2020年6月1日月曜日

若者の回復と年長者たち

若者の回復と年長者たち
from : pet salon Mignon DIARY

翌日曜日、カラシは巨大なエリカラのままあまり気にせずに生活していた。
カラーが邪魔なことよりも甘えたい欲求の方が強いようだ。





外来の患者さんの診察中にミーちゃんの預かりさんから電話がきた。
腎不全でずっと皮下点滴をしているけれど、木曜日から痙攣を起こすようになり、苦しそうで見ていられない。
いまの状態で皮下点滴をしても良いのかどうかも分からない、と泣いている。
皮下点滴で維持する時期はどう考えても終わっているし、本人に苦痛があるなら静脈から薬液を流して穏やかに眠れるように過ごさせてあげるべきだ。
寝た姿勢のままそっと運んできて、と言ったら、段ボールの中に寝かせてやってきた。
二週間前の診察の時から体重が700グラムも落ちていて、食べられていないというよりも脱水が激しかった。
目を開けたまま寝ているので角膜も乾いてしまっていた。
移動で体温も少し下がってしまっていた。
湯たんぽで軽く温めて点眼をしてから、まずは血管確保をしよう、と血管を探した。
二週間前よりも血圧が下がっていて厳しい感じだった。
手をモミモミして、ん~どうでしょう~ここならなんとか入りそうかな・・脱水は苦しいから入れてあげたいですよね、と先生が血管をさがして留置針を入れた。
点滴をゆっくり流して循環を良くしてから電解質ほか最低限の血液検査をすることにした。
腰のあたりに痛みがあったので介護マットを下に入れて、呼吸が楽なようにタオルで枕を作って寝かせ、預かりさんには数時間後に迎えにきてもらうことにした。






枕の位置が良かったのか、ぽかんとした顔ですやすや眠り始めたので、またわりちゃんの鍼灸治療を開始。
またわりちゃんの治療と寝ているみーちゃんの顔を交互に見ながら、あれぐらい気持ちよく眠れるなら良いよねぇ、と言い合っていた。
途中でボチボチ血液検査をしようか、とみーちゃんの様子を見に行った。
すると尻尾が動いていて、ん?と持ち上げたらおならをして肛門がヒクヒクしていた。
しばらく苛立たしげに動いてからウンチをした。
すると呼吸の状態が悪くなってしまった。
排泄のこれが怖い・・・荒い呼吸をしながらも、そのまままた落ち着くか微妙なところだった。
でも、これは分からんな。
呼び出して無駄足になっても良いから、と預かりさんに連絡をしたら、新宿でお昼を食べていたようですぐに戻ってきた。
オペ室で酸素吸入をしてモニターをつけ、心臓の強いみーちゃんはそのまましばらく頑張って旅立った。
またわりちゃんは、鍼を打たれたまま寝て待っていた。






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7/18(土)14:00~16:00 水越美奈先生 犬の行動学講習会




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