2016年11月17日木曜日

パピーミルの話。

パピーミルの話。
from : NYAN CHOW's @チャウチャウ
今日は、酷い生体販売について、

Facebookでも盛んに取り上げられています。

友達の所でも話題になっているんだけど、

先進国のはずが、動物にはそうではない日本。

Fecebookで見かけたのが、

日本で、その人が当たり前の様にアップしている

動画をヨーロッパの人が、愚か者! 可哀そうすぎる!ひどい!と取り上げられる。

海外の人達は、アパートの様に積み重ね上げられた

ケージを見て、落胆する。

犬を愛しているとは思えない扱い方で

非難を浴びてるケースもあった。

夢見て海外から来てケネルを訪れて、帰ったとたんに

あのケネルはダメだと言われて

怒っていたブリーダーがいたけど、

自分の、狭い場所に密集して犬がいる

積み重ね上げられたケージを

虐待と、とらえられたという事に気が付かないで、

礼儀知らずなどと文句を言っているケースもあった。



今回話題になっているのは移動販売のショップの酷さ。

0円や1万円などで大きくなった、

やせ細った犬が売られていたり・・・

皮膚病になっていたり、

何の犬種か分からない様な成長を遂げていたり。

何故、あの状態で続けていられるのか?

どうしたらいいのか??



可哀そうだと言って買う人がいる、 この子は助かる、でも、売れると味を占める者たちが沢山いる。

酷い繁殖業者を喜ばせるだけなんです。 売れるから繁殖して作られるの、 TVでやると流行ると言って仕入れをする繁殖業者がいるの。
私も全部のペットショップが悪いとは思っていません。 この問題は根深いし難しい。

日本だけにあらずパピーミルはいる。

そこを見て、そんなもんだと簡単に習い続くパピーミルも

そこから、どんどん育ってるはず。

減りはしたのかもだけど、なくなるところまで至っていない。

移動販売の業者を見に行ったこともある、でも、どこも 国が言ってる基準は残念ながらクリアしてるんだよね、

ギリギリで・・・

枠が、解釈が、大きすぎるんですよね、

まだまだ厳しい制度でない。
で、何度も愛護団体が入って犬を引き上げるペットショップが

何もなかったかのように、営業続けています。
 
どうしてだと思う?
 
もう生めない犬や、売れ残った犬持って行ってくれた!! ラッキー!!としか、そのショップは思っていません。

可哀そうな子を助けるためには、それだけではだめなの。
 
国の基準を強化して、例えば某国の様に、

愛護団体が入って最初に指導、その後、再度訪れて

駄目なら全部の犬達は引き上げ、引き揚げられたら最後、

その人は犬を持つことはできません。
 
そういう細かい基準が出来ないと、

助けても助けても彼らの私腹を肥やすだけ。
 
彼らの営業許可書を取り上げて、

それと同時に、可哀そうな犬を引き上げないとね。
 
しかし、国がスローペースなので、どうしたらいいか。
 
買わない!という根を断つ行動が必要なの。
 
買う人がいるから、作る人がいる、売れるから、仕入れる。
 
売れないものを作る人はいないし、

売れないものを仕入れる人はいない。

これ、仕事でそれでお金を稼いでいる人の当たり前の事。

日本では、たとえ営業を出来ないようにされても、

その家族の名前を借りたりして、

また続くでしょ。同じ場所で。 だって、その人たちにとっては、簡単に稼げる方法だから、

犬の犬質向上や、犬たちの幸せなんて

考えてないのかも?!って思える。

主婦の小遣い稼ぎ??

