from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
ニホンザルは
単に野生種というだけではなく
人に危害を加える恐れのある
危険な動物(特定動物)というくくりなので
飼養施設ごとに
都道府県知事又は政令市の長の許可が必要で
飼養施設の構造や保管方法についての
厳しい基準を守らなくてはなりません。
ニホンザルは
かなり社会性のある動物だから
コミュニケーションは絶対不可欠で
仕事等で
長時間留守をする家庭での飼養は
人間との共生を学ぶ前に
孤独感を味わしてしまうので不向きです。
そんなこんなを考えたら
これまで私が飼養してきた動物の中で
飼養が
一番難しいのがニホンザルだと思います。
もちろん
その分
かわいさもハンパないですけどね♪
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うちのニホンザルたち
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1番最初に保護したのは
群れから離れ猟友会に捕獲され
いったんは猟友会のメンバーが飼養したが
飼養しきれずうちに来た・・・という
山口県出身オス猿(去勢済み)
あきら6歳(保護当時2歳半)
※※あきらのことは
これまでもいろいろ書いてます。
2番目に保護したのは
《おとり猿》をやらされていた
山形県出身メス猿(避妊済み)
よしこ3歳(保護当時1歳)
3番目に保護したのは
極寒の山中で倒れていた
岡山県出身のメス猿(避妊待ち)
ひさこ1歳(保護当時4ヶ月)
※※うちはニホンザルの保護は
このひさこで打ち止めジ・エンドです。
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ニホンザルは
《危険な》特定動物ですし
頭脳よく農作物を荒らすと言われ
山間部ではとっても嫌われている動物です。
・・・が
私は
どんな生き物でも
人間の都合が悪いというだけで
忌み嫌うのはいかがかと思います。
そりゃ~ね
いろいろ迷惑かけますよ動物ですもん
・・・でもそれを許し
共に生きようと努力するのが
私たち人類じゃないですかね?
私にだって
腹の立つ人間は山のようにいます。
野良猫に
石を投げるようなヤツもそ~じゃし
1mの鎖で犬をつなぎっぱにして
コゲた鍋で緑色の水を飲ます飼い主もそ~
私みたいなガラの悪いオバンには
何も言わんくせに
おとなしいうちの従業員や私の同志たちに
不快なことを言うヤツもそ~
そいつら全員クソじゃと思うし
ぶん殴ってやりたいと思いますよ
・・・けど
私ももうええ年のオバサンになって
いろいろ責任も増えてね
若い頃みたいに
好き勝手やるわけにもいかんし
そこをグッとこらえんとダメでしょ?
自分の思い通りにならなくて
頭に来たからって殴るとか殺すとか
人として
絶対にやっちゃいけんことでしょ?
なのに
腹が立つ相手が動物じゃったらええの?
相手が動物なら
簡単に殺してもええの?
丹精込めて作った作物を
喰い荒らされたらそりゃ~腹が立つでしょう
・・・けど
ちょっとだけ
ニホンザルのことも知ってほしいと
私は思うのです。
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ひさこちゃん
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うちの中で
一番小さなひさこちゃんは
ようやく1歳になったばかりの
まだ幼獣です。
ひさこは
中国山地の雪深い山で
行き倒れているところを
猟友会のメンバーに発見され
あまりに小さいので「かわいそうだ」と思い
連れて帰ってもらったんじゃが
なかなか馴れんし
「猿は凶暴」とのことで飼養を断念して
うちに来たのです。
うちに来るまでのひさこは
猟友会の人から
抱いて
かわいがってもらえたわけでもなく
ケージの中で独りきり
食べ物は
ピーナッツとりんご
ただただ
2段ケージの中で《生きて》いたのです。
ひさこを引き取るとき
猟友会の人たちが
「どうやってケージから子猿を出すか」
・・・と話していたので
『子猿は私が出すから大丈夫!』
・・・と割り込みました。
すると
ニホンザルに詳しいと自負する
猟友会のジイサンが
「いやいやとんでもない!
子猿も防衛本能があるんで
ひどく噛みますよ!」
・・・と
あら・・・そ~でっか
では見といてください私のワザを!
2段ケージの隅っこで
攻撃スタイルでいたひさこを
私がスルっと抱きよせたので
猟友会の人たちは驚いていました。
私はあきらに噛まれまくって
さんざん泣いた人間です。
それなりに
ニホンザルについては学習してます。
おそらく
猟友会のメンバーの誰よりも!!
1本のバナナと同じ大きさの
ひさこちゃん
いっちょ前に
私の手を噛む噛む噛む(笑)
そして
いっちょ前に
噛まれたら痛い痛い痛い(笑)
とにかく私はコミュニケーションを一番に
噛まれながらもひさこを離さず
ずっと抱っこして話しかけながら
長い時を過ごしました。
犬や猫と同じに
まずは《美味しいモノ作戦》
嫌がることはやらないけど
言うことを聞かないと
私は大きな声で叱ります。
その代わり
言うことを聞くと死ぬほどホメます。
そして
絶対にそばを離れない・・・
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翌月には
ええ感じの親子になりました。
みなしごバスの中
スマホをいじる私の腹の上で
一緒にスマホを見るひさこ
「見えにくいけぇ
スマホをもっと近くにしてよ!」
『それはできん
近くにしたら母さんが見えんけん!!』
猫がいっぱいいる生活も
当たり前になり
少しずつ体もおおきくなりました。
やはり
ぶどうは好ききですね
それはハクビシンもそう
私もそう(笑)
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動物と暮らすということは
多少なりとも
自分の生活を犠牲にせねばなりません。
それが
ニホンザルと暮らすともなると
山の中で生活するぐらいの気持ちにならんと
まず無理です。
山羊のこゆきと
子猿のひさこと
人間のオバサン
こんなとこで寝てますけど(笑)
山にはヨガマットすらないしね
寝れるだけありがたい
寝れるだけ幸せ
ひさこさん
ずいぶんと
しっかりした顔になりました。
みなしごバスにて
ある夏の日の早朝
うちの猿の中で唯一早起きのひさこが
UPAに抱きついています。
あ!UPAちゃんウン〇タ~イム♪
次々出てくるのがおもしろい
ひさこさん
しまいには
かき出すお手伝いをしてみたり
もちろん
その下に私は寝ています。
常識的に生活をなさっている方々には
驚きの連続でしょうが
私の生活じゃ
頭元に山羊のフン
体全体には猿のフン
足元には鹿のフン
よかったじゃん中谷さん
そこに人間のウン〇がなくて♪♪
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動画でどうぞ