from : でぶアメショと愛の無い生活。
そんなきのうの晩ごはん。
テキトーに並べる酒のアテ
肉じゃが。まだ残ってたやつ。
じゃがいも、お味しみしみ。
椎茸がなぜか1パックまるごと残ってたので
エリンギと合わせてレンチン、ホットマリネ。
メインはチャプチェなのだが・・・・
コレがなかなか旨くてね
おいしゅうございました
まめぞうの爪が
また針みたいにとがってましてね。
だから、ちょっと爪かけられるだけで
も、いってーのなんの
布類も、糸、ピーって
引き出されるし
ってなワケで取り出す。
オヤジに声をかける。
おとぉさん、まめぞうの爪切りたいから
ちゅ~るやってくれる?
げっ
オヤジ:今、ちょっと無理~。
オヤジ:ちょっと待って
あ~、いやぁ、えと、
まだ出てないまだ出てない
オヤジはテレビを観ている。
なるほど・・・・
こわい
テレビでは・・・・
大谷サンが
打席に入っているのである。
オヤジ:待って待って
オヤジは、けっこう大谷サンのファンでして。
ショーヘイ・オータニが打ってるんだ。
ちょっと待ってやんな
こんなに執着するのは
ちゅ~るだけである
ぎゃ~っ
ま、でも、なんの理由もなく
ちゅ~るをあげるわけにはいかない。
とにかく大谷サンの打席が終わるのを待つ。
それにしても、さすが大谷サンである。
ニッポンの、こんなしょーもない家の
こんなただのにゃんこの生活にも
こうして影響を与えてるんですからね
あ、ほんとだ。
慌ててオヤジがとんでくる。
オヤジ:はい、どうぞ
オヤジ:どう持てばいい?
そんなの自分で考えてよ。
爪切りやすいようによ
オヤジ:ほら、まめぞう。こっちにおいで。
抱きかかえてよ。
これじゃ切れない
こっからが、
すったもんだである。
ちゅ~るで気を引きながら
おつめ、パッチンするのだが
切られているのに、気がついてもいる。
ふりはらわれる手。
オヤジの、ちゅ~るを持つ手がジャマ。
なんとか腕をつかみなおし
老眼鏡を押し上げ、爪を押し出す。
オヤジ:早くしないとなくなっちゃう
そう言うなら、もっと切りやすいように
抱っこしててよ
オヤジ:なくなったー
片足、
タイムオーバー
なのである
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