from : Cat Cafe ねころび
スタッフすーじーです。
桜はいよいよ緑がかり、春まっさかりですね。
さてブログいきます(唐突)
ねこ。
じつに表情豊かな生きものですね。
甘えたり、
怒ったり、
寄せ付けないくらいそっけなかったり。
猫がペットとして親しまれるようになったこの数世紀以前も、猫たちは、巧みな距離のとりかたで、ヒトとの生活を楽しんできました。
<問題です(唐突)>
Q. 社交性がより高いのはどちらでしょうか?
a. 犬 b.猫
少しでも迷ったあなた、「犬」と答えたあなた、
あるいは、猫の表情豊かな部分に惹かれるあなたへ、
今日はこちらの本をご紹介いたします。
猫に笑い、猫に怒り、猫に癒され、猫に学び――
こちらの『猫ヲ読ム』は、文筆家、漫画家たちが猫について綴った言葉を、見開きにひとつずつ紹介しています。カテゴリはおおまかに8種類に分かれており、それぞれの視点から、ヒトと暮らす猫たちの表情が描かれています。
おおきさはペコちゃんのおなかくらい
この本を読めば、猫がどれほど多様な顔をもち、そしてどれほど賢くヒトを観察して暮らしているのか、お分かりいただけるのではないでしょうか。
以下に一例を挙げましょう。
「何でか知らんけど猫は猫嫌いに寄っていくんだわあ」
(猫ヲ知ル、p.35)
ずっとあくびして仕事妨害するペコちゃん、私は猫好きです。念のため
「正直なところ私は猫に飼われている」
(猫二狂ウ、p.179)
ページはこんな感じ(味のある挿し絵はホリナルミさんです、HPはこちら)
「一定の距離以上人間に踏みこませないようすは、世話にはなっても魂は売らないと主張しているかのようだった」
(猫二学ブ、p.233)
写真はねころびのあすかちゃん
猫は気ままです。気ままで、とても賢く、共生という点において、常に周りとの絶妙な距離のとり方で、あらゆる環境に適応してきました。この本を読めば、猫は社会性という点において、犬に引けを取らないくらい立場を理解する動物であることがわかるはずです。そう、ヒトにも引けを取らない……どころか、ヒトよりうまいのでは? 社会での距離感に悩む現代人にこそ、猫の生き方は参考になるかもしれません。
ふだん、本を読むヒトも、そうでないヒトにも、
『猫ヲ読ム』、おすすめです!
スタッフすーじー