from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
昨日は
広島本部を午後3時頃に出発し
岡山で
すこぶる状態の悪い猫を引き取り
滋賀あたりで車中泊しました。
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岡山で引き取った
すこぶる状態の悪い猫は
私が広島本部を出発する前日
岡山の大学に留学している
中国人の学生さんから
「道端で倒れていた猫を
動物病院に連れて行って応急してもらったが
私は留学生で飼うことができない
どうしたらよいか」
・・・と電話で相談され
すぐに岡山の渡辺さんに頼んで
猫を一晩みてもらい
みなしごバスが通る吉備SAまで
連れて来てもらった子です。
私は【自分は何もせず丸投げする人】には
一切協力しませんが
留学生の身でありながら
道端で倒れていた猫を見捨てず
動物病院へ連れて行った相談者は
《できることはじゅうぶんやっている》
・・・と判断し
《緊急を要する救援》をしたのです。
お迎えしてくれた渡辺さんのとこでも
低体温と脱水の応急をしてくれたし
みなしごバスに乗せてからは私が
できる限りの手を尽くしている最中です。
わかりにくいですが
ガリガリ・・・かなり痩せています。
人馴れしているので
やはり『捨てられた飼い猫』でしょう
飼い猫は
自分で食べ物を探すことはできません!
「いい人に飼ってもらってね」
都合のいい発想すんな!と言いたいです。
いい人は
すでに動物を飼っとるし!
このクソ暑い中
食べ物も飲み水も探せん猫が
生きれると思いますか?
あっという間に急性腎不全になって
返らぬ命となるんじゃ!
猫を捨てないで!
そして
道端で困っている猫がいたら助けて!
この子が
こんなになるまでに・・・
倒れて動けなくなってしまうまでに
この子の目の前を一体
何人の人間が通りすぎて行ったんじゃろう
この子が倒れていた
岡山市内のど真ん中には
中国から日本語を学びに来た学生さんしか
ほかに人間はおらんかったんか?
・・・情けない
ホンマに情けない・・・
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そして昨日
出発する寸前に受けた相談は
太陽がガンガン射すところにある
今現在は使用していない
トマトを植える用の深いプランターの中で
生まれたばかりの子猫と
母猫がいるがどうしたらよいか?
・・・という内容でした。
母子猫が熱中症になったら困るし
うちから車で2〜30分の場所だったので
プランターより大きな網を持って
母子とも捕獲する気満々で行きました。
・・・が
私が到着したときは
すでに母猫の姿はなく
母猫が戻って来るのを待ちましたが
50cm位の深さのプラスチック製の
プランターの中にいた
目が開いたばかりの子猫たちは
暑さで伸びて口呼吸をしていたし
日陰もなく
あたりはアスファルトジャングル
太陽ガンガンの中
私も倒れそうになったので
子猫だけを連れて帰るという
最悪の事態になりました。
車のエンジンをかけエアコンをきかせ
それだけじゃ足らないと思い
私の手より《かなり熱い》子猫の体
指先だけを使いながら
なるべく体温を放出するようにしながら
コンビニまで行ってお水を買って
※※私はファミマは行かない!
ペットシーツにお水をかけて
ポリマー利用の
簡易のウォーターマットを作って
そこに寝かせてから
私は急いで帰りました。
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生まれたばかりの子猫と
授乳中の母猫を引き離すことは
《最低最悪》の行為です。
いかなる理由があろうとも
私が母子を引き離したことは間違いないので
せめて子猫だけでも
責任を持って育てようと思いました。
母猫は幸いにも広島市の子なので
町内会にかけあって
センター職員獣医が無料で
不妊手術とワクチン接種等してくれる
《地域猫》活動に参加してもらい
その町で《一代限りの命》を
まっとうしてもらおうと思っており
たまたま
母猫のいる町の周りの町内会は
すでに地域猫活動に参加しているから
参加町内会の会長さんから
話を持って行ってもらえば早いかな
・・・とか
スムーズに進む方向を色々模索しとります。
育てられていた子猫たち
そんな条件の悪いところでも
そこしか子育てする場所がない悲しい現実
こんなに温暖化が進んでしまうと
やはり不妊手術・TNR
これしかないですね。
子猫たちは今
みなしごバス内の
ニホンザルのひさこちゃんの隣の席で
ぐっすり寝ています。