from : ねこかます
末期腎不全で倒れた愛され地域猫・つよしを預かって過ごした去年の夏。
預かり時点で、生きているのが不思議と言われるレベルでしたが、50日弱我が家で最期の日々を過ごしました。やった事は、皮下輸液、投薬、通院で吐き気留めと痛み止めの処置、摘便など。
食事療法はもうやるレベルではなく、好きなものを食べさせました。
早い段階で療法食を与えても食べなかったと思います。
その後に、夜の駐車場でひとり鳴いていた涼珠を数奇な縁で保護。
内臓の腫瘍と腎不全でやはり生きているのが不思議な状態でした。
やった事は皮下輸液と投薬、通院で痛み止めなど。検査は一度きりでそれ以上やる意味がありませんでした。
そして今年の春から秋の四護。
脾臓に腫瘍があり、猫白血病&猫エイズに伴う貧血で「何もしなければ余命2週間」と言われるくらいの状態だったとはいえ、腎臓や胃腸はまだ大丈夫だったというのがいったんはかなり持ち直した大きな要因だと思ってます。
当初、脳か心臓に血栓ができた可能性が高いとの事でしたが、脾臓の腫瘍が最終的に他の臓器を傷つけ、腎臓がやられてしまっていた可能性もあると言われました。
やはり、猫にとっては腎臓が本当に重要な臓器なんだなと。人工透析がまず現実的ではないですし。
そして四護のケアと並行して、腎不全の療養をしていた猫が麿白先生の他にもう1匹います。
その猫の名前は、チャー坊(茶皇)。
我が家にくる前は「ボス茶トラ」という名前で、時雉のいた猫時空一族と敵対していた猫です。
2017年冬、衰弱して隠れていた所を付近の住人に託されて保護、我が家で療養して持ち直し、「二階の主」として穏やかに暮らしてもらっていたんですが、昨年末に腎不全が進行している事が判明。
そして今年の夏と共に急に症状が進行し、おそらくは現在、つよしが我が家にきた時と同じくらいの状態です。早くに腎盂が変形してしまっていたようです。
そんな訳で、四護を看取ったあとも、チャー坊で皮下輸液の処置が続いてました。
チャー坊も猫エイズ陽性で基本は隔離で翡文と同じ部屋。
翡文は症状を抑えているとはいえてんかんがあるのでそこでもケージ隔離してますが、同じ部屋で翡文と共に過ごしたのもチャー坊でした。筋骨隆々である住宅地で一時代を築いた元ボス茶トラも、翡文より体重が軽くなってしまっています。
思えば、去勢の捕獲からリリースの後で自分から逃げなかった猫って数えるほどしかいないんですが、その数少ない猫のひとりが元ボス茶トラ・チャー坊でした。
大して遭遇回数も多くなく接する機会も少なかったのに自分に懐いてたボス茶トラ、当時は不思議に思ったものですが、やはり四護と同じく、何かが見えてたのかもしれません。
チャー坊にも、残り少ないかもしれない時間を穏やかに過ごしてもらおうと思っています。
ランキングに参加しています。1日1クリック、なにとぞ おねがいしますm(_ _)m