from : ガオだらけな日々
昨日は抗がん剤デー。
朝起きたら雨がザーザー こりゃ散歩に行けないなー。
すっきりとンコしてから送り出したいのに・・と思ったら一瞬雨があがったのでそれーーーっ!!!
脱糞完了!!そして車待機はいつも通り。
一緒に出勤して・・と言っても車待機(苦笑)
2時間仕事をして早退。雨があがってたので7・8分散歩
そして病院へ・・・待ち時間長し
おまけに雷が鳴ってガオ君はブルブル~な待ち時間
今日はお迎えの時にいろんなことを言われる想定をしてました。
*残念ながら肺に転移が確認されました
*残念ながら喉に異物を感じるので再発の疑いがあります
*残念ながら肝臓の数値が悪くて(もしくは白血球が少ないので)抗がん剤を延期しました。
何を言われても「それは仕方ない」と思えるように覚悟して行きました。
なのにお迎えの時ではなく連れて行っていきなり
「前回の副反応(副作用)を考えると抗がん剤をやめた方が良いのではないかと思います。でもこのまま何もしないわけにはいきませんよ、喉のガンは必ず再発しますから。なので飲むタイプの分子漂的療法に変えてみることも考慮しています。どうされますか?」
え?今日はこれまでと同じ抗がん剤を投与するために来たのに「やめる」とか違う治療とか急に言われても・・と頭が真っ白になりました。
「副反応がひどいって・・あたしも母もあんな程度で良かったって思ってます」
「食欲不振もあったでしょ?」
「あれはメンタルが大きいと思います。気持ちが悪くて食べたくないとか欲しくないと言う感じはしません。好き嫌いは確かに激しいですがほぼメンタルです」
「とにかく嘔吐と言う反応が出た以上同じ抗がん剤を続けるのは避けたい状況です」
「そんなぁ・・数回吐いただけで元々この子は吐き癖があるし本当にあれが副反応だったのかと微妙って思うくらいで・・だってそれを言えば昨日の朝だって吐きましたよ。この子は吐くことは子供の頃から全然珍しくないし本人も辛いと思ってませんよ」
どれだけあたしが訴えても先生は「じゃあやりましょう」とは言わない。
どうして?どうして?あんな嘔吐全然たいしたことないよ!前回だって軟便の副反応が出たけど毎回じゃなかったやん?毎回出たのは投与後10日すぎの震えと熱だけだよ。だから今回吐かないかもしれないやん!!
あたしが納得しない顔をしての沈黙・・。
「じゃあ今回は半分の量を投与しましょう。普通なら半分の量では反応はでないでしょう。もし次も出たらこの治療はやめましょう」
ガオを預けて納得しない顔をして帰宅。
婆に話すと婆も「あんな程度で何もやめなくても・・ガオしんどそうじゃなかったしねぇ」
バイト中もせーこちゃんを捕まえてあーでもないこうでもない。
飲むタイプの抗がん剤の中には糞尿の始末もしっかり手袋、多頭飼いは隔離して生活・・みたいなものがあると以前聞いたことがあったのね(うろおぼえ)
ひびこに影響が及ぶかもしれない(もちろん自分にも)
ひびこへの影響とガオの生きる道のどっちを取るんだと言われてるような気持ちになりました。
するとせーこちゃんが一言
「ガオを取るかひびこを取るかの前にガオは薬飲まないやろ?薬はなしや」
ハッそや今でも大変なのにこれ以上薬は増やせないやん
あたしね、口に手を突っ込んで喉の奥に薬を入れることはしたくないのです。
それを小さい頃から準備してあればなんてことないでしょうが今のガオであれば嫌がるのを捕まえて口をこじあげて(たぶんガオと格闘してあたしが噛まれながら)喉の奥に薬を入れる・・それを毎日。
辛い日々を乗り越えての今の信頼関係を崩すことはしたくない。
お互いにストレスを抱えての闘病生活は望みません。
できる限り笑って楽しい時間を過ごしたいのです。
お迎えの時間・・元気なガオとちょっと対面してからレントゲンの画像診断ルームへ。
「肺への転移は見られません。血液検査もよくない数値はあれどもまずまずですかね。なのでこの量で副反応が出ないことを祈りましょう。出たらその時はやめましょう」
「この数時間考えてたのですがあたしは飲むタイプは希望しません。なぜならば今のガオは何よりも薬がストレス。残された時間を考えると積極的になれません。」
先生は飲むタイプを試さないのはもったいないような表情をしました。
あたしは嘔吐がどうしてそれだけ問題になるのか理解できない旨を伝えました。
「素人判断と先生の判断は先生の判断がどう考えても正しいに決まってる。だけどあの程度の嘔吐がどうして・・」
先生の説明は一応理解できました。
出てなかった反応が出たと言うことは次に大きな反応が出てガクンとダメになる可能性がある。
これまでの経験の統計上その可能性を否定できないと。
抗がん剤でガオ君を死なせることはできないから防げることは防ぎたい。
嘔吐と言う反応は状態が相当悪い時に出る、それが出たと言うことはとても重大なことだと。飼い主さんがいくら続けたいと言っても自分はやらないと。
あの優しい院長先生がかなりしっかりとハッキリとキッパリと・・納得せざるを得ないと思いました。
半分の量でも反応が出なかったとしてどの程度の効果があるのだろう・・
飲むタイプをやらないと決めたら何もしない状態でどれだけ生きられるのだろう。
そろそろQOLを重視する段階になって去年とは違うのだなと感じました。
そんな昨日の我が家ですが特にあたしは凹みもせず
明日はこの笑える婆ちゃんズデーレポを書きたいと思います。
クソー!!それにしてもあたしの人生まだまだパンチをくらうぜ
ガオ(とひびこ)が一緒に居てくれたから乗り越えてきた人生。
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*覚書
腫瘍発覚から今日で526 手術から496日
カウント伸びてます!頑張れガオ!!