2019年10月31日木曜日

犬猫と暮らす前に考えること

犬猫と暮らす前に考えること
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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午後から天気が回復したので、庭で毛皮を干す犬たち。

わたしも庭に出ると、はっちゃん(秋田MIX♂7歳)が「ん?」と顔を上げた。

DSC_0013a


この顔がかわいい。

ところで、うちはドッグフードは通販で購入している。

手作り食も混ぜているが、それでも大型犬2頭だとブリーダーパックが1か月でなくなる。

手作り食用に米、豆やなどもネットで買う。

食費だけでも、動物と暮らすのはけっこうお金がかかる。

健康診断やワクチンもあるし、病気になったら治療費も必要だ。

だが、地元の人たちの中には、畑につなぎっぱなしで一度も病院に連れて行ったことがないという人もいる。

それは論外だが、知らずに犬猫と暮らし始めてみて、「こんなはずではなかった」と思う人もいるかもしれない。

そうなったら、人間も動物も不幸である。

不妊・去勢手術をすすめても、「そんなにお金がかかるのならいらない」と言われることがある。

スーパーやホームセンターなどで売っている添加物たっぷりの粗悪なフードをあげたり、健康チェックをしなかったり、という状況を見聞きすると、やはり事前に知識を得ておくことの必要性を痛感する。

犬猫のQOL(生活の質)を維持するためには、人間と同様に、食生活に気をつけたり、予防医療に努めたりすることがとても重要である。

それでも病気になって、また出費がかさむ。

行動上の問題を見つけて、トレーナーや病院に相談する場合も有料である。

犬猫仕様の家にしたり、またよりよい環境を求めて引っ越すのも当然お金がかかるし、犬猫のために仕事を減らすと収入は減る。

もちろん、ほとんどお金をかけなくても犬猫と暮らすことはできるが、するとかれらのQOLは低下する。

さらに、十分なケアをするには時間もかかるし、精神的な余裕も必要だ。

犬猫は自分で同居人を選べないところがとても不公平だと思うが、その中でできるだけのことはしてあげたいし、それが飼い主の責任だと思うのである。

そういうことをぜひ、犬猫と暮らす前に知っておいてもらいたい。

ブログ読者さんたちはすでに犬猫と暮らしている方がほとんどなので、これから犬猫と暮らそうと考えている人に、ぜひとも伝えていただきたい。

犬猫はお金も時間もかかる。

金銭的、時間的、精神的余裕がない場合は、余裕ができるまで待とう。

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