from : ねこかます
猫を見てて不思議に思うのは、猫間のコミュニケーション、特に高齢猫の方が基本的に若い猫より強いという事。
あくまで「基本的に」がつきますが、この流れキジトラみたいな特殊な猫を除いて、猫も年功序列な所があるみてて感じるのです。
体重は当時3kg台、しかし一帯の猫一家でこの黒皇(旧名・黒猫婆さん)に勝てる猫はいませんでした。
明らかになってるのは、恐らく彼がその猫の中で最年長だったという事。
この付近には未去勢のこの白キジ伯父のようなコワモテボス系の猫もいたのですが、彼も明らかに体格が一回り小さい黒皇には丁重に接していました。
では、そこまで黒皇が流れキジみたいにヤバい猫だったかというとそういう訳でもなく。
また別の所では、脚を負傷して走る事のできなかった老三毛がいました。
他猫の縄張りに流れてきたこの老三毛も、他猫に丁重に扱われていました。
食うや食わずになれば当然もっと野性が剥き出しになるのでしょうが、「住食足りて礼節を知る」という段階になると、猫にしか見えない何かが猫社会でものを言うようになるという風に感じます。
それが、歳を重ねる事で得た何かだったり。
どんなに体格や運動能力に恵まれてても、猫社会でものをいうのはそれらではなく、人間には目に見えない何かなのではないでしょうか。
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