2019年4月1日月曜日

マーキングは縄張り行動ではない

マーキングは縄張り行動ではない
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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朝から雨で風もあり、あいにくの天気だ。

草刈りをしたいのにできないのがつらい。

駐車スペースに入る坂道を整備するよう手配したので、道の周りの草を刈らないといけないのだ。

当日雨だと延期になるのでそれも気になる。

整備といっても砂利を運んで道に敷き詰め、転圧ローラーをかけてもらうだけなのだが、予定の日にさくっと終わらせたい。

順調にいくよう願っている。

草刈りの代わりに本を読んだ。

アレクサンドラ・ホロウィッツ『犬であるとはどういうことか』だ。

おもしろいのでぜひご一読されることをおすすめする。

興味深い話が多かったので気になったトピックの一部を紹介したい。

まずは、肛門嚢にある分泌物はストレスがかかると匂うということだ。

犬のお尻には肛門腺があり、これは袋状の肛門嚢を形成している。

肛門嚢にはアポクリン腺が集まっていて、その中には強い匂いがする分泌物が入っている。

この分泌物は排便のときに一緒に出るが、肛門嚢が炎症を起こすと肛門嚢炎になるので、ときどき観察しておくといいかもしれない。

うちの犬たちは誰も絞っておらず、超小型犬のルルさん(ヨーキー♀2017年没)も含めていままで炎症を起こしたことはない。

犬にストレスレベルがかかると体からプーンとストレス臭がするが、その匂いの元は肛門嚢からの分泌物だったようだ。

わたしは全身のアクポリン腺からの匂いだと思っていたのだが、急に強いストレスにさらされたときは肛門嚢からということのようだ。

これはちょっとした発見だった。

それと、やっぱりと思ったのは、「イエイヌはテリトリー(縄張り)のためのマーキングをしない」ということだ。

一般的にマーキングは縄張り行動を言われているが犬の場合は違う。

自分の物ににおいをつけるのであれば、家の周りにせっせとマーキングしそうだがそうはしない。

そのかわりに通りすがりの電信柱などにしていく。

これは自分の情報を残しているということだ。

うちの犬たちも新しい場所に行ったり、新しいものを見つけたりするとそこにマーキングする。

人間にもマーキングすることがあるが、それは「自分のもの」と言っているのではなく、自分の情報を残しているだけなのだ。

某警察犬のサイトではいまだに、「マーキング行動をさせながら歩くことは、犬の言いなりになって歩いてしまい、縄張り意識と権勢本能を強化する結果になってしまうのです」などと書いている。

だが、犬のマーキング行動は、「縄張り意識」とか「権勢本能」などとは関係なく(そもそもそんなものはない)、犬同士の情報交換のためのものである。

ときどき情報のアップデートをしておきたいものだ。

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