2019年4月28日日曜日

ネグレクトを減らすためにできること

ネグレクトを減らすためにできること
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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犬猫たちの朝ごはんが夏時間の午前4時になり、そのあと二度寝するスケジュールになった。

今朝は雨だったので二度寝のときに少し寝過ごして7時になり、はっちゃん(秋田MIX♂6歳)にドアトントンで起された。

マルちゃん(大型犬MIX♂10歳)がトイレを我慢しているので急いで起きようとしたら、世界がぐわんと回った。

まためまいだ。

吐き気もするので、マルちゃんを出した後に頭を高くしてベッドに寝て、しばらくじっとしていた。

体勢を変えるとまためまいがするので、一度起きたら寝られない。

だが今日に限って雷と大雨になった。

はっちゃんがブルブル震えるのでベッドで添い寝してあげたい。

そこではっちゃんと同じフセの体勢になって、頭を低くしないようにしながら隣で寄り添った。

普通に仰向けに寝るよりも、この方がはっちゃんには効果的なようで、すぐに安心してくれた。

意外なところで発見があるものだ。

さて今日、4月28日は先住犬ペペさん(ヨーキー♂2006年没)の命日だ。

悲しみは変わらず、そのあとに亡くなった子たちの分と一緒にしっかり蓄積されて行っている。

ペペさんは一般家庭で放置虐待(ネグレクト)されており、そのあとに迎えたルルさん(ヨーキー♀2017年没)はペットショップで放置虐待されていた。

ふたりともボロボロな状態で迎えたので、思い出すと心が痛む。

ペペさんは長らく餌だけ与えられて世話もされずに放置されていた。

そして保健所に持ち込まれた。

ルルさんも脚に障害があるので売れ残り、長らく放置されたのち殺すという話が持ち上がって、ショップの店員がその知人に譲渡した。

だがそこでも世話されずに放置されて家に来た。

なぜこうした放置虐待が起こるのだろうと何度も考えたが、理由は複合的だと思う。

そもそも犬という動物を、理性や感情を持った生き物とみなしていないというのが根底にありそうだ。

人間の役に立つもの(癒しや使役など)として捉えていると、役に立たなくなったら捨ててしまうのは当然の帰結だ。

はっきり意識していない場合でも、心の底にそういう思いがあると引きずられる。

子どものネグレクトと同じように、直接的なきっかけは忙しくて時間が取れなくなったり、思っていたのと違ったり、犬に関する知識が欠けていてどう接していいかわからなかったり、かわいいと思えなくなったりということかもしれない。

そんなときに相談できる人がいるといいが、そのときにはすでに犬にはいわゆる「問題行動」がたくさん出ていることが多いだろう。

すると厳しくしつけをするとか、トレーニングに出すとかいうアドバイスを受けて、さらに問題をこじらせることなりかねない。

実際、そういう話をよく聞く。

だがそもそも犬にそれほど興味が持てなくなっている状況では、自分にとって面倒なことはしたくない。

ストレス行動は、犬のことをしっかり学んで一から関係を築きなおせば改善するが、人間にその気がなければ改善はしない。

これらの流れを見ると、犬を迎える前の段階で犬についての正しい知識を得ておくことがまずは大切だ。

小型犬には散歩はいらないとか、子犬はケージに入れておけばいいなど、虐待を推奨するアドバイスが犬を売ろうとする人によってなされていることも問題だが、迎える側も自分でよく勉強しておくことが必要だろう。

その上で、犬との暮らしのイメージをしっかり作ることだ。

犬と住める環境にあるのかの検討が不十分なケースが多いように感じている。

十分な室内スペースと庭やベランダへのアクセス、静かな散歩場所の確保、落ち着いた安定的な家族関係、明るい時間に散歩できるようなタイムスケジュール、体力、金銭的余裕、心の余裕(これ大事)など、犬と暮らすにはいくつものハードルがある。

小型犬なら大丈夫ということはまずないと思ったほうがいい。

そんなことを言ったら犬と暮らす人が減るという人がいるかもしれないが、それでいいのだ。

売れ筋の純血種を無謀な繁殖で大量生産、大量廃棄するやり方は、すなわち不幸な犬を大量生産することに他ならない。

ペペさんもルルさんもその犠牲者であり、他にも数え切れないほどたくさんの名もなき犬たちがひっそりと命を奪われていっている。

このシステムを法規制によって変え、個人の意識向上を図ることが喫緊の課題だ。

わたしは、改革のための第一歩は「知ること」だと考えている。

犬の生態についても、またペット産業のシステムについても、まずは知ることから始めよう。

目を閉ざしていると、知らないうちに意図せずして悪の加担者になってしまう。

犬のことをよく知って仲良くなったら、双方にとってこんなに幸せなことはない。

そのためにみんなで知恵を絞ろう。

こちらからどうぞ→http://blog.livedoor.jp/maopopo_maopopo/archives/cat_1277558.html

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