from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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雨が上がってすっきり晴れたらもうすっかり夏だ。
ガーデンランチにはすでに暑すぎるが、気持ちがいいので続けている。
食事しながら眺める景色はこんな具合だ。
日光浴をするはっちゃん(秋田MIX♂6歳)。
バナナの木が大きく育ったので、ちょうどいい目隠しになっている。
と言っても、今まで食事中に通りかかった人や車はいない。
はっちゃんはわたしが庭に出て長居しそうなときは一緒に来て、すぐに戻ってきそうなときは部屋にいる。
庭仕事をするときには近視メガネからサングラスにかけかえるので、それを見ると一緒についてくる。
郵便物を取りに行く程度ならかけかえないので、そういうときは部屋にいる。
そのほか、ソックスを履いてスニーカーを履くのも長居のしるしだ。
部屋で履いているビーサンのまま出て行くときはすぐに帰る。
だがときどき間違えることがあって、それがまたかわいい。
うちの犬たち、マルちゃん(大型犬MIX♂10歳)とはっちゃんは、ふたりとも庭トイレだ。
だがなぜか日本では、室内にペットシーツを敷いた犬トイレを設置し、そこでするようにしつけようとする人が多い。
しつけ本やしつけサイトなどにそのように書いてあるからだろうが、これは世界的に見るとかなり珍しい。
先進国ではパピー用と称してペットシーツが生産・販売されているが、どこにでもあるというわけではなく、地域によってはかなり入手困難だったりする。
基本的にトイレは外でさせるので、トイレトレーニングが終わればいらなくなるから販売数が少ないのだ。
大型犬が多いヨーロッパでは、そもそも室内でさせようという発想がないと聞いたことがある。
わたしも犬の意志を全く度外視して純粋に自分の好みとして考えてみても、大型犬2頭に室内のペットシーツで用を足して欲しいとは思わない。
それでも犬が希望すれば室内トイレにするが、マルちゃんはそもそも室内暮らしに慣れていなかったので迎えたときから外派だった。
はっちゃんは生後6週齢でうちに来たときには、なぜかちゃんとペットシーツでおしっこしていた。
その後すぐに散歩デビューしたので、当然、散歩のときにも排泄する。
まだ膀胱が小さいので長時間我慢できないが、はっちゃんのトイレ間隔は4~5時間ほどと長かった。
さらに、夜寝てからは朝起きるまで排泄しなかったので、いわゆる「トイレのしつけ」がとても楽だった。
どうするかというと、トイレのタイミングで外に連れて行く。
それだけだ。
とても簡単である。
正確にはしつけではなく、トイレのお手伝いと言うべきだろう。
タイミングは、朝起きた直後、朝ごはんのあと、昼寝のあと、夕食のあと、寝る前である。
子犬はちょこまかしていてよく遊び興奮しやすいので、興奮したときにも連れて行く。
草が生えているところに下ろしてあげるとそこで排泄するので、それを繰り返しているとすぐにトイレは外と学習する。
それでも膀胱自体が小さく、おそらく膀胱括約筋の発達も途上なので、間に合わないこともあるだろう。
そういうときのためにペットシーツを使うのだ。
はっちゃんの場合は、最初の1週間ぐらいはよく使ったが、そのあとは緊急時専用となり、あっけなくペットシーツを卒業した。
あまりに楽だったので拍子抜けしたが、そうでない犬もいるだろう。
だが一般的に、生後2~3ヶ月ぐらいまではそこそこ大変だが、この時期にしっかりお世話しているとちゃんと外トイレをマスターする。
トイレ間隔は少しずつ長くなっていくので、そうなると散歩以外には朝起きてすぐと夜寝る前ぐらいですむようになる。
庭に自由に出入りできる場合はさらに楽だ。
他方、室内トイレではこうは行かない。
ときどき聞くのが、子犬を迎えたら基本的に小さなクレートに入れておき、トイレのときだけサークルで囲ったトイレに出す。
排泄したらそこから出して遊ばせる、というようなやり方だ。
書いているだけでかわいそうになるが、この方法は子犬の自由を大幅に制限するため、子犬にとって強いストレスになる。
それだけでなく、クレートで長時間過ごすために脳の成長に不可欠な刺激が少なく、体も動かせないため発達に悪影響を与える。
人間の赤ちゃんにこんなことをするかどうか、考えてみるまでもない。
日常的に高ストレス状態にあると興奮しやすくなり、その上学習能力が落ちるので、ただでさえわかりにくい室内トイレの学習がますます困難になる。
犬は苦しみ、人間は粗相にイライラして、いいことは何もない。
日本では「トイレのしつけ」に悩む人が非常に多いが、それはそもそもやり方が間違っているからだと言える。
わたしがイギリス研修に行った時も、日本ではトイレのしつけに悩む人が多いといったら驚いていた。
ペットショップやブリーダーのところでパピーのときに閉じ込められていた人気小型犬の中には、成犬になっても粗相する犬が一定数いるが、その場合は気にせずに淡々と片付けるだけだ。
高ストレスでマーキングしてしまう犬については、必要なのはトイレのしつけではなくストレスマネジメントである。
自由を奪う閉じ込め方式でトレーニングするのではなく、ストレスの原因を減らしながら、排泄のタイミングで外に連れ出してみよう(ただし外嫌いな犬、室内トイレが好きな犬はのぞく)。
この方法が一番うまく行きかつ犬にも負担が少ないので、困っている方がいたらやってみていただきたい。
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