そんな簡単に出来る事だと思っていないのだけれど、

で、その先に、それを引き上げる悪徳業者がいる。

自分の家で生まれた犬が、一生閉じ込められて、

生めよ増やせよされると思っていない安易な繁殖が

可哀そうな子を沢山作り出すと知らない。

買ってはいけないと、うたうのだけれど、

今この目の前の可哀そうな子を私が買わないと、
 
可哀そうな子を見殺しに???ってなってしまう、

本当に難しい側面がある。

これは、本当に難しい問題なんです。

よく聞くんですけど、まじめにやっているブリーダーさんに、

あなたが引き取ればいいという人が出てくる。

究極論で、繁殖するな!!という人も出てくる。

作り出す人がいなければ、その犬種は居なくなってしまう。

そして、まじめにやっているブリーダーで、

保護活動を一緒に出来る人もいるだけれど、

でも、まじめにやるからこそ、

それを受け入れる余裕はないって人もいます。

私も、その一人、自分の家から出たチヤウ達は

守るつもりでやっているのです。

本当は、個々にそれをやればいいだけだと思うのだけれど。

増殖屋とブリーダーは別物なのに、日本ではブリーダーと聞くと

悪いイメージが先になりかねない、悲しいね。


 
珍しい・高いというだけで飛びつく人もいる。
 
そして簡単に飼えると勘違いして飼ってしまうこともある。

ペットショップで、店員さんが

大丈夫ですよ~大丈夫ですよ~!を連呼していると、

無責任だなって思う。

カスのような安いフードしか買い与えられなかったり、

子供が生まれたら、あんなに可愛がられてた子が・・・

とビックリするほど、おざなりにされていたり・・・

いざという時に、

その子の治療費などが算出できない人に勧めるべきではない。

まぁ、これは人様の懐の話で難しいだろうけどね。

買う時は、欲しいから、出来る!払える!と

子供が欲しがるのと同じように思うのだろうが・・・

生き物を飼うんだから、死ぬまでずっと労力と

お金がかかるという事から教えないといけない。

そして、むやみに繁殖した場合の

その犬種の遺伝病などのリスク、
 
その犬種を愛しているブリーダーは、

自分の犬の犬質の向上の繁殖と共に

そこを訴え続けて教育の機会を与え続けないといけないね。


 
そして、人が集まると思っているから、

場所を提供するホームセンターなどが出るので、

酷いあんなの見たくないと苦情を入れるのも

小さな出来ることだね。

その意見は少数では変わらないけど、

大勢になれば、本業に差し障るなら、

もしかしたら、やめるかもしれないからね。
 
色んな人の立場から出来ることをしないと、

これは、なくならない。

そして、この時に大事なのは、

無理せず自分に出来ることをすればいいという事

人に無理強いしてはいけないと思う。

小さな事でいいから目の前の出来ることを

それぞれが。。。。ですね。

ブリーダーは、プライドをかけた繁殖と一緒に

啓蒙活動が必要だし、

そういう業者に卸さない様にしなければいけない

でも、騙して買っていく人もいるので、

本当に調査が必要だという問題、

いつのまにか、飼い主さんが手放して、

業者に渡ってしまうという事も昔多々あったらしい。

そのためには、飼い主とブリーダーで誓約書が必要になる。

どんどん面倒になるけど、それが必要!

可哀そうな子を生みだす加担をしないために

飼い主さんとブリーダーで出来ること。

 
うちは病院なので、患者さんが、買って来る時に、

もらってきた紙一枚に、書かれては、

いけないことが書いてあると、
飼い主さんに

了承をもらって、
うちの方から保健所に通告をしています。

ブリーダーによっては、人間の薬、何々を買ってきて、

どのくらいの量を飲ませるとか書いてあったりします。

田舎でいうと、食事指導が残飯の指示だったりね・・・

それでも、その業者は、なかなか無くならない。

法が甘いし、買う人がいるから。



保護犬を飼う選択肢でもいい、

まともに繁殖しているブリーダーから買うのもいい、

生体販売をしていないペットショップの利用もいいかもしれない

(繁殖者から飼い主さんへの橋渡しで、店先には並ばない)


色んな方向から、それぞれが出来る範囲で、

出来ることをしないと変わらない。



パピーミルとは、というのが書かれたページ

https://matome.naver.jp/odai/2135972862886035301

ここも読んでみたり、調べて色々読んでみてください。

ここからさらに、色々読むことができます。

全部が正しい文章ではないかもでしょうけれど

そこから始まるかも。




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