from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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雨が降って部屋で寝るマルちゃん(大型犬MIX♂9歳)。
口を半開きにして熟睡していた。
カメラに気づいて薄目を開けたので、「ごめんね」と謝ったら、尻尾をパタッと振って返事をしてくれた。
少し後でトイレに行くときに通ったら、こんどは体勢を変えていた。
夜寝るときはこうやってわたしに撫でてもらい、そのうちに一番上の写真のようになって熟睡モードに入る。
こんなにこのベッドを気に入ってもらえるとは思わなかったので、とてもうれしい。
母や妹が泊まりに来たときに使おうかと思ったが、もうマルちゃん専用にしよう。
さて、昨日の記事で新たに小型犬を迎えようと思っていると書いた。
すると犬が一時的に4頭になり、ピーちゃんが里子に行ったのちに3頭になる。
ちょっと多すぎるのではないか、ちゃんと世話ができるのかと思う方もいるだろう。
逆に、広い庭があるのになぜもっと犬猫を保護しないのかと言われたこともある。
PONOPONOでは、QOL(生活の質)を確保することを最重要課題としているので、自分についてもまたカウンセリングの際にも常に意識しているところだ。
多数の犬猫が年間何万頭も殺されているので、なるべくレスキューしたいところだが、QOLを維持しつつ世話できる頭数は限られている。
ずっと以前、庭に猫を保護する小屋を建てて欲しいと提案されたことがあったが、小屋の中でのケージ飼育だと、猫に多大なストレスをかける上に、健康管理も世話が行き届かず、さらに自分も忙しくなりすぎてうちの犬猫にもしわ寄せがいくのでお断りしたことがあった。
わたしは、犬猫の世話をしても、自分に余裕があるという状態を確保することが必要だと考えている。
そしてそれは、個々人の就労状況、余暇の過ごし方、経済状態、住環境、家族形態、社会生活、経済状態などによって変わってくる。
さらに、多頭飼育している場合は、先住犬猫と、これから迎えようとする犬猫の性格、行動、生育歴などによってもまったく違う。
例を挙げよう。
以前に、夫婦2名で暮らしていて、妻が家にいて夫が外で働いている方が、保護犬を迎えようとしていた。
先住犬は若くて活発な大きめ中型犬のオスとメスの2頭で、たいてい妻がひとりで散歩に行っている。
里子を検討している犬は大型犬で、ちょっと難しいタイプのオスだ。
妻は2頭を散歩するだけの体力はあるが、ときどき体調を崩すことがあり、そこにもう1頭大型犬が加わると、ちょっと体力的に厳しそうだったし、その犬の性格と先住犬との相性も不安要因があった。
そこで、もっとおとなしい小型犬のメスをお勧めした。
わたしも以前、大きめ中型犬のコンちゃんが出戻ってきていたときに、大きくてよく歩く犬3頭と、ときどきやたらたくさん歩く故ルルさん(ヨーキーメス享年12歳)の散歩で、毎日へろへろになっていた。
犬のQOL向上には散歩が重要で、1頭ずつ行くのが基本だが、よく歩く犬が3頭いると、体力的にも時間的にもけっこうつらく余裕がなくなってくる。
だが、もし何ヘクタールもあるような広大な敷地に住んでいたら余裕だ。
オフリード散歩ができる国に住んでいる場合も大丈夫だろう。
他方で、仕事のために留守がちで散歩時間が取れないとか、ずっと家にいるが外を歩く習慣がなくて散歩が苦痛だとかいう場合は1頭でも難しい。
犬の活動性によっても状況は変わる。
はっちゃん(秋田MIX♂5歳)は、ルルさんとマルちゃんがいるときに、生後6週齢で保護したのだが、子犬は1頭だけでも非常に大変で、わたしだけでなく犬猫みんな疲れきっていた。
トータル5~6頭以下の場合、頭数だけで判断するのは難しい。
猫の場合も、活動的な子猫を迎えるのは大変だ。
今うちには、15歳と22歳の猫さんがいるが、このひとたちはふたりでずっと椅子の上で寝ていて、ご飯前後にしか動かない。
22歳のキキさんは1日に5~6回ご飯を食べるので、給仕とマッサージやブラッシングをする程度だ。
ところが、2~3歳ぐらいまでの猫はかなり活発に遊ぶので、先住犬猫がいる場合はよく考える必要がある。
相性がいい若い猫が数頭いて、室内にキャットウォークなどがあったり、脱走防止策を施したすてきな庭があったりする場合は大丈夫かもしれない。
人間側の健康状態も重要だ。
病気などで寝込みがちな場合は活動的な犬猫、とくに犬は難しいし、入院などのときのシッターを確保することも必要になる。
ただし、精神疾患も含め、病気があるということよりも、日常生活への影響のほうが重要だ。
定期的に通院して薬でコントロールできている場合と、できていない場合と、何もせずに放置している場合ではまったく違ってくる。
こういう無限の組み合わせがあるので、カウンセリングなどでアドバイスする際には、人間と先住動物の状況について、詳細に聞き取りをするのである。
繰り返すが、犬猫たちの世話をして、なおかつ自分自身にも時間的、精神的に余裕があるという状態を確保することが大事だ。
それは個々のケースによってまったく違うので、もし新たに犬猫を迎えるかどうかお悩みの場合は、できればカウンセリングを検討していたけたらと思う。
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