from : でぶアメショと愛の無い生活。
朝。
出かける支度で
2階に上がったオヤジの声が響く。
オヤジ:「やめて
なんで吠えるの
」
なにごとですか、まめさんや
スーツのズボンは大事なんだから
噛んではいけませんよ?
なにも好きで
出て行くワケじゃないんだから・・・
あんただって
ちゃんと分かっているんでしょ?
鈍いの呪いがかかったまめじろうを
急かしながらオヤジの後を追う。
忘れ物、ない?
オヤジ:「ないよ~
」
コレ、
くちだけの返事なので
要注意なのである
時計はした?
ケータイ持った?
水筒持った?
オヤジ:「まめちん、やめてよ
」
オヤジ:「毛が付くじゃない
」
あんたもソコに入れば?

今、カリカリも入れてあげるよ
電車ではつぶされないように
前に抱えて持ってもらいなさいね?
・・・・・
んぁ?
オヤジ:「やめてよ、まめちん
」
そのぐらいでビビってちゃ
満員電車には乗れないだろうね~
網棚にいる?
オヤジ:「まめちん、お見送りしてよ
」
オヤジ:「おかぁさんはまだいるからね?」
ひでぇ
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まめやんもリュック背負って、
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オヤジの会社に行けばいいのである