2020年7月1日水曜日

毛色の話

毛色の話
from : NYAN CHOW's @チャウチャウ

昨日、次回の交配の話をしましたが
この交配は前に書いたように
輸入の凍結精液で行う予定です
まぁ、その前にクリアしなければ
いけないものがあるのですが・・・
そこは、私の準備の問題で

ジャックスパロウは珍しいパターンで
表現系を母親から丸っきり持ってきた息子です
その母親は、父のペイファングの容姿を
持ってきている感じがします
意外とチャウの場合??
オスの場合は特にオス親から容姿を

引き継いでくるケースが多い印象があるので
私の印象としてはね・・・・
なのでジャックは珍しいな・・・と
思っているのです

我が家にいるメスは
父母の両方を出してくるレニの系統と
自分をとにかく強く出すミーパオの
遺伝子ですのでww
今回はジャックの母ピゥクチャウの容姿を
是非とも!!!お願いしたいので
レニがオス側にもメス側にも入ってる
HOPEを選んだわけです
アフィンはミーパオを少々主張しながらも
レニの子供であるクラウス側の形態を
持ってきてもいて、これならば
上手くすると
思ったものが出るかもしれない♪
と思ったわけです

オパールにジャックを交配すると
全色出る可能性の高い交配になります
全色というのは
(レッド・ブラック・ファウン・ブルー・クリームです)
私としては退色傾向の強いクリームと
ファウンとブルーは

避けたい交配結果になってしまうのです
それが出ても問題が無い様になるべく
色素の濃い組み合わせを選んではいます
同じレッドやブラックでも口腔内や
爪の色など各部分で違うのでね


もちろんホープとジャックでも
それらの色が出る可能性は十分ありますが

よりリスクを少なく!という交配を
ここでは選ぼうと思っております
オパールも色素の濃い組み合わせから作った
ブラックなのですがサイズが
出なくなってしまう可能性大!なので

ジャックの父も色素は強いはずです
レッドとブラックから出来た
ファウンですのでね・・・

ジャック&ホープ血統書

チャウのカラー遺伝子1
チャウチャウアイルランドから
チャウのカラー遺伝子2
ロストキングダム犬舎から

どんな背景を持つレッドなのか?
ブラックなのか?

これが大事なところですね~
ラスとレニはファウンの因子を持っていましたし
ブラックマスクの因子も両方が持っていました
ラスは表現型はマスクを持っていない子でしたが
この組み合わせでファウンは出なかったね


最近はロシアの血統は全てと言えるほど
クリームが使われているケースが多いのですが
私はクリームのなるべく入っていないものを
選んでいます 完全に避けるのは無理ですね~
クリームは最近売れているようですが
私は売るために作ってるわけではないので
亡くなった先輩方に、お馬鹿さん と
言われない様にクリームを突き詰める
つもりもありません・・・・
なので、私にクリームの子は居ませんか?
という問い合わせだけは欲しくないので
お願いします((´∀`))
クリームがダメと言っている訳では
ありませんので、ご理解くださいね

まるっきりというのは無理なのですがね.....

クリームは出ないような組み合わせで
一応、交配しているので

今の所1匹も出ていません
これからは、ブラックを多用するので
でるでしょうね・・・


チャウチャウの遺伝子での毛色の調査は
大分出てきていますが全部は
解明されていないようです
これからに期待ですね
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ホープ足だけパピーコート抜けたぁ~~w

顔も抜けて猿になった~
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この人も抜けてるけど
ブラックはわかりにくいねw

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我が家のチャウチャウの個々のインフォメーションは
右のカテゴリー別アーカーブに移動しました。

1986年東京都東久留米市チャウチャウ専門
ChowChowLandから始まりました
G7 porofessional Handlerの麻生雅治氏に付いて
全国のShowに行っていました。
詳しい事はこちら→My Info
2000年に友人からAMCHを輸入
新たな血統で健全なチャウ作出を目指し繁殖再開
現在、海外のブリーダーと連携して
Breeding&Showingを楽しんでいます

