from : がばい可愛かトイプー!
妻が、正月用の数の子を仕込んでいました。
塩数の子を塩抜きして、漬け込み出汁を作っていました。
妻 「ちょっと、こいば吸うてん。何回でん味見しよったぎん、舌の分からんごとなったぁ。」
私 「ズルズル。がばい薄かごたっ気のすっ。」
妻 「数の子からも少し塩のずっけんね。」
私 「そがんない、そがんち言わんない分からんやん。いつもんごと作っぎん良かやんね。」
妻 「年に一回しか作らんけん、忘るっさい。」
私 「ちゃんとレシピば書いとかんけんさい。」
妻 「忙しかけん、いちいちさるっもんね。」
私 「そいぎん、言うなぁ。」
妻が、明日は仕事が早いので、早く風呂に入って、その後で洗濯するからというので、風呂に入ろうと服を脱いでると、妻が小皿を持って来ました。
妻 「ちょこっとカツオ出汁ば入れたけん、味見してん。」
私 「ズルズル。出汁は利いとっばってん、今度はちょこっと塩辛かよ。」
妻 「そがんやろう。だけん、前んまんまで良かったとさい。」
私 「完成品しか食うたこと無かけん、出汁だけち分からんさい。去年は、漬けて直ぐ食べて美味しかったごたっばってんね~。」
妻 「あんたに頼んだとが、いけんやったぁ。」
私 「知らん。さあ、風呂に入ろうっと。」