from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
瀬戸内海に浮かぶ島
香川県豊島(てしま)で
TNR一斉を実行するきっかけは
私たちが年に2回開催している
岡山TNR一斉に
香川県ナンバーの車に乗った
《おとなしそうなお姉ちゃん》が
軽自動車にケージを目一杯積んで
20匹ぐらい連れて来ていたので
私から話しかけたのです。
そしたら
個人ボランティアというほどでもなく
ただただ増え続ける猫を
なんとかしたい
・・・と思っている普通の人で
見た目は・・・そうねぇ・・・
強烈な印象もない
ごく普通に会社で働いているような感じの
どちらかと言えば
弱っちい雰囲気の人ですが
「大変だ」とか「協力者がいない」とか
とにかくマイナスなことを言わない
しっかりした人で
大量のケージも
黙って自分で買いそろえていて・・・
田原君なら
「ハイハイ」と納得笑いをするでしょうが
簡単に言うと
《この意地悪な中谷》が
『なにかしら私に協力させて!!』
・・・と思える人だったのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
それから月日は流れ
お姉ちゃんは
岡山TNR一斉に参加するだけでなく
広島本部まで
終生飼養で猫を連れて来たり
黙々と努力しておられたので
そんなに困っている猫がいるなら
『豊島TNR一斉をやる?』
・・・と
私から持ち掛けたのです。
「やりたいです!」
・・・と即答でしたが
あとは
私の出す条件がクリアできるか・・・です。
★餌やりに責任を持たせるために
手術代は無料ではなく有料
無料だと
また同じように
無責任に餌を与えますからね
私はそんな人を
今日も今日とてイヤと言うほど見ているので
★島民にTNR一斉を周知すること
周知しないと
せっかく手術をしても
かわいそうな目に遭うのは猫ですから
★手術会場は公共の建物を借りること
この理由は簡単ですよね
行政も納得したという事実になりますから
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そこからの
お姉ちゃんの苦労は
想像を絶するものだと思います。
島ですからね・・・
かなり閉鎖的ですし・・・
おとなしそうなお姉ちゃんは
私が出した条件を
《すべてクリア》してきたので
私も自分で
自分のハードルを高くしました。
『200匹やろうや!』
簡単げに200匹と言いましたが
さぁ私も大変・・・(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そんなこんなで始まりました。
香川県豊島TNR一斉

宇野港に来るなんて
思いもせんかったけど・・・
うた君の引き合わせかな・・・
今回
岡山から豊島に
お手伝いにきてくれた4人も
話せば長いが
うた君から派生した関係だし・・・

11月20日(水)7時
瀬戸内海に現れた朝一番の太陽です。
瀬戸内海の小島を縫って
到着しました豊島の家浦港

先生たちも到着するなり
お仕事開始!です。
私たちのTNR一斉は
《誰かが》べらぼうな計画を立てるから
先生たちは大変だと思いますよ
ず~~~~っと
立ちっぱで
ず~~~~っと
手術させられるんですもんね・・・
《誰か》の顔が見てみたい!

島の漁師のオジチャンたちが
前日の捕獲から大活躍だったそう
あ!そうそう
「中谷さん!
私は前日から豊島に行って
捕獲の手伝いをしますからね!」
・・・と《大きなことを》言っていた
桂代さんですが
『何匹捕獲したん?』・・・と聞くと
「1匹です」
は?
1匹?1匹って何それ!
「だってね!
オジサンたちがバンバン捕まえて
軽トラでガンガン運ぶんですもん」
まぁ・・・およその見当はついていたので
特段驚きもしませんが
『・・・で絶景場所はあるの?』
「うんうんあるよあるある!
すごいきれいなとこがあってね
TNRが終わって時間があったら行きましょ♪」
ふ~~ん・・・やっぱりね・・・
あなたは前乗りして
豊島観光をしてたのね!!

『無理にボランティアは
集めなくていいよ』
・・・と言っていたのですが
お姉ちゃんの姿に賛同した
職場の同僚をはじめ島の人がたくさん
お手伝いに来ていました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
今回は私の計画では
200匹目標のTNR一斉だったので
普段から
私たちに協力してくださっている先生を
4人揃えてみました。

東京日野の
きもと動物病院の木本院長

千葉柏の
岡部獣医科病院の岡部院長

神奈川横浜の
いなば動物病院の稲葉院長

東京日野の
きもと動物病院の千葉獣医
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
この4名が揃えば中谷に金棒♪
どんどん手術が終わっていきます。
豊島の子たちは比較的
健康な子が多かったです。
食べものが豊富なのと
車が飛ばさないのと
島の人たちの《人がらがいい》から
猫が受けるストレスが少ないのだと思います。
香川県は
弘法大師空海の生まれ故郷だからか
お接待文化が根付いているし
優しい・・・というか
穏やか・・・というか
親切な人が多いと私は思います。

豊島の猫は抱いてみると
予想よりずっしりと重いです。
体重が重いことは
精神的に健康だという証拠ですからね!

