2020年8月6日木曜日

参瑚の保護を繋いだ猫の話 20200806

参瑚の保護を繋いだ猫の話 20200806
from : ねこかます

飛び飛びだったりもするんですけど昔のデータの整理をしてて、2014年8月まで差し掛かった時のこと。6年前の夏に、ふとある印象深い猫の画像がありました。

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その猫は、猫の公園を巡回してた早朝にあるお宅の前で突如懐いてきた小さな猫。
最初は子猫かと思ったんですが、被毛の柔らかさと按配とだみ声から、高齢の飼い猫の様子。
そこで撫でてるとある高齢の御婦人が餌をあげにきて、話を聞いてみました。

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この猫はこの家の飼い猫だったけど、この家に住んでた方が入院して空き家になり、飼い猫が外に出てきた所を餌をあげにきてるとのこと。同時に、飼ってくれる人を探してるとのことでした。
そこでTNRの話なども出てきて、その高齢の御婦人のお宅周りにいるという野良猫たちを去勢・避妊する事になりました。

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その際は、御婦人と同居してる息子さんと話を進め、猫の捕獲と避妊手術を完了。
その縁で、その息子さんがされてる仕事周りのお手伝いもさせていただく事にもなりました。

他にも、その御婦人が気になってるという、ある敷地の猫親子を保護して保護団体の力を借りて里親探しをしたり。さらに何か猫のことやPC周りのトラブルがあったらその方から色々と相談を受けるようになりました。

そんな事がありつつの、2016年3月17日の夜。

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その人から、「うちの車の下に怪我した猫がいるんだけど、保護できないか」との連絡が。
いざ、捕獲機をもって原付で向かうと、その車の下の猫は自分を見るなりにゃー!と聞き覚えのある声。
茶トラ3号の声じゃねーか!
そこは、自分がずっと公園で見てた茶トラ3号が縄張りを追われて逃げた先からさらに2区画ほど離れた場所。まさか、こんな所まで逃げてきていたとは…。
自宅に帰り捕獲機ではなくキャリーを持って再び赴き、直接手で捕まえて保護。

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茶トラ3号は、後ろ足の爪が抜けて腫れるという地味な重傷。
そして3号は治療をして、ジャンボベテラン子猫の参瑚として生まれ変わり今に至ります。
今でも、「あの時の茶トラはおかげさまですごく元気です」とその方にことあるごとに報告しています。

そして、その縁のきっかけとなったあの空き家の人懐こい猫。

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その御婦人の知り合いが飼ってくれるという話になり、その懐こい猫は実に2週間くらいですぐに会えなくなりました。
その猫は参瑚の保護に繋がる大事な縁をくれた、自分にとってとても大事な存在になりました。
もしそこでその御婦人とこの猫をきっかけに話す事がなければ、参瑚は今頃うちにいなかったと思います。

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これも過去データや出来事を振り返ってみて「そういえば…」と気付いた事。
この猫も、NNNの使者だったのか。

猫に限らず、何が自分に縁を与えたかを振り返ってみて初めて解るのはよくある事だと思います。




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