from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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天気がよかったので洗濯物が乾いたが、夕方散歩のころに急に曇ってきた。
はっちゃん(秋田MIX♂6歳)は、息はブラブラのんびり歩いていたが、帰りに雨雲が広がってくるとさっさと歩いて帰宅した。
雨が嫌いなのだ。
マルちゃん(大型犬MIX♂10)の散歩が終わると同時にスコールが来たのでセーフだった。
犬たちは今、抜け毛の季節だ。
年中よく抜けるが、春先が一番多い。
はっちゃん(秋田MIX♂6歳)は束になってごそっと抜ける。
最初の頃は束を取ろうとするとふっと振り向いていたので、「ごめんごめん、やらないよ」と謝っていた。
その代わりに撫でているときにその延長でそっと取っていた。
これなら大丈夫だ。
いまは「ちょっと毛を取るよ」と言うと、じっとして背中を差し出してくれる。
そしたら何箇所か通気性が悪そうなところだけ手で取り除くようにしている。
マルちゃんはブラッシングを嫌がらないので、たまにそっと少しだけブラシをかける。
どちらのやり方にしても、犬がふっと振り返ったり気にしたりしている間はやめよう。
撫でているついでにやれば十分だ。
がさつな動きや激しい動きは厳禁で、なるべく丁寧にゆっくりそっと動かし、嫌がる前にやめよう。
嫌がってからやめたのではすでに遅く、だんだん苦手になってしまうので気をつけたい。
長毛の場合、ブラッシングをしないと毛が絡まるということで、小さいうちからせっせとブラシをかけたために噛み付くようになるケースが後を絶たない。
初めてブラッシングするときに気をつけていればこうはならないのが残念だ。
最初はリラックスしているときに、ほんの1回ゆっくりブラシを動かすところから始める。
うちは毛が長めの犬と猫にはステンレス製のソフトなスリッカーブラシを使っている。
毎日だと負担がかかるので必要最小限にしている。
嫌がる箇所はやらないが、もしそれで毛玉ができたらカットすればいい。
数箇所程度だったら動物病院でも診察したついでにカットしてもらえる。
すでにブラシもブラッシングも苦手になってしまっていたら、最初から病院かトリマーなどにお願いしよう。
その際にはフルコースで頼むのではなく、最低限必要なことだけを1度につき1ヵ所だけという具合に短時間ですむようにお願いしよう。
いったん苦手になってしまっても、嫌がることを無理にやらなければだんだん大丈夫になっていく。
マルちゃんも最初はすべての道具類を怖がっていたがいまでは平気だ。
抜け毛の季節が始めるので、くれぐれも無理強いしないように気をつけていただきたい。
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