from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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本日のセミナーにご参加くださったみなさん、どうもありがとうございました。
わたしも大変勉強になりました。
ご都合が悪かった方は、またの機会にお目にかかりましょう。
さて、わたしは昨日から大阪に来ている。
この機会に個人レッスンをというご依頼をいたたいていたのを、申し訳ないがお断りして、胃の検査に行ってきた。
大都市はいくらでも病院があって、競争が激しい。
知識や技術、機材も常にアップデートされている。
獣医療も同じだ。
いい病院にかかることは、予防にも治療にも普段の生活の質にも大事なことである。
わたしは以前、歯の治療でひどい目にあったので、遠くてもいとこの歯科医院に行っている。
この前な東京セミナーのさいにも行ってきた。
歯のレントゲンを撮ったのだが、最新式機材で被爆量が従来の4分の1ということだった。
治療で歯を削ったのだが、音が昔と違ってキーンといわずに静かだし、詰めるものもやり方も違う。
匂いも少ない。
総じて患者の負担が軽減すると感じた。
昨日の病院も小さな個人病院だったが、医師の説明は丁寧で、スタッフの対応もよかった。
胃カメラだけのつもりだったが、エコーもついでにやってもらったらとても丁寧に検査してくれた。
機材も新しいというので改良点を聞くと、やはりかなり細かく映し出されるようになったとのことだった。
胃カメラの方はチューブがさらに細くなったという。
そしてなんと言っても、静脈麻酔で完全に意識がない状態で検査するのでなんの苦痛もない。
わたしは嘔吐反射が強いので、これはありがたかった。
病院はとても苦手だが、ここでは快適に検査ができた。
犬猫の場合も病院スタッフの態度や技術力は、苦痛や不安と密接に関わっている。
動物の場合は移動のストレスがあるので遠い所だと躊躇するだろうが、わたしは少しぐらいなら遠くても、いい病院をおすすめしたい。
重篤な場合は、迷わず高度医療を行っている病院にかかろう。
繰り返すが、これが生存率だけでなく、その後の生活の質にも影響してくるのである。
ちなみに胃の検査の結果は、機能性ディスペプシアというもので、胃の機能低下だった。
薬は、必要なときに胃酸の分泌を抑える薬を飲めばいいとのこと。
詳しく検査したので安心だ。
家族の動物さんたちの病院選びの参考にしていただければ幸いだ。
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