from : NYAN CHOW's @チャウチャウ
換毛期がやって来ました~
今年はボッサリではなく、ジワジワ来てる感じw
チャウチャウはショーの子もペットの子も
換毛期が一番大事!
ペットの子は夏を涼しく過ごせるように
ただただひたすら抜ける毛を抜いてしまうしかないです
前回書いた、ちゃんとしたコームなら
面白いように抜けます
そして、ある程度抜けた所でシャンプーしてしまいましょう
ショーはね、夏場にもあるので全部抜く訳にも
いかなかったりします・・・
抜いても、ルーファスの様に、あんまり変わらない子は
抜いちゃってもいいのですが
抜いちゃうとみすぼらしくなる子は
ギリギリまで残すので、シャンプーの頻度を下げたり
でも下げ過ぎると、ボソッといくので
その兼ね合いが難しいです
自然の摂理に逆らうのでねwww
私の場合は、状態悪ければ出さなきゃいい!
で、終わっちゃうんですけどね アハハ
で、夏は痩せて管理!という時に
コートがないと逆に少し体重つけたりします
その調整は、その子次第だし~
一般の方々はしない事です
痩せ気味で過ごさせる夏が大事です
脂肪いっぱいついてると、手術や入院しなくちゃいけない
病気の時の救命率も変わりますからね!!
熱中症になった時の身体の温度を下げるのも
脂肪が邪魔します、なりやすくなるだけでないのです
そして、この換毛の時がショーの為のコート管理で
一番忙しい時期になります
パピーコートはパーツパーツで大人の毛に変わりやすいので
洗う頻度を上げて、全体的に変わるように
そして、変わるのが早い部分と
パピーコートが残りやすい部分があるので
残りやすい所を少しづつ手で抜いてあげる
という作業が出て来ます(一般の方はしなくていいです)
テリアの様に皮膚が見えるほど抜いてしまうと
チヤウはアルペシアXの様になって
生えて来なくなってしまう事もあるので
ペットのオーナーさんはやらない様にね
ショー管理には大事です
前にも書きましたが、イギリスのチヤウは毛が短い
と、昔よく言う方がいましたが
これは間違いで、換毛時にコートを抜き去り
ビッシリした毛を出して作っていただけです
同じ犬をアメリカや日本に連れてきて
毛を減らす作業なしで長く長く育てると
昔良く見ていた長い毛のチャウチャウが出来るだけなんです
必要な場所に必要な毛があればいいので
出来上がりを想像しながら抜いていきます
抜くと言っても、抜けない毛を無理に抜くのではないです
指先でつまんですっと抜ける毛だけを抜いて
形を作って行きます
チヤウのアンダーコートやオスのパピーコートは
付けておくと、結構長い時間ついています
要らない場所の要らない抜ける毛を抜きます
オスのパピーコートは特にデットコートになっていても
しっかり付いていたりします アハハ
ですので、換毛時期がコームで抜ける毛を抜く
コームでは抜けないけど、指で抜ける毛を抜く
それも抜きすぎてはいけない・・・・
忙しい時期ですね
温度管理も冷やしすぎると、上手く換毛も進まなかったり
逆にボソッと落としてしまったり健康でいる管理と
毛を維持させる管理は夏場も冬場も少々違うのでは
なかなか難しいのです 分厚い毛皮のコート着てますからね
暫く産室を使わないので私のグルーミングルームにしました
前にも書いたけどね
で、毎日少しづつやってます上の作業をこの部屋で
楽しい時間です♡
時々外を通るものに反応して綺麗に立ってくれるので
1階のトリミング室より良い場所だったようです
そろそろ壁の写真を外して変えたいとも思う
テーブルに乗ってる器具は余程要らない毛が
多くない限り使わない代物ですww
ペットの人には良いかも知れないですね~
左奥のケージは、先輩がテーブルに乗って
グルーミングを受けているのを
パピー達に見せるために順番待ちで入れておく入れ物
大人が静かに受けているのを結構じっと見ていて
良い勉強タイムになります
チヤウって他の人や仲間が何をしているのか
とか、よ~~く見てるんですよねぇ・・・・
足元換毛スッカスカのHOPE
最初の日は、あまりにもビビっていたHOPE
次の日からは、ルーのグルーミング作業を見せただけで
この台に乗らずとも、ちゃんと出来るようになりました♪
でも、嬉しそうな顔はしてるんですけどね(* ´艸`)クスクス
慣れたクラウスは、なぜかギリギリに立ちたがる
でもアクビ(´Д`)ww
この人も脚は既にスカスカ
クラウスはショー会場の時は嬉しそうなのに
家だとかったるそうにやるね(笑)
海外でプライオリティーのスクエアボディーを作るために
凄いカットしているチャウがたくさんいる
トリミング犬種でないから
ハサミでカットはよろしくないんですよね
まぁそこは世論的に、そのうち動いて行くであろうけれど
その形を作るときに、胸落としすぎて
真っ直ぐ顎下から足の付け根めで
毛を落として短く作る人が居るんですが
私好きじゃない!(笑)
横から見て顎下から前足の付け根まで
肩甲骨の位置がわかるような自然なカーブで
落ちているのが好き
まぁくんの写真は残しすぎた!
