from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
保護犬ピーちゃん(パピチワ♀10歳)が庭散歩している様子を撮影できた。
撮られているのに気づくと戻ってきてしまうので、なかなかできない。
これは部屋に向かって歩いてきたときに急いで撮った。
機嫌よく過ごす日が増えてきてほっとしている。
元旦にルルさん(ヨーキー♀享年12歳)が亡くなってから1週間は、全員喪に服しているかのようで、ごはんのときのうれしそうな興奮もなかった。
そのあと少しずついつもどおりになってきたが、ルルさんと仲良しだったピーちゃんは、ずっとその常態が続いていたのだった。
もともとピーちゃんは比較的吠えやすく、大型犬たちが庭で吠えるとルルさんと一緒になって吠えていたのに、ぱったり吠えなくなっていた。
3月になってからようやくまた一緒に吠えるようになり、つい最近になって日なたぼっこが復活した。
ショックから立ち直るには、相応の時間がかかるものだ。
ゆっくり回復していけばいいと思う。
ところで先日、コミュニティサービスのOHANA CLUBで、吠えにかんする調査を行った。
しつけサイトやしつけ本などでは、「犬の問題行動」のひとつとして、「要求吠え」がよく取り上げられる。
犬の要求を聞くとわがままになるから、しっかりしつけをしないといけない、という脈絡で解説されることが多い。
だが実際、「要求吠え」に困っている人がいるのだろうか、またそれで苦情が来た人がいるだろうか、という疑問が生じた。
そこでメンバーの皆さんに聞いてみたのである。
結論から言えば、「要求吠え」なるものはない、苦情も来ない、ということが判明した。
PONOPONO犬育てでは、犬の要求にはすぐに応えるのが原則だ。
この場合の要求というのは、食事や散歩、庭やベランダに出たい、そばに来て欲しい、撫でて欲しいなどである。
そういう要求に気づいたら、すぐにかなえるようにする。
すると、犬は満足してご機嫌になり、そこで完結する。
興味深かったのは要求を伝える方法である。
どの犬たちもそれぞれ個性的で、ほほえましいものだった。
うるさいほどの大きな声で吠えるというケースはなく、音声を使ったものでは、「ワン」と一声か、「アフッ」、「バフッ」という軽い吠え、キュンキュンいう鼻鳴きだった。
また、声を出さずに人間をじっと見つめる、前足でつつく、腕にあごを乗せるなど、人間が思わずデレっとするやり方を採用する犬も多かった。
うちの犬たちは、要求を伝えるときに吠えることはない。
はっちゃん(秋田MIX♂4歳)は、外に行く掃き出し窓が閉まっているときに「開けて」を伝えたいとき、窓の前に立つ。
わたしが気づかなかったら前足でそっと窓を叩く。
ごはんの催促や、起きてという要求は誰もしない。
ルルさんは起きて欲しいときにわたしの顔を掘っていた。
ごはんの催促ではピーピー言っていたが、興奮吠えがほとんどだった。
マルちゃん(大型犬MIX♂8歳)は警戒吠えのみで、はっちゃんとピーちゃんはマルちゃんのお付き合いの警戒吠えと、興奮吠えだ。
要求を伝えるとき、やたら吠えると逆に要求を聞いてもらいにくくなる。
犬はちゃんと要求が通りやすいやり方を工夫していると感じた。
「要求吠え」が問題化するのは、「要求をのんだら犬がボスになるから無視しろ」などという誤った考え方により、欲求不満状態にするからではないだろうか。
なかなか聞き入れてもらえないと、犬はイライラして吠える。
それを「要求吠え」と言っているのではないか。
なお、人間のごはんを欲しがるというような、聞き入れることができない要求の場合は、犬に先にご飯をあげた上で、人間のごはんと犬ごはんとは関係ないことを理解してもらうと解決する。
落ち着いて自分で考えることができる犬は、無理な要求はしないものだ。
人間も、妙な通説に惑わされず、自分の頭でよく考えてみよう。
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