from : 〓 ねこメモ 〓
1:ごまカンパチ ★2016/08/11(木) 00:28:14.96 ID:CAP_USER9.net
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/080900049/?s_cid=bpn_TopTl
1頭、また1頭とケージから出てきた3頭のヒョウが、しなやかな動きで丘を下る。
その姿は徐々にカメラから遠ざかり、カフカス自然保護区の森の中へと消えていった。7月にロシア国営テレビのカメラが捉えた光景だ。
これが、彼らが人間を目にする最後の機会になるはずだ――研究者らはそう願っている。
アフン、キリー、ビクトリアの3頭は、飼育下で繁殖したペルシャヒョウとして、世界で初めて自然環境に放たれた。
ロシア、カフカス地方にあるヒョウ再導入センターは、一帯にペルシャヒョウを復活させることを目的として、
2007年にソチ国立公園内に設立された。
かつてペルシャヒョウは、黒海北方の丘陵地帯から、カフカス北部、ジョージア(グルジア)、アルメニア、アゼルバイジャンに至る
広大な地域に生息していた。
もし今回の計画が成功すれば、18世紀以降、生息地の84パーセントを失ってきたペルシャヒョウの個体数増加に大きく貢献するだろう。
現在、野生のペルシャヒョウの87パーセントはイランに生息しているが、カフカス地方でも目撃例があることから、
おそらくは小規模な個体群がまばらに存在しているものと考えられる。
「この計画が目指しているのは、イランに核となるひとつ目の大規模個体群、そしてロシアのカフカス地方にふたつ目の個体群を確保して
小規模の群れを支え、種の存続を図ろうというものです」
とプロジェクト・パートナーであるWWFロシアの代表を務めるイゴール・チェスティン氏は言う。
現在までに、ソチの飼育センターは14頭の繁殖に成功しており、来年以降、計50頭が野生に放たれる予定だ。
すべての個体には衛星追跡機能の付いた首輪が装着される。とはいえ、再導入計画はそう簡単には運ばない。
■ロシアのヒョウ
カフカス地方のヒョウが減少し始めたのは、19世紀後半にロシアが一帯を征服し、そこを皇家の猟場として使うようになってからのことだ。
彼らはヒョウを害獣であると宣言し、その毛皮にたっぷりと報奨金を出した。
銃や毒を使った殲滅作戦は、1950年代にソビエト政府によってペルシャヒョウが絶滅危惧種に指定されるまで続いた。
そのころには、ヒョウの数は自力での回復が難しいところまで減少しており、専門家らはイランとトルクメニスタンで捕獲した
4頭を元にした繁殖計画を行うことにした。
7月に野生に放たれた3頭は、2013年に再導入センターで初めて誕生した個体だ。
同センターでは広さ12ヘクタールの土地に、繁殖エリアの他、木、池、巣穴、人工の崖を備えた6つの区画が用意されている。
代表のウマル・セメノフ氏らはここで、ヒョウの狩りの技術を磨く訓練を行っている。
■滑り出し好調なれど、立ちはだかる障害
すべてが順調に進んだわけではない。当初は、繁殖に苦労した。過去の再導入では、すべて野生で捕獲したヒョウが放たれていた。
ソチの計画は前例のない試みなのだ。現在までのところ、野生に放たれた3頭は健康で、狩りも行っているという。
セメノフ氏は、ロシア政府が今後、国内のカフカス地方全域に保護区域を設置することを期待しており、きょうだい同士で
近親交配が起こらないよう、適切な距離をあけて配置していきたいとしている。
とはいえ、まずはカフカス自然保護区でヒョウをうまく繁殖させることが先決だ。
広さ27万9000ヘクタール超に及ぶ同保護区は、ユネスコ世界遺産に登録されている西カフカスの大部分を占めている。
ヒョウの追跡チームを指揮するアナトリー・クダクティン氏が懸念しているのは、2014年のソチ・オリンピックに先駆けて作られた
スキーリゾートが、周辺の保護区にまで拡張されることだ。
昨年の法改正により、ミズムタ川上流に位置し、カフカス自然保護区に三方を囲まれたソチ保護区内で、観光施設の建設が可能になった。
政府は以前、オリンピック開発に対する補償として、2つの保護区を統合することを計画し、新たに加えられた範囲も
保護対象になるようユネスコに申請していた。
ところが法改正を受け、ロシアは今年5月にこの計画を放棄してしまった。
環境NGO「グリーンピース」はこの変更について最高裁で争ったが、7月に出た判決は、ソチ保護区内での観光施設建設は合法というものであった。
続きはソースでどうぞ
【動画】
1頭、また1頭とケージから出てきた3頭のヒョウが、しなやかな動きで丘を下る。
その姿は徐々にカメラから遠ざかり、カフカス自然保護区の森の中へと消えていった。7月にロシア国営テレビのカメラが捉えた光景だ。
これが、彼らが人間を目にする最後の機会になるはずだ――研究者らはそう願っている。
アフン、キリー、ビクトリアの3頭は、飼育下で繁殖したペルシャヒョウとして、世界で初めて自然環境に放たれた。
ロシア、カフカス地方にあるヒョウ再導入センターは、一帯にペルシャヒョウを復活させることを目的として、
2007年にソチ国立公園内に設立された。
かつてペルシャヒョウは、黒海北方の丘陵地帯から、カフカス北部、ジョージア(グルジア)、アルメニア、アゼルバイジャンに至る
広大な地域に生息していた。
もし今回の計画が成功すれば、18世紀以降、生息地の84パーセントを失ってきたペルシャヒョウの個体数増加に大きく貢献するだろう。
現在、野生のペルシャヒョウの87パーセントはイランに生息しているが、カフカス地方でも目撃例があることから、
