2019年11月30日土曜日

お散歩デビューは二段階で(動画)

お散歩デビューは二段階で(動画)
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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昨日から強風が吹き荒れている。

今朝はよく晴れたので散歩に行けそうだと思ったが、犬たちは行くと言わない。

道路まで出てみると吹き飛ばされそうなほどの風で、散歩はとても無理だった。

林に囲まれている庭の方がまだ風の影響が少ないので、ふたりとも庭で日向ぼっこして過ごしていた。

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ニコニコなはっちゃん(秋田MIX♂7歳)。

さて、おとといの記事で、子犬の散歩について簡単に触れた。

いきなりまっすぐに歩かせようとしないことが重要という趣旨だ。

今日は具体的にどのようにして散歩デビューしたらいいかについて書いてみたい。

このやり方は、オンリード散歩に慣れていない成犬にも適用できる。

実際、初めてハーネスとリードを着けてオンリード散歩した、コンちゃんの動画を掲載している。

子犬でも保護犬でも、実際に散歩を開始する前に、家にいるときに短時間ハーネスを着けてみよう。

犬が嫌がっていたら数秒着けて外そう。

嫌がっているのに長時間着けると、ハーネスが嫌いになってしまうので避けたい。

また、脚を通すタイプのハーネスは、装着する前の段階で嫌がるので頭を通すタイプにしよう。

頭を通すタイプでも、通す穴が小さくて頭をこすると嫌がるので、ゆったりしていて軽いPONOPONハーネスがお勧めだ。


ステップ1.最初は庭や貸し切りドッグランなどの広い場所から


第1回目は庭や貸し切りドッグランのような、他の犬や人、車などが来ない安全な場所で、ハーネスやリードなしで自由に楽しんでもらう。

これまでに散歩に行っていなかったりなどしてストレスがたまっていると、走り回ったりなどするかもしれないが、人間が興奮を煽らないようにだけ注意して、静かに見守ろう。

じっと座て見ているのがいい。

犬が落ち着いてきたら、ゆっくりと短い距離を一緒に歩いてみる。

人のそばをついてきたり、一緒に歩こうとしてくるので、その自然な行動を待つのが目的である。

犬でなくても、猫でも豚でもヤギでも他の哺乳類でもついてくる。

このようにオフリードで一緒に移動する経験を何度もすることが重要だ。

トレーニングではないので、ごく短時間(1分から長くても5分ぐらい)でいい。

それが人と一緒に歩く重要な基礎になる。

穏やかなおとな犬に任せるのもいい。

次の動画ははっちゃんが7週齢のときに、面倒見のいい先輩犬ボニちゃんといるところだ。



はっちゃんは嫌がったのでまだハーネスは着けていない。

そういう犬の場合は、散歩中に短時間(一瞬から数分)着けて外し、装着時間を少しずつ伸ばしていくと無理がない。

オフリードの自由散歩に慣れて、ハーネスを受け入れ、一緒に歩けるようになってきたら、次のステップに進む。


ステップ2.犬に合わせてオンリードで歩く


すでに人と一緒に歩ける状態で、かつ自由散歩でストレスレベルが下がり、落ち着いてぶらぶらできるようになったらリードを着けよう。

ここでも長い距離をまっすぐ歩く必要はない。

すぐにリードが張らないように長いリードを着けて、テンションをかけないように犬について歩くのである。

この時にストレスレベルが高くて爆走するような状態だと、いきなりリードが張ってしまう。

犬は初めての感覚に戸惑うし嫌がるので、ぶらぶら歩ける状態であることが重要だ。

爆走しているうちはオフリード自由散歩にしよう。

次の動画は生後5か月のコンちゃんの散歩デビューの様子だ。

ハーネスとリードには、すでに室内と庭で慣れている。



こんな感じで犬に合わせて一緒にいるだけでいい。

リードは極力張らないようにする。

最初は短時間からだ。

庭から出発してすぐ帰るのでもいいし、貸し切りドッグランの中や、人や犬がいない静かな場所に行ってもいい。

少しずつオンリード散歩の時間を延ばしていこう。

コンちゃんは自転車で静かな場所に行って歩いてもらった。

初めていっしょに外を歩いたが、とても落ち着いていた。

このあとはどんどん散歩に慣れていき、上手にまっすぐに歩くようになった。

不快感がないと早く受け入れてくれる。

ポイントは、落ち着いた状態になるまでオンリードにしないこと、リードが張らないようにすることだ。

最初からテンションをかけた状態で歩いていると(たいていは人間がやたら引っ張ているのが原因)、犬もぐいぐい引っ張るようになってしまう。

その状態からのんびり散歩するようになるには時間がかかり、その間犬にずっとストレスがかかり続けるので、最初の段階から慎重にしたい。

人間の都合で犬をひもでつなぐという不自由な思いをさせているので、オンリードで歩いて当然という不遜な態度は慎みたい。

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