from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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明け方、ひどい豪雨と雷ではっちゃん（秋田MIX♂6歳）がわたしにぴったりと引っ付いて震えていた。
抱きかかえているうちまた眠りにつき、目が覚めたときにはもう明るくなっていた。
いつもは朝５時前のまだ暗いうちに起こされるので、一瞬、昼寝から目覚めたのかと錯覚したが、時計を見たら７時だった。
まだ強雨が降っており、犬猫たちは寝ている。
猫の小麦ちゃん（茶白♂16歳）がごはんの催促をしないのは珍しいので、具合が悪いのかと思って見に慌てて見に行ったらのっそり起きてきた。
雨でみんなで寝坊したのだ。
朝ごはんを食べたらマルちゃん（大型犬MIX♂10歳）は雨の中トイレに出たが、濡れるのが嫌いなはっちゃんは「あとで行くよ」と言う。
葛根湯を飲みだしてから尿漏れしなくなっただけでなく、排尿までの時間が伸びてずいぶん長く溜めておくことができるようになった。
だが、昼過ぎてもまだトイレに行かない。
12時間を越えたのではっちゃんに、「本当に行かなくて大丈夫？」と聞いた。
そして「大丈夫かちょっとお腹に聞いてみよう」とお腹マッサージしたら、はっちゃん、喜んでニコニコした。
そしてマッサージが終わると、「じゃ、トイレ行って来る」と庭に出て行った。
はっちゃん、安定のかわいさだ。
ときどきこのブログでも書いているが、大事にされている感が重要だ。
まず第一に、犬を構いすぎずに自由にしてもらうことが大切だが、それとともに「大好きだよ」とか「大事に思ってるよ」ということもしっかり伝えていく必要がある。
人間の子育ても同じではないかと思うが、人格を否定されることなく、まるごと愛されていると実感することで安心感を得ることができるし、自信を持って行動することができるようになると思うのだ。
ダメダメと否定的なことを言われて育つと常に不安を抱えながら生きるようになるし、自分自身を肯定できなくなる。
自分のことを価値がない人間だと思ってしまい、生きる気力もなくなっていく。
それを克服していくにはなかなかやっかいだが、少なくとも自分が一緒に暮らしている犬猫たちに対しては、「そのままのキミが大好きだよ」と伝え続けたい。
どうしたらその気持ちが伝わるかなと考えてみよう。
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