おそらくは小規模な個体群がまばらに存在しているものと考えられる。
「この計画が目指しているのは、イランに核となるひとつ目の大規模個体群、そしてロシアのカフカス地方にふたつ目の個体群を確保して
小規模の群れを支え、種の存続を図ろうというものです」
とプロジェクト・パートナーであるWWFロシアの代表を務めるイゴール・チェスティン氏は言う。
現在までに、ソチの飼育センターは14頭の繁殖に成功しており、来年以降、計50頭が野生に放たれる予定だ。
すべての個体には衛星追跡機能の付いた首輪が装着される。とはいえ、再導入計画はそう簡単には運ばない。
■ロシアのヒョウ
カフカス地方のヒョウが減少し始めたのは、19世紀後半にロシアが一帯を征服し、そこを皇家の猟場として使うようになってからのことだ。
彼らはヒョウを害獣であると宣言し、その毛皮にたっぷりと報奨金を出した。
銃や毒を使った殲滅作戦は、1950年代にソビエト政府によってペルシャヒョウが絶滅危惧種に指定されるまで続いた。
そのころには、ヒョウの数は自力での回復が難しいところまで減少しており、専門家らはイランとトルクメニスタンで捕獲した
4頭を元にした繁殖計画を行うことにした。
7月に野生に放たれた3頭は、2013年に再導入センターで初めて誕生した個体だ。
同センターでは広さ12ヘクタールの土地に、繁殖エリアの他、木、池、巣穴、人工の崖を備えた6つの区画が用意されている。
代表のウマル・セメノフ氏らはここで、ヒョウの狩りの技術を磨く訓練を行っている。
■滑り出し好調なれど、立ちはだかる障害
すべてが順調に進んだわけではない。当初は、繁殖に苦労した。過去の再導入では、すべて野生で捕獲したヒョウが放たれていた。
ソチの計画は前例のない試みなのだ。現在までのところ、野生に放たれた3頭は健康で、狩りも行っているという。
セメノフ氏は、ロシア政府が今後、国内のカフカス地方全域に保護区域を設置することを期待しており、きょうだい同士で
近親交配が起こらないよう、適切な距離をあけて配置していきたいとしている。
とはいえ、まずはカフカス自然保護区でヒョウをうまく繁殖させることが先決だ。
広さ27万9000ヘクタール超に及ぶ同保護区は、ユネスコ世界遺産に登録されている西カフカスの大部分を占めている。
ヒョウの追跡チームを指揮するアナトリー・クダクティン氏が懸念しているのは、2014年のソチ・オリンピックに先駆けて作られた
スキーリゾートが、周辺の保護区にまで拡張されることだ。
昨年の法改正により、ミズムタ川上流に位置し、カフカス自然保護区に三方を囲まれたソチ保護区内で、観光施設の建設が可能になった。
政府は以前、オリンピック開発に対する補償として、2つの保護区を統合することを計画し、新たに加えられた範囲も
保護対象になるようユネスコに申請していた。
ところが法改正を受け、ロシアは今年5月にこの計画を放棄してしまった。
環境NGO「グリーンピース」はこの変更について最高裁で争ったが、7月に出た判決は、ソチ保護区内での観光施設建設は合法というものであった。
続きはソースでどうぞ
【動画】
6:名無しさん@1周年2016/08/11(木) 00:36:56.49 ID:c//gXkJ/0.net
実にぬこぬこしい動きだな >動画
17:名無しさん@1周年2016/08/11(木) 01:15:28.52 ID:GOaga6Z60.net
ネコ科動物ってのは人工飼育なら簡単に増やせそうな気もするけど
絶滅危惧種ってのがどこからどこまで保護すべきなのかよーわからん。
日本にもイリオモテヤマネコのような100頭前後しかいない絶滅危惧種もいるけど
島の大きさなどを考慮したら未来永劫100頭前後が無難な数なんだろうなあ。
イリオモテヤマネコWiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%A2%E3%83%86%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B3
絶滅危惧種ってのがどこからどこまで保護すべきなのかよーわからん。
日本にもイリオモテヤマネコのような100頭前後しかいない絶滅危惧種もいるけど
島の大きさなどを考慮したら未来永劫100頭前後が無難な数なんだろうなあ。
イリオモテヤマネコWiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%A2%E3%83%86%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B3
19:名無しさん@1周年2016/08/11(木) 01:25:47.10 ID:gec5RFlB0.net
>>1
100頭は居るのかな?100頭を切ると遺伝子の
関係で難しく成る。アムール豹は絶望的だ。
100頭は居るのかな?100頭を切ると遺伝子の
関係で難しく成る。アムール豹は絶望的だ。
20:名無しさん@1周年2016/08/11(木) 01:28:09.64 ID:idavl37k0.net
アムールヒョウも絶滅しそうだよ何とかしてやって
ヒョウの中で一晩もふもふしてて素敵なんだ
ヒョウの中で一晩もふもふしてて素敵なんだ
引用元:【国際】ロシアのヒョウ復活へ、3頭を自然に放つ 冬季五輪開催地ソチで飼育下繁殖したヒョウを野生へ、世界初
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1470842894