女の子でも
5㎏級の子が多かったです。

ケンカ傷もぐれのオジチャン

ノミの糞です。
温暖な島育ちなので
ノミはわんさかいますよ!

耳血腫のように縮んだ耳
原因は耳ダニかと思いきや
耳ダニはおらず
たぶん・・・ケンカ

反対の耳は
スコティッシュフォールドのように
耳の骨が折れていました。

昔うちにいた
きぃちゃんみたいな
横張りのワタリガニ顔で
思わず連れて帰りたくなりました。

ノミの糞です。

ほとんどの子が
お腹がノミの糞で
真っ黒になるぐらいでした。
・・・が無問題!!
全員に3ヶ月効く
ノミ&マダニ駆除薬ブラベクトをつけたから♪
3ヶ月も効果が続くことは
猫にとってはかなりの利益がある
・・・と私は思いますよ♪

手術が終わって覚醒待ち中




元気な子に混じって
元気でない子も来ていました。
猫風邪をこじらせたような
子猫が来ましたが
私たちのTNR一斉では
2種類の抗生剤を打つので
たいがいの菌には効くし
猫風邪が治るケースがよくありますし
猫風邪程度なら
ワクチンも打つべきじゃと私は思います。
現に翌日
元気になってますもんね♪

痩せてちっこいので
プラスアルファとして
皮下補液をして点眼をしました。
この子のことを気にして様子を聞いたら
お姉ちゃんから
写真が送られてきました。

心配でしたが
手術前よりええ感じになっていました♪

抜歯が必要な子が
10匹ぐらいいました。
10/200だから
比率的にはこんなものでしょう


抜歯した子は全員補液をします。
あの人が・・・

豊島に前乗りして
「捕獲をする!」・・・と言ったくせに
1匹しか捕獲しなかった
このお方は
当日は
耳先をカットしながらの補液担当で
う~~~ん
今回はこのお方にしては
よく働いたかも知れんですね(笑)

この2匹は
同じ地区の子みたいで
明らかに状態はよくないですね・・・
・・・けど
不妊手術をしたら
繁殖のトレスがなくなるので
一気に元気になる子も多いので
私はそれに賭けます。

ケンカではなく
なにかに引っかかったのか・・・

縫った方が治りが早いと判断して
縫合しました。

この程度なら

青い薬で・・・

これも青い薬で・・・

アゴの下が
腫れているように思えたので
軽く毛を剃ってみました。

やはり膿んでいました。

これぐらいならキレイに洗って

青い薬を流し込めばO・Kかと
青い薬には
鎮痛効果があるものも入っているので
予後がラクになります。

ものすごい腹水が溜まっている子がいて
餌やりさんにはその旨伝えました。
原因はいろいろあって
なんとも言えないですが
美味しいものを
食べたいだけ食べさせてほしいですね

瀬戸内海を見る先生たち
まるで
ドラマのワンシーン
4人は山口獣医科の卒業生で
先輩・後輩関係の仲良しさんたちです。

いいシーンなのに
そこを普通に通るオバチャン・・・
「え?私?」
そうよ!
あなたよあなた!渡辺だよ!!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
朝一番のフェリーで
高松港から豊島まで来た男の先生3人組には
高松空港から飛ぶ
最終の
東京行きの飛行機に間に合うように
貸し切り海上タクシーで
高松港まで帰ってもらいました。
※フェリーだと
最終時間が早いので
最初から海上タクシーを
予約していました。

桂代ちゃんからケタ表をもらって
帰る寸前の先生たち

『笑顔!笑顔!
全国の人が見るよ~~ッ♪』
明るい先生たち
ありがとうございました。
そして
お疲れさまでした。
先生たちおお蔭で
香川県豊島TNR一斉は予定頭数をクリアし
204匹でした。

あのお方が切った耳先
ど~ですか?
なかなかじゃと私は思うのですが・・・

翌朝会場に行くと
猫たちは
みんな元気に目覚めていました。

田原君は
前夜みなしごバスをぶつけたので
朝になっても
それを引きずっていて動けない気分みたいで
そんなこと気にもしない私は
せっかくなので
リターン現場に同行させてもらいました。

