from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
朝、散歩の準備をしていたら雷が鳴った。
庭にいたマルちゃん(大型犬MIX♂9歳)が急いで部屋に入ってきて、少ししたら大雨になった。
午後には上がって急に晴れたが、今度は蒸し暑い。
はっちゃん(秋田MIX♂4歳)は最近、暑いとドアを開けても外に出なくなった。
散歩も暑い時間には行こうとしない。
ちゃんと自分で考えているのだ。
ところで、PONOPONO犬育てを実践してくださる方から、家族やパートナーなどになかなか受け入れてもらえないというご相談をよくいただく。
みんながこのやり方に理解し、同意するというほうが少ないので、多くの方に共通するお悩みだと思う。
その中で、もっとも根本的な問いが、「なぜ犬にやさしく接するのか」というものである。
言われてみれば、いかにも当然の疑問である。
犬の気持ちを思いやるとか、意思を尊重するとか言われても、いったいなぜ、なんのためにそんなことをする必要があるのかと思うのは無理もない。
わたしの妹はぬいぐるみが大好きで、子供のころにはそれらをとてもかわいがっていた。
わたしがうっかり乱暴に扱うと、よく怒っていたものである。
わたしはぬいぐるみは無生物であると認識し、したがって痛みなどの感覚や、感情がないと思っているので、つい適当に扱ってしまう。
だが小さい妹は、ぬいぐるみに「こころ」があるかのように感じており、そのように扱っていたのである。
以前ニュースで、表情や動作まで人間そっくりに作ったロボットに劇をさせたら観客はどう感じるか、という実験をした研究者へのインタビューをやっていた。
劇の中でロボットは、人間になりたくて苦悩するという役を演じるのだが、それを見た人はロボットを気の毒に思い、ロボットに「こころ」を感じ取っていたというのである。
これは非常に興味深い。
人間は、相手が実際には無生物であっても、「こころ」があると思えば、やさしく接しようとするということだ。
それでは「こころ」とは何だろう。
その定義は、各学問分野と、その中での潮流や立場などによって大きく異なるので、ひとことで納得がいく説明をするのは難しい。
だが、大ざっぱには、感情や気持ち、意思などの総体と言えるのではないだろうか。
それらは脳の働きなので、脳がある生き物には「こころ」があるだろう。
先ほどの問いへの答えは、「犬にこころがあるから」ということになる。
実際、動物福祉への関心の高まりの根底には、動物が感情や気持ち、意思などを持っているということへの認識がある。
「モノ」としてではなく、「こころ」ある存在として扱おうというのである。
だから逆に、「モノ」として、商売道具の一つとして認識していれば、やさしい接し方はしないのである。
サーカスや見世物などのためにとらわれたゾウをレスキューする動画を見たことがあるが、トゲが付いたの鎖で何十年もつなぎっぱなしとか、殴る蹴るは当たり前とか、恐ろしい目にあっていた。
畜産動物の状況もひどい。
「モノ」にされたらおしまいだ。
こころを持つ生き物には、心ある扱いをするのが、人間らしいあり方だと思うのである。
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