2020年10月31日土曜日

移動中

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from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
10月29日に
延岡TNR一斉を終え


翌10月30日
隣県の大分県のとある港町で


室内にいる猫6匹の
捕獲&引き取りがあり


現場に行くと


予定の猫が
室内に揃っておらず


私たちは
網とキャリーしか持っておらず


さぁ困った!!


この町での
滞在可能時間は30分


たった30分で


外にいる野良猫を
網で捕まえるのは


至難の業・・・


言うても


広島からそうそう簡単に
来れる場所でもないし


できるだけ捕まえるしか
・・・ない!


TNR一斉でクタクタの
オジサンとオバサン


立ったり寝ころんだり
走ったり飛び越えたりしながら



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一番難しいと思っていた
茶トラのオジサン猫を


見事に捕まえ


これぞプロのワザ♪
・・・などと自画自賛(笑)



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この子らなら網でイケる!


・・・と後回しして
甘くみていた子猫2匹


イザ
捕獲に取りかかると



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これがなかなかの
やり手で(笑)


足も早いが


ここに入っちゃ~おしまいよ
・・・な場所を狙って


入って行くんですよね




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こんなスキマ
私にどうしろと?・・・


《細い男T》を呼びましたが


それでも(笑)
(笑)無理じゃろ(笑)




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「この中におるで~」
・・・と言われても



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私にどうしろと?・・・(笑)


とりあえず
今日のとこは時間もないし


子猫2匹はあきらめ


成猫5匹・子猫2匹を
連れて帰ることにしました。


外にいる野良猫を
捕まえるなら


捕獲器と時間


やはりこれは
必須アイテムです!


。。。。。。。。。。。。。。。



鹿児島・延岡・大分
・・・と


思いのほかたくさんの猫を
引き取ったので


猫たちの生活を考え
急きょ広島本部に


猫たちを
連れて帰ることにしました。


。。。。。。。。。。。。。。。



広島本部に立ち寄ると
留守中の出来事を


ガ~~~ッと報告され
その中から


《ただちに必要なこと》のみ
やりました。


。。。。。。。。。。。。。。。



実は・・・


10月28日の
夜中の12時ごろ


私の携帯電話が鳴り
相手はうちのソトワ


本気で寝ていた私は


ボ~~ッとしたまま
電話に出ました。


「中谷さん!


車にハネられた鹿を
連れて帰ったんですが


後ろ足が
開放骨折している感じです。


朝までの間に


何かやっておく事は
ありますか?」


・・・と


『誰がハネられたって?
シカって誰?』


寝ていた私は


なかなか状況がつかめず
トンチンカン丸出し(笑)


翌朝
頭がさえてから


うちの者に電話をかけて


事実関係の
整理をしてみたところ


夜遅くに
《またまた》うちの近所で


野生の鹿が車にハネられて
飛ばされたらしく


側溝に
ハマっていたところを


うちの者が発見し
ほかの者たちを呼んで


みんなで
うちの軽トラに乗せて


連れて帰ったんだそう


野生動物の場合


負傷したところを
治療する以上に


《食べさせること》の方が
難しいので


ココですよね
注意しなければならない点は



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保護した翌朝
事故から約9時間後の鹿


緊張しまくりですね



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確かに


右後ろ足は
骨も出ているし


足先が
変な方向を向いているから


ただちに


外科的処置を
考えたいとこですが


相手は野生の鹿



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たぶん1歳チョイのオス


・・・となると
私の経験上


痛みを取りながら


感染症を
しっかり予防して


まずは


何かしら食べてくれるモノを
探すべき!


この子の場合も


予想どおり
なかなか食べてくれなくて


強制給餌をしながら


木の葉や
青草の新芽を探したり


UPAの大好物の
クリを拾いに行ったり・・・


みんなの努力で
なんとか・・・かんとか


感染も抑えつつ


消化器官も止めずに
動かし続ける事に成功しました。


2日後に
私が帰った時には


小さいながらもフンも
時間どおり出ていました。



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前回
保護したシカオより


体が小さいから


デフな私でも一緒に
ケージの中に入れる♪




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事故に遭った
野生の動物を助けるには


食べさせることができるか
これが非常に重要です。


草食動物は
食べ続けないとダメ!


好き嫌いではなく
消化器官のために食べる


草食動物は


消化器官を止めるわけには
いかんのです。



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《中谷流》の強制給餌は
栄誉もあるけど


味も野生の鹿的に
ええ感じなんですよね♪


・・・と
偉そうに言うてますが


これらができるのは


すべて
UPAのお蔭なのです。


やはり実際に
一緒に寝起きしないと


わからんことは
山ほどあります。


偉い学者さんたちが


野生の鹿についても
なにやら書いておられますが


私はもう
それらは読みません。


実際に


生まれた日から
UPAを育ててきて


それらの内容は


ひとつも
役に立たなかったしね



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UPAが来てから


負傷した野生の鹿と
私たちが出会う回数が


グンと増えたから


UPAは


「ボクの仲間も助けて」
・・・と私に言うために


うちに来たような気がします。




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人気(ひとけ)のない
山道を車で走行するなら


どうかゆっくり


どうか
スピードを出さないで


周りをよく見ながら


慎重に
車を運転してください。



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農林水産省では
鹿を害獣扱いしていますが


私の中では


鹿は
普通の野生動物


私たちが棲みかを
奪ってしまった野生動物


殺す理由のない野生動物


それ以上でも
それ以下でもありません。


。。。。。。。。。。。。。。。


さて
みなしごバスですが


順調に東に向かっており


今夜は
予定の場所を通り越し


明日は悠々と


夕方発の
津軽海峡フェリーに


乗れそうです。




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道中


ドッグランで遊ぶ
うちの犬たち



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今回の旅で
《良いご縁》があるかも


・・・で


チワワのレオも
同行しています。