とつこ&おばあちゃん
from : pet salon Mignon DIARY
座ったり、支えてあげると立てるようになって安心していたところ、とっちゃんは旅立ってしまった。
寝たきりになったら介護しようと張り切っていたのにあっさりしたものだ。
年末年始のお休みはとつこと家に引きこもるつもりだったけれど、それも叶わなくなってしまった。
8月末に発作を起こしてから、もう助からないと思ったのが復活してくれたので、あそこでたっぷりと介護させてもらったからそこで満足しろということか。
午前中は小学校の教室だったので元気に話をしてミグノンへ戻ってから花を買いに行った。
せっかくなのでいつも散歩に行っていた神宮の近くのお花屋さんで買いたくて、たまにしか開いていないけれどいるかな・・と覗きに行ったら開いていたので花を分けてもらった。
火曜日で通常ならセンターへ行く日だったので向かった。
どの子を引き出すか状況を見て決めようと思ったら、18歳でセンターに持ち込まれたおばあちゃんがいつもの部屋にいない。
あれ?おばあちゃんは?と聞いたら、状態が悪くて犬舎に移動させたという。
会わせてもらったらいつもの目の輝きもなく、貧血はなく、血圧もそこそこあるけれど立ち上がることもできない。
これは朝まで持たないんじゃないかな・・・。
職員さんがみんなで4ヶ月間可愛がっていたので、ここで看取りたいか、わたしが連れて帰るかを聞いたら、連れて帰ってくれた方が安心です、と言われたので引き受けた。
とっちゃんの場所が空いたから、遅くなっちゃったけど迎えに来たよ。
可愛いから連れて帰りたいって毎週会っていたのが4ヶ月も経ってしまった。
仕事も手につかないし、とつこのお別れを3時間だけすることにしてSNSで流したらたくさんの人がお別れにきた。
人間のお通夜でもこんなにこないよね・・と置き場のない花を工夫して並べる。
おばあちゃんはお別れ会の間は介護マットで寝てもらっていた。
軽い眼振も出ていて、先生と前庭障害だよね復活しますかね・・と話し合っていた。
お別れ会の終わり時間間近になり急変したので気道確保のために頭を抱えた。
すぐに呼吸が止まってしまったけれど心臓はしばらく力強く動いていた。
一瞬、酸素を繋ごうか・・と口走ったけれど、そんなことをしても仕方がないからやめよう、と心臓が完全に止まるまで抱えていた。
せっかく連れてきたのに遅すぎたか、と後悔したけれど、これでセンターの処分数は1頭減った計算になる。
センターの殺処分ゼロを目標にしている人がいるけれど私は反対だ。
高齢で衰弱していたり、事故で大怪我をしていたりで収容中に亡くなる動物は一定数いるけれど、それも全て死亡数(=処分数)にカウントされる。
大怪我をして治療が難しい場合は安楽死をしてあげて欲しいと思っているので、センターでの処分数ゼロ(=死亡数ゼロ)にこだわられると、苦しむ動物が増えることになってしまう。
【今後のスケジュール(譲渡会以外は要予約)】
11/12(日)12:00~16:00 ミグノン いぬ ねこ うさぎ とり もる いぐ 譲渡会
11/25(土)12:00~16:00 ミグノン いぬ ねこ うさぎ とり もる いぐ 譲渡会
11/26(日)12:00~16:00 水越美奈先生 犬の行動学講習会 「犬の老齢化」 ☆予約受付中☆
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