from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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日中ぐんぐん気温が上がっていったが、明日はもっと暑くなるらしい。
この変化にわたしの体が付いていけないようで、朝から頭痛、腹痛に湿疹の痒みでほぼ何もできなかった。
動くと頭が痛いが、それでも散歩は気持ちいい。
またマルちゃん（大型犬MIX♂10歳）の散歩風景だが、はっちゃん（秋田MIX♂6歳）と出る時にいつもスマホを忘れてしまうのだ。
はっちゃんは暑いとあまり歩かないが、今日は風が吹いていたのでいつもより少し多く歩いた。
散歩に出るときは大喜びなのに、外に出てしまうとどうでもいいみたいで、その辺をブラブラして帰ってくるところがおもしろい。
まぁ、犬それぞれだ。
帰宅すると暑さを避けるためにはっちゃんは部屋に、マルちゃんは木陰に直行していた。
天気がいいときは涼しいところで寝て、ときどき起きてきては草を食べたり、枝やロープなどを齧ったりしている。
庭は広いし、枝や流木その他おもちゃになるようなものをいろいろ置いているが、それらで遊ぶことはまずない。
ごくたまに、それらを自分で投げては取りに行くという遊びを数回やっているのを見かけるが、めったにないので写真に撮れない程度だ。
犬と遊んであげないといけないと思っている人が多く、巷でもそう言われているが、人間がよかれと思って考えた遊びは犬には激しすぎることがほとんどだ。
子犬ならともかく成犬はそんな遊びはしないと言いたくなる。
キャーキャー言いながらロープをぶんぶん振り回すのは、人間の遊びであって犬の遊びではない。
こういう遊びに付き合わせると、犬は興奮して走り回り、飛びはね、人間にに突進してくるだろう。
それでも続けていると、人間の体を噛んだり吠えたりするようになる。
興奮したときに噛むという方の話を聞いていると、こういう遊び方をしていることが非常に多い。
それで噛まれて困っているという。
だったらまずはその遊びをやめよう。
犬は喜んでいるのではなく、興奮してストレスがかかっているからだ。
ディスクやボール投げ、ドッグランでの追いかけっこなども同様で、犬を興奮させストレスをかけ、噛みつきやとび付を悪化させる。
そういう人間が考えた遊びはやめて、犬が考えた遊びに参加させてもらおう。
散歩のときがチャンスだ。
自然豊かな場所で犬に自由に探索してもらい、犬がどんなにおいをかいで、何に興味を示すのかをそっと観察する。
そして自分も一緒ににおいを嗅いだり、犬がやっていることを邪魔にならないように真似したりする。
すると犬の世界がもっとわかってくるし、犬も喜んでくれる。
暖かくて気持ちがいい日に一緒に楽しんでいただきたい。
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