from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
昨日、夕方散歩に出たときに、どうも雲行きが怪しいと思った。
そのまま散歩を続けていると、みるみるうちに雨雲が広がり、途中からポツポツと雨が降り出した。
こちらは、降りだしたと思ったら一気に大雨になる。
マルちゃん(大型犬MIX♂8歳)といっしょに、小走りで家に帰ったが、ずぶ濡れになった。
マルちゃんは濡れるのはそれほど嫌がらないが、大雨は嫌いだ。
今回は大雨の予感がしたのだろう、自ら急いで帰宅した。
はっちゃん(秋田MIX♂4歳)は濡れるのが嫌いだ。
わたしたちの帰りを待ている間に濡れてしまったので、わたしに自分の体を何度もこすり付けて拭いていた。
はっちゃんはパピーのころは触られるとカプカプ噛み付いていたが、いまでは撫でてもらうのが大好きだ。
寝る前には必ず「撫でて~」と言ってくる。
しっかりマッサージをしてあげてから一緒に寝室に行くのだが、「あれ、もうやめるの?もっとやってよ」といつも言われる。
朝もわたしが目覚めると撫でてもらいに来る。
最近はマルちゃんも順番待ちするようになった。
いまちょうど換毛期で毛がたくさん抜ける。
撫でながら軽く取り除くのだが、よく観察していると、ふたりともそれがあまり好きではない。
長さ1センチぐらいの、とがった草の種がよく付いているのでそっとつまむと、はっちゃんは「もう、ツンツンしないでよー」と嫌がる。
なので、あえて取らないようにしている。
毛が薄い犬は、付きっぱなしだとチクチクするので気にするが、はっちゃんは毛が密集しているので取ろうとするほうが嫌なのだ。
マルちゃんも撫でているときに毛を取ると、その瞬間に尻尾が微妙に左に傾く。
じっとしたままだし、尻尾の動きもごくわずかなので、注意していないとわかりにくいが、ちょっと嫌なのだ。
こういう小さな「嫌だ」を、人間は見逃すことが多いと思う。
その点尻尾は、よく見ていればわかりやすいので、ぜひ注意していただきたい。
トイプードルやコーギー、アメリカンコッカー、ヨークシャーテリア、ドーベルマン、ボクサーのように、子犬のころに尻尾を切られてしまう犬は、尻尾から気持ちを読み取るのが難しくなってしまうので、他犬とのコミュニケーションにもハンデを負うことになる。
これは虐待以外の何物でもなく、動物福祉先進国では断耳とともに禁止されている。
断尾された犬の場合は、普段の落ち着いているときのポジションをよく覚えておいて、そこからどちらにより多く傾いているかを見るといい。
ルルさんは脚が悪かったせいで、短い尻尾が少し左に傾いていた。
それを基準点にして判断するのだが、やはり短いとよく見てもわかりにくい。
この愚かで残酷な習慣がなくなることを願って止まない。
犬のボディランゲージは、体の各部分をよく見るとともに、状況と照らし合わせて判断する。
たとえば、「あくび」は緊張するような状況で、自分自身をリラックスさせるために出すカーミングシグナルである。
その一方で、眠いときにもするし、同居動物のあくびがうつることもある。
ボディランゲージは動物種を超えて共通するものがけっこう多い。
あくびについてもそうだが、人間の場合、自分が退屈していることを伝えるためにあえて出すという、他の動物がやらないようなことをやるので、そういう違いには注意したい。
また、ちょっと怖いけどうれしいというような、相反するような気持ちを表現することもあるので、体の部位を細かく見る必要がある。
最初は、耳なら耳と部位を決めてそれをじっくり観察し、次は目、次は尻尾というふうに、ひとつひとつ順番に攻略していくと、だんだん全体が見られるようになっていくようだ。
ぜひ試してみていただきたい。
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