って自分でも思うんだけど
海外落としすぎて変なことになってる子が
いっぱいww
誰かの言葉を借りると(笑)
まさにセンスだよねww
せっかく綺麗な胸してても
作り方で台無しにもなる
短く見えるのは大事だけどバランスと
綺麗か醜いかだよね
リーの続きはまた後で
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我が家のチャウチャウの個々のインフォメーションは
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股関節形成不全などの遺伝を排除すべく
ブリード面においても管理面においても
努力をしています
両親の検査と、環境作りは必須です
繁殖に使うものは全て
股関節・肘・膝・心臓・目(PRAを含む)
検査をしています
疑いがあれば甲状腺などの検査も行います
検査をするだけでなく、だめなものを使わない
ということが大事です
もちろん凶暴性など性格に問題のある犬も
繁殖から外します
これは一般家庭において飼育する場合も
とても大事なことですし
チャウチャウの未来の為にも重要なことです
屋根付きのランを自作しました
約500坪の敷地に自宅・動物病院・ケネルを
作りました
運動場は、年齢・性別などを考慮して
その子に合った運動ができるように
アスファルト・砕石・土・木製などを作り
大きい運動場で240坪程にしました
今年そこに2ラン分けました
病院の中にチヤウの部屋と自宅やランの中に
ログ小屋を用意してあります
これはショーから帰ってきたり
外国から入れた子などを隔離するために
使用したりします
すぐに家にいる子とは一緒にせず
必要な日数を隔離して管理するためです
我が家は動物病院なので、そこは手を抜けません
飛び回ることが出来る犬種です
本当に健全で筋力に溢れた犬種なんです♪
全面UVカットガラスの大きな窓のある
明るいけれど、温度の上がらない産室兼子犬部屋で
ワクチンが終わるまで過ごします
早期離乳は特別な事情を除いてはしません
3か月まで親・兄弟・姉妹と、ゆったり過ごします
この大事な社会化期の生活を集団で過ごす事で
昔あったような、新しい家でのトラブルは
本当に無くなり、性格の良い飼いやすいチヤウと
過ごしてもらえるようになりました
出来るだけ小さなうちから飼うという事は
余程この犬種に特化していない限り
大きなリスクが伴うことになりかねません
後は、ものすごく楽に過ごせるのです
チャウチャウは噛む犬でもなければ
勝手で気ままな部分もありますが
飼い主を無視する犬ではないのです
勝手にしていいよと教えてしまっているだけです
子犬は生後1か月からフィラリアの予防時期であれば
予防薬の投薬をします
体重量に合わせてミルベマイシン顆粒を
投薬しています
おなかに虫がいないのにも関わらず
虫下しは行いません
全頭検便をします
親の管理をしっかり行っていますので
子犬たちに虫が出ることは有りません
腸内細菌は親からが大事なのです
ドッグショー目的の繁殖ですが
親がショー用だとしても生まれた子犬全部が
ショー用で生まれるわけではありません
そして海外に出す子犬と私のもとに残す子以外は
ショークオリティーでもペット用として
お譲りしています
両親の賞歴・外国タイトル犬・輸入犬であっても
関係なく(送料は別)
マイクロチップ・フィラリア投薬・血統書申請代金
全て込みで30万円で、お譲りしています
Web Siteの子犬の譲渡に関して を読んでいただいてから
ご連絡をお願いしています
こちらから→子犬の問い合わせ
チャウチャウは、飼育に手間もお金もかかる
そういう犬種という事を
理解していただいた上で飼っていただきたいと
思っております
そのためにも、きちんと遺伝疾患や
チャウチャウに多い病気を理解していただき
きちんと検査をして疾患をできる限り取り除かれた
両親から生まれてくる健全で性格の良いチャウチャウを
購入してください
ただただ、そこにいる検査もしていない・遺伝疾患も
排除していない雄雌を交配して出来た子犬を買って
その後、大変な思いをしている飼い主さんが
少なくないことを知ってください
それが可哀想な子を作らない事につながります