from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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湿疹が治るどころか悪化して、顔や背中にも広がっている。
散歩で外を歩くと、暑さと汗でさらにかゆくなる。
それでも、気分転換になるのでやっぱり散歩はいい。
マルちゃん(大型犬MIX♂9歳)とのんびり歩いていると、前方から犬2頭と初老男性がやってきた。
犬はラブラドールと小型犬だ。
2頭とも険しい顔をしている。
ハーフチョークをつけ、リードを短く持って引張り気味にしていたので、わたしたちは道の端に退避していた。
近づいてきたときに、ラブラドールのほうが、こっちに来ようとした。
そのとき男性は、犬のマズルをガシッとつかんで、リードでショックをかけながら叱った。
久しぶりに目の前でひどい行為を見てしまった。
犬はさらに興奮していたが、それも当然だ。
効果についても、また犬がどんな気持ちになっているかも、考えてはいないようである。
こういう露骨な暴力行為を見ると、わたし自身がダメージを受ける。
そういえば昨日皮膚科に行ったとき、診療室から子どもが全力で泣き叫ぶ声が聞こえてきた。
それもかなりの時間聞こえていた。
どんな治療をしていたのか知らないが、そうならないような工夫をしていたのかが気になる。
痛みをなるべく少なくするというのはもちろんだが、治療についてしっかり説明することが大事だ。
言葉がわからない赤ちゃんにも治療の説明するという話を読んだが(外国の話)、「痛くないよ」などとうそを言うのではなく、どんなことをするか、どれぐらい痛いか、時間はどれぐらいかかるかを説明することは大切だ。
わたしは3歳ごろに始めては医者に連れて行かれて、何の説明もなく治療されてパニックになったことがある。
丁寧に段取りを説明し、痛みについても説明があったら、そうはならなかっただろう。
ちなみに注射は昔から平気だ。
子どもでも犬猫でも、相手の人格をリスペクトしていれば、強引なことや無理なことはできない。
もちろんわたしも、犬猫に何かするときは「これから○○をするよ」、と説明して、少し我慢してくれるようお願いする。
はっちゃん(秋田MIX♂5歳)は、よくよく説明してからやるととても協力的だが、説明不足だと逃げていく。
犬だからどうせわからないと思う人もいるかもしれないが、おそらく説明中の人間から発せられる強引でない雰囲気、支配的でない様子、なだめシグナルなどを受け取って、落ち着くのだと思う。
そういうステップがあるのとないのでは違うということを覚えておこう。
いきなりマズルをつかんだり、ジャークしたりしないというのはわかりやすいので、実践しやすいと思う。
だが、何かする前に同意を得るとか、相手の気持ちを確認するというようなことは、ついうっかり忘れがちだ。
自分は犬のことを考えて行動しているのだから正しいことをしている、犬は受け入れるはずだ、という思考に陥ってしまうことがあると思う。
わたしももっと気持ちを大事にしてあげたらよかったと、日々反省している。
リスペクトと思いやりを忘れないように、常に意識していよう。
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