2018年11月2日金曜日

新潟県の動物愛護行政について

新潟県の動物愛護行政について
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
新潟県上越市で何十年間も
農業用ハウス出入り自由の外飼いで

猫を20匹前後
飼っていた人がいました。

出入り自由の外飼いだから
近隣住民との糞尿トラブルは普通に起き

住民は行政機関に苦情を言い
苦情を言われた上越市の保護センター職員は

そのたびに
飼い主を訪問していました。

おそらく
上越市の保護センターでは

苦情が来るたびに「またかよ」
・・・やれやれと重い腰をあげ

《苦情が来れば行くしかない》

【解決にならない訪問】を
繰り返していたものと思われます。

【解決にならない訪問】だったからこそ
こんにちまで「尾をひいて」

こんな私にまで
相談が舞い込むわけですから


。。。。。。。。。。。。。。。。。。



去年の夏のこと

近隣住民から苦情により
いつものように職員が出向いていき

職員が飼養頭数を減らすよう《提案》し

飼い主が高齢になったことも加わり

飼い主は自分が飼養してきた猫の中から
9匹を引き渡し

9匹の猫はなんの罪もないのに
殺処分されました。

この時点でも
一番悪いのは《無責任な飼い主》です。

飼い主はわりと裕福で
生活に困窮してもいないのに

不妊手術も施さずダラダラ飼い続け

あげく
9匹の猫を引き渡したわけですから


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



それからまた月日が流れ
またまた近隣住民からの苦情が来ました。

そりゃ〜そうですよね。

9匹を殺処分しただけで
残りの猫はそのまま猫は残ったわけだから

トラブルは再発しますよね!

そしたら今度は《なぜか》
上越市の保護センターの職員は

猫がいる農業用ハウスを封鎖して
猫に餌を与えるな!と指示

それにより猫は住み処を追われ
これから寒くなるというのに路頭に迷い

散らばった猫により
さらに広範囲でトラブルが勃発!

動物愛護の観点からも
苦情に対する処理の観点からも

なんら《解決にもならない上に》

今まさに猫たちは
生き地獄を味わっているのです。

頭数を減らせと言ってみたり

ハウスを封鎖して
餌を与えるなと言ってみたり

どこに
上越市の愛護行政が機能していますか?

★一部殺処分させた
★ハウスを封鎖させ給餌給水をやめさせ
猫を散らばらせた

これ解決ですか?


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


もちろん

今さら何を言っても
殺された猫は生き返りはしませんが

私はこの9匹の猫の死を
【無駄にはしたくないのです】

この子たちの犠牲があったからこそ

上越市の動物愛護行政
はたまた新潟県の動物愛護行政が変わり

《猫の命をクソとも思わない》体制から
《猫の命を重んじる》体制へ変わった

これがいいじゃない?
これしかないでしょう!

現時点ではセンターは
一丸となって

《深く深く深く》反省すべきでしょう!

なのに

上越市の保護センターの課長は

【簡単に猫を殺処分したこと】を
まったく反省もせず

驚くほど強気一辺倒で大声で私に言います。

「私どもは
法令に沿って職務を遂行しております」

ヘソが茶を沸かしません?
法令に沿って職務を遂行したのなら

なぜ
こんにちまでトラブルが続くの?

解決できない法令なら
ハナから要らんじゃんか(笑)

田舎にありがちな
旧態依然とした上越市の動物愛護行政

これがすべての原因!