近所の漁師のオジチャンや
町会議員さんが
リターンのお手伝い

準備が整い
一斉にドアを開いてリターン
この模様は動画で撮っています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
桂代ちゃん夫婦と千葉先生が
民泊していたお宅で
私も一緒に朝ごはんをいただき
(田原君はショックで食欲無し)
フェリーの時間まで
豊島を観光をしてみました。
観光の案内人は
《前々日に捕獲もしないで観光していた》
桂代ちゃんです(笑)

オリーブ畑です。
豊島は
《二十四の瞳》で有名な
小豆島の近くにある島で
小豆島と同じように
オリーブの栽培もさかんです。

海に続く道

キレイ♪

波打ち際を見てください。
太平洋や日本海と比べると
青一色で
波しぶきが1粒も立ってないでしょ・・・
これが瀬戸内海なのです。
穏やかでしょ・・・
瀬戸内海は本当に穏やかなのです。
何気に私も
こんな穏やかな瀬戸内・広島で
生まれて育ったのですよ(笑)

必死で写真を撮る私

私の隣りにいるのは桂代ちゃん
この写真を撮ったのは千葉先生
困るなぁ・・・
こんな写真を撮られたら
まるで私たちが仲良しみたいじゃん(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
桂代ちゃんが
次に連れて行ってくれたのは
豊島のもうひとつの港
そこには

こんなチラシが貼ってありました。

募金箱もありました。

千葉先生が募金していました。
自分で手術して募金して・・・
ええ人ですね・・・ホンマに・・・

次に連れて行ってもらったのは
瀬戸内海の島によく見られる段々畑
段々畑を見に来たのに
目につくのは猫ばかり・・・

お前・・・耳先カットがないじゃん!
顔的にオッサン猫じゃろ・・・
次回の香川県豊島TNR一斉は
来年2月じゃから
その時に必ずおいでよ♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
朝8時半
豊島観光から戻ってみると
TNR一斉終了後に
会場の中学校を出るときに
田原君が
道路のポールにバスをぶつけたので
事情を聴きに
警察官が来ていました。

自治会長さんも一緒に来て
事情を説明してくださり
なんだか申し訳ないですねぇ・・・
全国を移動するために
あえて
9mのこじんまりとしたバス
日野セレガを選んでいるのですが
それでも道が狭くて
通れない場所がいっぱいあって
・・・でも
田原君がぶつけたのは初めてです。
ここをポールの先にぶつけ
田原君
ショック・ショック・ショック
かなり・・・ショック

考えてもどが~にもならん
気になるなら
日野に持って行って板金してもらえばええし
厄落とし
厄落とし
相手がポールでよかったじゃん
猫でもひいた日にゃ~
うなだれる・・・じゃ済まされんしね!
・・・と
何を言っても
田原君は元気になりそうにないので
『めんどくさッ!』と思った私は
プンプン怒って
またまた独りで
ふらッと港のあたりを歩いてみました。

防波堤の先っちょにカラスが2羽
望遠で撮ると・・・

仲良しじゃねぇ・・・

そうね・・・
こ~ゆ~ときは
私が優しくするべきじゃね・・・

『お~~い!
そこのお兄さん!
TNRした猫を見に行こうや~~ッ』
「・・・・・・・・」
チッ!
無視しやがって!
もう2度と
優しゅ~なんかしてやらんけぇの!

港近くに住んでいる
岡山TNRに参加した子を見ていたら
桂代ちゃんと千葉先生が
帰り支度をして港にやって来ました。

『その子は
岡山のときにTNRした子よ』
「そ~ですか!」




野良猫に餌を与えたいならば
不妊手術を施す
これは今や常識です。

いつまでも豊島に居たいぐらい
気持ちのええ島でしたが
私ら・・・帰るしかないしね・・・
また来ようや!!

瀬戸内海に浮かぶ島です。
瀬戸内海には
こんな感じの無人島が
あっちにもこっちにもいっぱいあって

どこの島を買うかのぅ・・・(笑)

あ!
かわいい親子島じゃ!
かわいい小さな島が2つもあるけぇ
ここを買うわ(笑)
・・・な~んて冗談はさておき
香川県豊島TNR一斉
多くの方々の協力のお蔭で
204匹の猫が参加してくれ
無事に手術を終え
リターンすることできました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
今日の動画
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
リターンの様子です。
https://youtu.be/JxMmrsTYelY
