2019年4月6日土曜日

栃木拠点・4月6日

栃木拠点・4月6日
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
       犬猫みなしご救援隊
栃木拠点に朝が来た♪

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またいつもの波打って見にくい
防犯カメラの映像から


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朝6時の猫庭です。

猫の動き的には
真冬の朝とそんなに変わらないです。


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室内は
真冬の朝と比べたら

ダンゼン動きがありますね。



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おまけでUPAちゃん
石の横に座っていますが日陰です。

こゆきは日なたにいますが
UPAはあんまり気にしませんね・・・

木々が生い茂り
手入れされていない山の中で

身をひそめて生きていかねばならない
悲しい習性すかね・・・

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UPAは

まだ羊膜の一部が頭に付いて
羊水で濡れている状態で保護しました。

お母さん鹿の
お腹の中から生まれ落ちた場所が

斜面だったのでしょうね・・・

生まれたまま・・・そのまま
大きな病院の職員駐車場に落ち

たまたま
目撃していた人が

いろんな行政機関に相談したけれど
広島の動物園も警察もどこもかしこも

「野生動物だからそのままで」
・・・の指示

近隣住民が

「そのままにしとったら子鹿は死ぬ!」
「早く助けてくれんと子鹿が死ぬ!」

・・・と大騒動して最終的に

犬猫の保護団体である
犬猫みなしご救援隊に助けを求めてきて

保護に至ったたわけだから

UPAは
お母さん鹿から何も教わってもいないし

山の中での野生の生活も
まったく経験しておりません。

・・・なのでUPAは

本能だけで《鹿みたいな動き》を
しているのです。

離乳が終わっても当分・・・
どれぐらいじゃろう・・・生後3ヶ月ぐらいまでは

UPAは
私がUPAのそばに行くまで

その場から1㎜も動かず
立ち上がりもしませんでした。

お母さん鹿は母乳を出すために
食べにゃ~いけんです。

その間に生れたばかりの子鹿が

山の中で
お母さん鹿とはぐれたら《大ごと》です。

・・・なので

子鹿はジッと座ったまま
その場を離れないのだと思います。

UPAは今でも
座ったままオシッコをしますよ

もちろんもう成鹿だから
立ってもオシッコをしますけど・・・

やはり

一緒に暮らさないとわからないことは
いっぱいありますね・・・

人間の夫婦もそ~でしょ・・・

一緒に暮らして初めて知ることは
えっとありますけぇね(笑)


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4月5日(金)午前10時

『クソみたいな福島市の保健所職員を
ど~しちゃろ~か』

・・・と作戦を立てていたとき

またまた東京23区で
猫多頭飼養現場があって

飼い主が入院したとのことで
親族からの相談を受け

『福島市の問題は道中考えるか』
・・・と

日本一
花の都・TOKYOが似合う2人で(笑)

栃木拠点から軽自動車で
サッソウと東京23区へ行きました。




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大半の猫はケージで飼われていました。

不妊手術が
施されていなかったので

季節的にも
みんな気が狂った感じで

飛びかかって来る子ばかりでした。


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見たところ
古い汚れではなく

入院された後の汚れだと思いますが
やはりこの発情期に

オスがメスのニオイを感じながら
メスがオスのニオイを感じながら

ケージの中で悶々と過ごすってのは

精神衛生上
とっても悪いことですよね



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不妊手術の必要性を
強く感じました。

世の中には

「うちは外に出さないから」・・・とか
「うちは男の子だから」・・・とか

とぼけたことを言って

オス猫の去勢しない飼い主も
多いですけど」

オス猫に(オス犬も)
去勢手術も施さないでそのままってのは

とっても美しく魅力的な女性が
目の前で真っ裸で手招きしているのに

「なにもするな」
・・・と言われているようなものです。

そりゃ~酷でしょう・・・

ねぇそこのお父さん!

そ~思いませんか???




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1段ケージには
猫が乗るスペースが作ってあって

猫を大切に思っていたのは
よくわかりましたが

この棚の上から

パンチしまくってくる
荒れ狂った猫を捕まえるのは

自称・捕獲のプロ(笑)でも
大変でした・・・

※※私は自称・捕獲のプロですから
動物を捕獲するときは《素手》
皮手袋や軍手類は使いません。
理由は猫に温かみが行き届かないから


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運の悪いことに
猫がいる部屋は2Fで

捕獲してケージに入れたら
それを持って降りなきゃいけません。

しかも
そこのお宅が広くて迷うほど豪邸で・・・

ひ弱な私は捕獲作業だけで
すでに息絶え絶え・・・

現場には

猫を栃木拠点まで運ぶために
高橋を(うみさんタクシー)を呼んでいましたが

高橋は
自己免疫疾患があるので

疲れるような肉体労働はさせられません。

そ~なると・・・

群馬の猫を
迎えに行っている藤原を

呼び寄せるのが一番早い!ってんで
2人から3人に増え

頑張って猫が入ったケージ10個を
なんとか運び出しました。

そして

ケージに入っていた猫25匹
フリーになっていた猫10匹

普通に逃げれる環境の
ベランダにいた猫2匹

計37匹を
栃木拠点に連れて帰りました。


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栃木拠点に帰ったら
18時40分でした。

連れて帰った子を車から降ろして
キレイなケージに移し替えて

それから
ごはんとお水を用意して・・・

すでに夜のトバリはおり
あたりは暗くなっており・・・

考えただけで気が遠くなる・・・
・・・な~んて思っていたら

「37匹の猫が帰って来るから
菊ちゃんがお手伝いに来てくれてますよ」

・・・と瀬尾が

公休日の者が
お手伝いに来てくれているのに・・・

高橋なんかは
これから神奈川の小田原まで帰るのに・・・

ヨシ!!

『的確な指示を出そう!』
↑ ↑ 結局なにもしない私・・・


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20時に
すべて終わりました。

あ!そうそう
今回の東京23区猫多頭のお宅には

小型犬も1匹おりました。



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飼い主さんと
会話ができない状態なので

何歳なのか・・・
どんな由来で飼うことになったのか・・・

何もわかりませんが

未去勢のオスであることと
とっても気のいい子だということは

間違いありません。


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今日4月6日は

山形&福島の多頭現場の猫たちの
一斉手術です。

この子たちは全員
元の場所に戻せる環境です。


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今日の動画

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疥癬タヌキのホウショウが
元気になり生意気になりました♪♪





 



 



東京23区猫多頭現場から
栃木拠点に戻った後の

猫たちのお世話

いつものことですが
うちの者は本当によくやってくれます。

私は従業員に恵まれています♪♪

本当に
ありがたいことです。