・・・なのに
課長は何を聞いても

「その件は地方公務員法に沿い
個人情報にあたるのでお答えできません」

私は飼い主の情報は知っていて
飼い主については何も聞いてない

私が知りたいのは

《猫を殺処分しただけの
合理的な相当な理由》だけ

それしか聞いてない

・・・なのに課長は

お前はバカ?と思うほど
「お答えできません」の一辺倒

法令に沿って職務を遂行したのなら
答えられるじゃん(笑)

答えられないのは

動愛法にも環境省令にも
新潟県の条例にも沿っていないから

簡単に殺処分して終わらせようとしたから

今や
砂防ダムに落ちたイノシンをも助けるほど

国民感情が
動物の命に向いているとき

そんなときに

上越市の保護センターの課長は
旧態依然のまま声を荒げ

「業務に差し支えますので」
・・・と話の途中で電話を切る。

自治体の職員が国民の意見に耳を傾けない。

こ〜ゆ〜
公務員が強い時代があったんでしょうねぇ

そのときのままなのか
上越市の保護センターの課長は

たかだかオバサンが1人
ガタガタ言ったところで

「お答えできません」のひと言で
終わらせるつもりでいる

そうはイカのキンタマなのに・・・

あっという間にこの話が広がり

上越市の保護センターに
ガンガン電話がくることも予測できず

猫の命を奪っておいて

「お答えできません」のひと言で
済ませようとしてる

平成が終わり
新しい時代が来るというのに

残念なことじゃ・・・



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



同じ日本海側の自治体でも
秋田県はちと違いますよねぇ・・・

もちろん

秋田県にも「まだまだ」な点や
秋田犬問題とか色々ありますけどね

秋田県の大仙市には
猫多頭飼養者の家を何度も何度も訪問して

飼い主を説得して

猫全頭の
不妊手術にこぎ着ける職員がいます。

実際に
うちが不妊手術しましたもん♪

職員が不妊手術に同意させ

その不妊手術を
民間団体に頼むって凄いことなんですよ!

不妊手術も施さないで多頭飼養する人は
変わり者だから

どんな説得にも簡単には応じないしね

私たち民間人なら
あれでもなんとか説得できますが

行政職員だと難しいですよ

そもそも

職員が訪問したぐらいじゃ
玄関すら開けてくれないわけですから

それを根気よく通って
飼い主の心を解きほぐす職員って

日本広しと言えども
そんなにはいないですよ。

上越市にも1人
こ〜ゆ〜職員がいてくれたら

今回の不幸は起きなかったと思うと
残念でなりません。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



新潟県動物の
愛護及び管理に関する条例  

(猫の飼い主等の遵守事項) 

第 13 条の2 
猫の飼い主は、猫の健康及び安全を保持し、
並びに周辺の生活環境を保全するため、
猫を屋内において飼養し、
又は保管するよう努めるとともに、
不妊、去勢等の必要な措置を講じ、
当該猫がみだりに繁殖することを防止するよう努めなければならない。 

2 前項の規定にかかわらず、
所有者のない猫を飼養する者は、
その飼養する猫を放し飼いにする場合は、
不妊、去勢等の必要な措置を講じ、
当該猫がみだりに繁殖することを防止することにより、
当該猫の健康及び安全を保持し、
並びに周辺の生活環境を損なうことのないよう努めるとともに、
周辺地域の住民その他の者の理解を得られるよう努めなければならない。 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


条例を守らない飼い主がいたら
指導するのが職員の責務

職員の責務も遂行しないで

不妊手術も施さないまま
長期間放置しておいて

苦情がくると
《解決にもならない訪問》を繰り返して

とりあえず感満載で殺処分したことは
絶対に許されないことです。

旧態依然とした地方自治体は
今すぐ反省し変わるべきです!

そう思いませんか?

上越市の保護センターの職員は
言いました。

「上越市は猫が330匹持ち込まれて
170匹は譲渡してます」

オッサン!オッサン!

命は1分の1

1匹殺しても
殺したことには変わりがないんじゃ!

私に言わせれば

160匹も殺したらじゅうぶんじゃ!
たった百数十匹ぐらい助けたれ〜や!

努力が足りんのじゃ!

300匹あまりの猫の
半数しか助けていないのに

なんで職員ってのは
そんな屁みたいなことを自慢するの?

そ〜思いません?


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



私の話が嘘だと思う人は

上越市の保護センターに
問い合わせてみてください。

025-525-9263