがいることは慣れていますが
ペーターは初
「なんじゃ!この鳴き声は!」
・・・と大騒動
覚えて!覚えて!家族じゃけぇ!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私たちにとっては
長い長い24時間でした。
オジサンは
曲がり角まで見に行っては戻り
行っては戻り・・・
『そこまで行かんでも
ここに来たら県道が見えるよ』
もうね・・・教えても聞かんのですよ
ウロウロするばかりで(笑)
こ~ゆ~緊張した場面に弱いんですよ
このオッサン(笑)
自分の気持ちをコントロールできんで
あんまり言うとキレるしね(笑)
逆に私は
こ~ゆ~緊張する場面がとことん好きで
成功するシーンしか想像できんので
用事をしながら待っていました。
・・・で
ウロウロした割には
馬運車のライトが見えたら
「来た!」とか言って逃げるし・・・(笑)
えぇぇぇ・・・意味わからん
私は
馬運車にひかれるぐらい真正面に立って
両手を目いっぱい広げて
『ようこそ!ようこそ!待ってたよ!』
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
馬運車が停まって
『マリー!!』と呼ぶと
マリーが
「ヒヒ~ン!」と大きな声で鳴きました。
もう何年も聞いたことがない声
『大熊におったときと同じ声じゃ!』
「うんうん
これはマリーが喜んだときの声じゃ!」
2011年4月から8ヶ月間
福島県大熊町の福島原発から
1㎞も離れていない梨園にいたマリーに
チモシーとお水を持って行くと
いつもマリーは
「ヒヒ~ン!」と大きな声で鳴いてね
体全体で喜んでくれとった・・・
今日から・・・いや・・・今から
ここがマリーたちの家じゃ!
(仮ですが)
オジサンは
寝床にワラを敷き詰め始めました。
馬運車が到着する前
ウロウロするオジサンに
『ワラでも敷いたらど~や?』
・・・と言ったら
「湿気がきたらいけんけぇ
まだ敷かん!」
・・・と(笑)
10分20分のことで湿気って・・・
しかもここは乾燥地帯じゃし(笑)
「ここはどこ?」
怖くて怖くて馬運車の奥に隠れて
なかなか降りてくれなかった
アオ&メロンです。
マリーはすごい食欲で
3段の餌箱のチモシーを
あっちこっちと移動しては食べていました。
オジサンがこしらえた3段の餌箱は
わりと好評です♪
2011年12月の寒いとき
福島県大熊町から
栃木拠点まで130㎞
たったこれだけの移動で
汗びっしょりだったことを考えると
今回の1100㎞の移動が
いかに快適だったか・・・でしょう
馬運車のスロープが下りるなり
「栃木拠点に着いたの?」
真っ先に
なんのチュウチョもなく降りてきた
こゆきちゃん
さすがです!!
こゆきは移動のプロですから♪
ボクはこれからも
お母さんがいないと生きていけないから
夜は一緒に
みなしごバスで寝るよ
・・・by UPA
UPAが
みんなと一緒に寝てくれたら
これほどラクなことはないのだが・・・
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
朝5時
みんな早起きじゃね♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
マリーには
今日はまだ痛み止めを頓服仕様で
飲ませました。
これまでも
多くの人たちに助けられてきた
福島原発被災動物の
マリー(大熊町)&
アオ(大熊町)&メロン(楢葉町)は
今回もまた
多くの人たちに助けられて
無事に栃木拠点に戻って来ました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
2011年・時の政府は
福島原発20㎞圏内に取り残された
大動物たちを
《放射線物質に汚染したから》という理由で
全頭処分すると決めました。
放射線物質に汚染されただと?
誰のせいで?
汚染されたから殺す・・・というなら
私も田原君も原発作業員も
20㎞圏内に長いことおった者たちは全員
殺されるということ?
それとも
私たちは《人間だから》セーフ??
おかしくないですか?
何ひとつ悪いこともしていないのに
置き去りにされてもなお
文句のひとつも言ってないのに
大動物=産業動物=売れないなら殺す
なんじゃこの図式
こんな理不尽なこと
心ある人間なら誰だって《抵抗する》でしょう
あのとき与党と呼ばれ
絶大なる権力を誇っていた政治家たちは
気づいたら《てんでバラバラ》になり
今じゃ何党におるのかも
どんな素晴らしい政治的活動を
なさっておられるのかも
サッパリわからん!
あのとき・・・
マリーを保護した私を
超・政治的圧力で
ガンガンに攻めてきていた
偉い偉い政治家と偉い偉い官僚は
今どちらに???
マリーは栃木におるよ~~♪
ついでに私もおるよ~~♪
時の政府に追い込まれながら
マリーを殺させなかった私は
お蔭さまで
変な自信がついちゃってね
少々のことは屁にしか思えんし
ある意味
《あの時のこと》は大変感謝いたしとります。
マリーは生きとるよ~~♪
ついでに私も生きとるよ~~♪