これまでの輸入犬・輸出犬はこちら→Import & Export
我が家ではチャウチャウに発生の多い
股関節形成不全などの遺伝を排除すべく
ブリード面においても管理面においても
努力をしています
両親の検査と、環境作りは必須です
繁殖に使うものは全て
股関節・肘・膝・心臓・目(PRAを含む)
検査をしています
疑いがあれば甲状腺などの検査も行います
検査をするだけでなく、だめなものを使わない
ということが大事です
もちろん凶暴性など性格に問題のある犬も
繁殖から外します
これは一般家庭において飼育する場合も
とても大事なことですし
チャウチャウの未来の為にも重要なことです



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健全なチャウチャウを繁殖するために
常に良い環境を考え、作っていくようにしています
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雨の日でも、ある程度運動ができるように
屋根付きのランを自作しました
約500坪の敷地に自宅・動物病院・ケネルを
作りました
運動場は、年齢・性別などを考慮して
その子に合った運動ができるように
アスファルト・砕石・土・木製などを作り
大きい運動場で240坪程にしました
今年そこに2ラン分けました
病院の中にチヤウの部屋と自宅やランの中に
ログ小屋を用意してあります
これはショーから帰ってきたり
外国から入れた子などを隔離するために
使用したりします
すぐに家にいる子とは一緒にせず
必要な日数を隔離して管理するためです
我が家は動物病院なので、そこは手を抜けません

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チヤウチヤウだって思い切り走り
飛び回ることが出来る犬種です
本当に健全で筋力に溢れた犬種なんです♪


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子犬は病院2階の南側で
全面UVカットガラスの大きな窓のある
明るいけれど、温度の上がらない産室兼子犬部屋で
ワクチンが終わるまで過ごします
早期離乳は特別な事情を除いてはしません
3か月まで親・兄弟・姉妹と、ゆったり過ごします
この大事な社会化期の生活を集団で過ごす事で
昔あったような、新しい家でのトラブルは
本当に無くなり、性格の良い飼いやすいチヤウと
過ごしてもらえるようになりました
出来るだけ小さなうちから飼うという事は
余程この犬種に特化していない限り
きなリスクが伴うことになりかねません
逆に、この時期に躾がキッチリ出来ると
後は、ものすごく楽に過ごせるのです
チャウチャウは噛む犬でもなければ
勝手で気ままな部分もありますが
飼い主を無視する犬ではないのです
勝手にしていいよと教えてしまっているだけです

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子犬は生後1か月からフィラリアの予防時期であれば
予防薬の投薬をします
体重量に合わせてミルベマイシン顆粒を
投薬しています

おなかに虫がいないのにも関わらず
虫下しは行いません
全頭検便をします
親の管理をしっかり行っていますので
子犬たちに虫が出ることは有りません
腸内細菌は親からが大事なのです

ドッグショー目的の繁殖ですが
親がショー用だとしても生まれた子犬全部が
ショー用で生まれるわけではありません
そして海外に出す子犬と私のもとに残す子以外は
ショークオリティーでもペット用として
お譲りしています
両親の賞歴・外国タイトル犬・輸入犬であっても
関係なく(送料は別)
マイクロチップ・フィラリア投薬・血統書申請代金
全て込みで30万円で、お譲りしています

Web Siteの子犬の譲渡に関して を読んでいただいてから
ご連絡をお願いしています
こちらから→
子犬の問い合わせ 
チャウチャウは、飼育に手間もお金もかかる
そういう犬種という事を
理解していただいた上で飼っていただきたいと
思っております
そのためにも、きちんと遺伝疾患や
チャウチャウに多い病気を理解していただき
きちんと検査をして疾患をできる限り取り除かれた
両親から生まれてくる健全で性格の良いチャウチャウを
購入してください
ただただ、そこにいる検査もしていない・遺伝疾患も
排除していない雄雌を交配して出来た子犬を買って
その後、大変な思いをしている飼い主さんが
少なくないことを知ってください
それが可哀想な子を作らない事につながります
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自分に出来る最高の環境・管理で
頭の中の理想のチャウチャウを目指しています
チャウチャウに携わって35年目、生涯勉強です
これからもチャウチャウの為に頑張っていくつもりです

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