from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
夕方の気温が高い日が多くなってきたので、夕方散歩は5時半ごろスタートにシフトした。
はっちゃんは、ほぼ1日中室内で過ごし、庭に出ても5分ほどで帰ってくる。
部屋ではシーリングファンとエアコンの風が来る涼しい場所で寝ている。
パピーの頃から扇風機の風が好きだった。
その頃のことを懐かしく思い出すが、子犬はもちろん子猫も、子獣と暮らすのはけっこう大変だ。
はっちゃんは生後4~5週齢ほどでレスキューされ、6週齢でうちにきた。
同時期に生まれた子犬たちの中で一番やんちゃで怒りっぽく、一度譲渡されてすぐに返されたと聞いている。
イラッとすると噛み付き、最初はわたしのお腹を噛んできていたが、人間ではなく木の枝やぬいぐるみなどを噛むように提案していたら、かなり早い段階で受け入れてくれた。
少し前までは、興奮すると雑巾や犬毛布を噛んでいたが、いまはそれもなくなった。
庭の枝やペットボトルなどを噛んで、自分で気を静めている。
わたしの場合、長期的にはそうなってくれるだろうという予測の元に提案しているので、すぐに受け入れなくてもそんなもんだと思うが、犬育てが初めてだとすべてが大変だと思う。
なぜ噛み付いてくるのか、どうしたらいいか、ケージに入れたほうがいいのか、叱ったほうがいいのか、いつになったら噛まなくなるのかなど、心配の種は尽きない。
はっちゃんは大型犬で、元気いっぱいで、キレやすいという、なかなか難易度が高い子だったが、そうでなくても子犬は大変なものだ。
だが日本では、多くの人が子犬をペッショップから迎えたがる。
最近では保護犬を迎える人も増えてはきたものの、依然として純血種の、子犬というのが、最も人気がある。
子犬は人間の赤ちゃんと同じで世話が必要で、留守番もさせられない。
今日検索してみたら、人間の子どもをひとりで留守番をさせるのはアメリカのガイドラインでは、おおむね8歳以降となっていた。
それ以前は留守番はなしで、8歳から10歳まででも、日中1時間以内とされている。
子犬の場合、生まれてすぐは親犬は付きっきりだが、少しずつ子犬だけでいる時間を延ばしていって、自然に一人でいられるようになってく。
人間が子犬を迎えた場合も、最初は付きっきりで、そのうちに少しずつ一人でいる時間を延ばしていくと、犬に無理がかからない。
だが残念ながら、子犬を迎えるときにそこまで考えている人は少ない。
子犬を迎えるということは、しばらくは長く外出できなくなるということだ。
寝ているときに急いで買い物に行く程度である。
そういう心づもりはあるだろうか。
他方で、散歩というか、外で遊ばせる時間が必要になる。
そのときに、もし7歳以下の子どもがいたらちょっと大変だ。
子どもを連れて行くか、預けるか、シッターを頼むかということになる。
すでに落ち着いたおとなの犬であれば、子どもと一緒に歩いてくれるかもしれないが、子犬はそうはいかない。
広くて安全な場所があればいいが、ないとなると子どもと子犬の安全を守るのは難しい。
子どものひとり留守番では、10分程度しかさせていないと書いている人がいた。
その10分とは犬の散歩時間だった。
そうやって犬にしわ寄せが行くことがないよう、迎える前によく考えておいたほうがいい。
子犬は排泄の頻度が多いので、その世話もある。
食事回数も多い。
それを考えると、時間的余裕がたっぷりある人でないと難しいといえる。
もちろん、室内に閉じ込めっぱなしにして長時間留守番させることもできるが、犬の福祉は損なわれ、ストレスからいわゆる問題行動が出てきて、犬も人間もつらくなる。
犬は感情も意思も持っている。
犬にばかり我慢を強いることがないように、迎える前によく考えてみよう。
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