from : ねこかます
おいらの新必殺技を食らうがいいさ。
ローリング時雉アタックを繰り出す時雉。
栗介とのスパーリングが日課の時雉、新しいムーブを日々会得中である。
栗介も負けてはいない。
旅だちの日に向けて、最後の追い込みである。
ふたりはいいライバルであった。
いい義兄弟であり、栗介の存在で時雉も大きく成長した事であろう。
この時点での栗介のアップ。
きっと、あと半年もすれば見違える顔になる。
そしていざとなれば膝の上である。最近は定位置で、栗介ははしゃぎと甘えのバランスの良い猫である。
ぼくも安心してのびていられるよ。
麿白も太鼓判である。
しかし、その日の夜だった。
近所のボランティアで連携してる人から夜に電話があり、知り合いの家の裏で子猫がずっと鳴いているからきてくれないかとの事。
言ってみると一軒家の裏手から子猫の鳴き声が聞こえる。
とりあえず捕獲するか、という事で捕獲機を持ってきて仕掛け、住人の方から隠れたその猫を追い出してもらうと、さほどかからずに捕獲する事ができた。
とりあず家で様子を見る事になるが、今は栗介のお渡しの直前時期…厳重に隔離である。
子猫はずいぶんと鳴いていたが、暗くすると大人しくなった。
母猫とはぐれたのか…そしてどうも鼻が詰まっている。猫風邪か…。
明日病院に連れて行くが、その前に洗濯ネットに移さねばならない。
そこがこの子猫を引き続きウチに置けるか否かの分水嶺となりそうである。
なんだい今日は玄関のほうに行けないのかい。
あっ、ぼくにかくれておいしいものを食べるつもりだね。
麿白、伸びながら疑念を主張する。
全ては病院に行ってからである。
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