from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
春の子猫ラッシュ
その一番手となる
3月子たちが
一斉に
離乳期に入りました。
乳飲み子だった子たちが
離乳期を迎えることは
喜ばしいことですが
離乳期に入ると
母体免疫が落ちて
自己免疫だけで
生きて行かねばならなくなるので
「食べるから」
・・・と
調子に乗って与えていたのでは
消化不良を起こし
えらいことになるので要注意です。
その一番手となる
3月子たちが
一斉に
離乳期に入りました。
乳飲み子だった子たちが
離乳期を迎えることは
喜ばしいことですが
離乳期に入ると
母体免疫が落ちて
自己免疫だけで
生きて行かねばならなくなるので
「食べるから」
・・・と
調子に乗って与えていたのでは
消化不良を起こし
えらいことになるので要注意です。
離乳期の子たちには
1日3回食べさせ
それとは別に
1日4回ミルクを飲ませます。
・・・ということは都合7回
1日のうちで
キャリーから出して
《みなしご保育園》で運動させている
・・・ということです。
今は
離乳期の子たちは
これぐらいの頭数チームが
2チームいます。
たぶん3~40匹ぐらい・・・
この《みなしご保育園》でも
BOXティッシュは大活躍
こんなに小さな子猫たちでも
トイレは決まったところでやりたがり
その決まった場所ってのが
ティッシュの上なのです。
クレイトの隅っこに
ふんわり置いているだけですが
今のとこ全員
ティッシュの上で排泄しますよ♪
専用の保温器で温めた
ロイカナベビーパテに
ロイカナベビードライを
ふりかけて与えています。
このメニューで
今のとこええ感じです。
※ちゅーるは
食の落ちた子に与えるためで
うちでは常に温めています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私は
たいがいGWのこの時期は
栃木拠点にいるのですが
今年に限り
5月6日に
熊本でハルミケ公演があるので
珍しく広島にいます。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
みなしごっ子の
ビーグル母ちゃんが
約束通り
千葉県から
広島まで里帰りして来ました。
ビーグル母ちゃんは
2011年3月の終わりに
福島の大熊町にあった
双葉ペットショップ内にいた
元・繁殖犬です。
『こんなとこに
ペットショップがあるじゃん!』
・・・と
私たちが踏み込んだとき
仔犬や子猫やウサギは
すでに息絶えており
地震でぐちゃぐちゃになった
店内で
繁殖犬と小鳥が生きていました。
その時は《飼い犬》も《産業犬》も
関係なく
とにかく20km圏内から連れ出し
のちにペットショップのオーナーと
話し合って
生きていた繁殖犬全頭を
うちがそのまま引き取ったのです。
その中の1匹が
ビーグル母ちゃん
ビーグル母ちゃんは
2011年の3月の終わりから
ずっと広島にいましたが
13歳になった2年ほど前に
善いいぬ親さんが現れ
千葉県に行き
2年間
幸せに暮らしていました。
・・・が
心臓が悪かった
ビーグル母ちゃんは
4月24日に亡くなり
遺骨となって里帰りしてきたのです。
ひとしきり
思い出話をしたあと
帰り際に
ビーグル母ちゃんの
いぬ親の栗林さんが
「オバチャン(私のこと)
またビーグル犬がいたら連絡してね」
・・・と
なぜビーグル犬なのか
・・・というと
栗林さんは薬剤師さんで
とある製薬会社に勤務していたころ
動物実験に使われていた
ビーグル犬を見ていたから
1匹でも多くの
ビーグル犬を助けたいんだそう
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
知らない人のために・・・
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そ~なんですよ
動物実験で使われる犬は
ビーグル犬なんです。
薬剤の
副作用のとこを見ると
ビーグル犬で試したことが
記載されています。
ビーグル犬は
数値が安定していて
なおかつ
実験する人間の心を
傷つけにくい犬種だから・・・
犬がわかる人
想像してみてください!
もし今日
柴犬の血を抜いたら
その柴犬は
明日は警戒していますよ・・・
もし
小型犬の血を抜いたら
意気消沈して
明日は
ごはんも食べなくなりますよ・・・
怒っている犬の血を抜くのは
イヤでしょ?
ガタガタ震えている犬の血を抜くのも
イヤでしょ?
その点
ビーグル犬なら
ごはんはしっかり食べますし
昨日のことも引きずらない
明るい性格です。
人間って
どこまでも利己主義で
愚かな生き物なんですよ!
私たちは
利己主義で愚かな生き物ですけど
この世に生を受けた限りは
すでに
人間をやめることなど
できやしないので
【多くの動物たちの犠牲の上で
私たちは生きているんだ】
・・・ということを真摯に受け止め
犠牲になってくれた動物たちに
感謝し
私たちが受けた恩恵を
動物に還元すべきだと思いませんか?
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
動物実験の話になると
善男善女は
心が痛むと思いますが
(私だって痛みます)
泣いても1日
震えても1日
・・・ならば
そんなこんなも含めて
これからも私と一緒に
動物たちを助けて行った方が
ええと思いませんか・・・
栗林さんのスマホには
ビーグル母ちゃんが
いっぱいいました。
ビーグル母ちゃん最期の写真
ひつぎの中には
食べさせたかったものが
ところ狭しと入っていました。
遺骨が入った箱の写真は
ハロウィンのときの仮装だそう
ビーグル母ちゃん
寒い福島で6日ほど
バスの中で一緒に寝たねぇ・・・
覚えとる??
私は忘れんよ・・・
次は極楽浄土で会おうや!
合掌
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「また3日から
保健所が連休になる!」
GWのハザマに
「今しかない」とあわてて
センターに子猫を持ち込む
外道たち
今日だけでも
広島県内には8人もいましたよ!
広島県のセンターに
持ち込まれた猫は
うちが全頭引き出しています。
・・・なので
センターに
子猫を持ち込むなら
母猫と一緒に
全員一緒に持ち込むべし
これ広島県の常識じゃけぇ!!
「母ちゃんと弟や妹たちは
オイラが守ってみせる!」
私が近寄ると
右の茶白の子がそう言いました。
『そりゃ~頼もしい!
私に勝ちたいなら
いっぱい食べて
大きくならんと勝てんけんね』
母猫と子猫のケージは
落ち着くまで
新聞紙で隠しています。
毛布で隠すより
新聞紙の方が安心するみたい
新聞紙は
猫が好む素材ですからね♪♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
今日の乳飲み子たち
今日の乳飲み子たち
福山市を除く
広島県の各センターから
乳飲み子だけで21匹
それに親子猫が加わりますから
何匹来たんじゃろう?
計算しようにも指が足りん(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
去り逝く命もあれば
またやって来る命もあります。
私たちは時に苦しみ
時に涙しながら
自分たちの活動が
いつか実になることを信じて
前だけを向いて進んでいます。
それを後方から
しっかり支えてくださっている
皆さまには
本当に
心から感謝しています。
「広島に行くなら
みなしごに寄付を持って行こう」
・・・と
東北は仙台市から
ツーリングの途中で
立ち寄ってくださった
動物好きのオジサンたち
「たいした額じゃないよ」
何をおっしゃるウサギさん!
1人1人の小さなチカラが
集まって
大きなことを成し遂げていく・・・
これこそが
ボランティア活動です。
ありがとうございます!
動物のために
有意義に使わせていただきます♪