from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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ブログ「チワワライフ」でおなじみのキューちゃんが、昨日から入院している。
わたしも何度も会っていてお友達なのでとても心配している。
少し元気が出てきているそうなので、一刻も早い回復を願っている。
こちらは、台風の片づけが終わったので買出しに出かけたら、スーパーの棚がスカスカだった。
配送が遅れているようで、うちも注文したリードの材料が届いていない。
ご注文いただいた方は、今しばらくお待ちください。
こんな状態なのに、すでに次の台風の影響で風が強まってきている。
あさってからまた暴風雨だ。
本州にも接近するようなので、十分気をつけていただきたい。
ところで、犬や猫と暮らしている人が、「腹いせに粗相された」とか、「嫌がらせされた」などと言っているのを聞くことがある。
犬や猫は「腹いせ」や「嫌がらせ」をするのだろうか。
どういう状況かというと、留守番中とか、叱ったときなどに、「わざと」トイレ以外で排泄したということがほとんどだ。
むかついた腹いせに、人間を困らせてやろうと、わざとトイレを外すということのようだ。
これが可能になるには、自分の行動が相手にどう受け取られるかということに関する明確な意識が必要だ。
犬猫はそこまでの意識を持っているだろうか。
靴下をくわえて走り去って、人間が追いかけてくるのを楽しむということならするだろう。
また、他の子の食べ物をそっと盗むようなこともする。
この場合は、自分の行為の直後に、自分にわかりやすいメリットが得られるので、因果関係がわかりやすいし、それほど複雑な思考はいらない。
だが、嫌がらせは相手の気持ちを予測する必要があるし、自分の行動のタイミングを調整しないといけない。
メリットもなんだかわかりにくい。
人間でも、社会性の障害を持っているわたしには難易度が高すぎる。
腹いせや嫌がらせ説は説得力がないように思える。
犬や猫が、留守中や叱られたときなどに粗相をするのは、強いストレスや不安が原因である。
人間も不安やストレスで自律神経系が乱れ、おねしょすることがある。
犬や猫の粗相はその類だ。
また、留守中に家具などを破壊したり、ドアを破ったり、何かを大量に食べてしまったりするのも、不安が原因である。
元気よく遊んでいるというのではないので、そこを誤解しないようにしよう。
モヤモヤした気持ちを持て余した挙句の行動なので、叱るのはそれ自体ストレスをかけて、行動を悪化させる。
どうしたら犬猫が安心するか、それを考えることが第一だ。
分離不安には、ストレスマネジメントと安心できる暮らしがもっとも重要である。
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