from : ねこかます
時雉は悩んでいた。
おいらはもうこどもじゃないのになんだってこねこ扱いをされるのさ。
そう、麿白のしつこくてへたくそなグルーミングに反抗心を抱いていたのである。
ほらちびよ、ぼくがきみの毛並をととのえてあげよう。
うわーい、やめろやい。
被さる麿白、抵抗する時雉。
いつまでもこねこ扱いするのはやめろってばやい。
おお、なにするんだねちびよ。
時雉、麿白に実力行使である。
ちびよ、ぼくに反旗を翻すとはなにごとだね。
麿白、怒りの妖怪化である。
妖怪化したはいいが少し付き合っただけであとは放置の時雉。
…もういいやい。
なんだいちびよ、遊んでもくれないのかい。
寂しげな麿白。
…何してるのさ。
どちらかというと麿白の方から遊びを仕掛ける時は割と意味不明で時雉が付き合わない事の方が多いのだった。
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