2019年8月31日土曜日

動物と楽しく交流するためのヒント

動物と楽しく交流するためのヒント
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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朝散歩のとき、お隣さんからぶどうをいただいた。

散歩が終わってから食べていると、はっちゃん(秋田MIX♂7歳)が「それおいしそうだね、ボクも食べたいな」とやってきた。

だがぶどうは腎不全リスクがあると言われている。

原因はわかっていないが、一応大事を取ってあげていない。

わたしも自分で買うことはないが、今回はいただいたので早急に自分の胃袋に収納することにした。

はっちゃんに、「これはわんこには毒みたいだからあげられないよ」というと、「う~ん、でもおいしそうだよね」とそばで見ている。

急いで食べてしまうと、離れていった。

昼過ぎに残りの半分を出してきたら、もうそばには来なかったので学習したようだ。

食べ物に関する学習は本当に早くて驚く。

今朝の散歩のとき、ヤギさんポイントを通りかかったら、地面に寝そべったヤギさんの上にカラスが止まっていた。

なんともほほえましくて、撮影できなかったのが残念だった。

ヤギさんは寝そべったままリラックスしてこっちを見ていたので、また挨拶してみようと思った。

向かって左側の耳をパタッとしたので、わたしも左側にくいっと首をかしげてみた。

すると、ヤギさんも同じ耳をパタッとする。

ハエを追い払っている可能性もあるので、また首をかしげてみると、またパタッとする。

このやり取りが3回ずつ続いたので、やはりこれは挨拶だ。

そこで今度は右側に首をかしげてみた。

ヤギさんはパタッとする耳を向かって右側に変えるだろうか、それとも同じ耳で返事をするだろうか。

ちょっとドキドキしていると、なんと尻尾をパタッとした。

ヤギさん、ユーモアのセンス抜群だ。

よく動物にはユーモアのセンスがあると言われているが、まさにそれだった。

動物も仲間同士で「遊び」をするが、遊びにはユーモアが必要だ。

相手の意表を突いて、人間でいえば笑いを誘うようなことをする。

人間だけが特別で、他の動物とはよりも大きく優れているというような考えは間違っている。

もっと連続したものとしてとらえたいものだ。

他の動物との共通性を意識すると、コミュニケーションもしやすくなるだろう。

動物(少なくとも脊椎動物)は人間と似たような感情を持っている。

それを尊重することが大切だ。

とくに最近は、動物との「ふれあい」を売り物にした動物園やカフェなどが流行っている。

だが、そこにいる生き物たちは、自発的に来たわけではなく、また居続けているのでもなく、人間に収容されているのである。

人間に触られるために囚われているのだ。

最近、コツメカワウソがブームになり、カワウソカフェなるものが繁盛している。

カワウソとふれあいたいという需要があるということだ。

「ペット」としても人気だそうだが、日本での異常なカワウソブームにより、その生息地では密猟が増え絶滅が危惧されるようになった。

そこで先日まで開催されていたワシントン条約締約国会議では、カワウソの商取引禁止が可決されたが、その際に日本は反対したという。

種の存続よりも商取引のほうが大事というのが日本国の立場だ。

それを支えているのが、「ふれあいたい」という身勝手な欲求であることを、わたしたちはよく自覚すべきだろう。

動物とふれあうことを目的とする人間の活動は、動物の気持ちをないがしろにする。

かわいがっているのだからいい、大事に思っているのだからいいと、やさしく接しているからいいと、自分の思い込みで突き進む。

だが実際の動物の反応を見ると、ストレスシグナルを出していたり、「嫌だ」という意思表示をしていることばかりだ。

人間が優しいつもりであろうがなかろうが、動物の「嫌だ」(ボディランゲージや表情で表現される)が最優先されるべきである。

動物の気持ちを優先したら、逃げられない場所に閉じ込めたりリードで繋ぐなどして触ることはよいうようなことはやってはいけない。

多少の逃げ場がある室内でも大して変わらない。

動物とは、完全にフリーな状態で、遠くからボディランゲージで交流すると、相手に嫌な思いをさせずに楽しい時間を共有できる。

一緒に暮らす犬猫などの動物の場合も、自分から触ろうとしたり、呼びつけてじっとさせたりするのは直ちにやめよう。

そういえば今朝はっちゃんがご機嫌で起きてきて、寝ているわたしのそばにやってきた。

手を差し出して固定すると、自分の頭から尻尾までをずーっとこすりつけて、もう一度やって、次に尻尾の付け根を押し当てて体を前後にゆらしてセルフカリカリした。

マルちゃん(大型犬MIX♂11歳)は、ふれあいたいときには自分から頭をわきの下などにずぼっと入れてくる。

ふれあいはあくまでも動物主導で、親しくない相手とは遠くからボディランゲージで交流、を常識にしたい。

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