from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
朝、雨音で目がさめた。
犬たちはごはんを食べて二度寝。
マルちゃん(大型犬MIX♂8歳)も、雨が止んでから庭に出て行った。
雨の日はみんなでまったりできるので、それもまたいい。
うちに面した農道は、車がほとんど通らないが、雨だとさらに少なくなる。
犬たちは部屋にいて窓をしてめいるときには、車が通っても吠えないので、生活空間がしーんとしている。
訪問者への吠えを気にする飼い主は多いが、よその人や犬などがテリトリーに近づいたときに吠えるのは、犬の習性である。
飼い主が対応したり、訪問者が去ったりして吠え止めばいい。
うちの犬たちは、わたしが対応したら静かになる。
ずっと吠えていると、犬はどんどん興奮してきてストレスがかかるので、それは犬にとってよくないという話だ。
ところが、吠える=しつけがなっていない、と考えて、吠えをゼロにさせようと考える人もいる。
これは、犬の習性への無理解によるものだ。
他方で、犬は不審者に吠えるものとわかっていても、「世間体」を気にする人もいるようだ。
「犬はしつけるもの」という考え方が蔓延しているので、「犬のしつけもできない」などと思われたくないということだろう。
「ちゃんとしつけなないといけない」とか、「ちゃんと育てないといけない」ということが、犬に限らず子どもについても、飼い主や親に重くのしかかっている。
このことが、気持ちの余裕を奪い、「いい子」の強要を招いているとわたしは考えている。
犬も子どもも、それぞれさまざまな個性を持っている。
その個性を、自分が考えた「ちゃんと」に当てはめようとすると、いろんな芽を摘むことにならないだろうか。
わたしは自閉症スペクトラム障害という、いわゆる発達障害を抱えている。
確定診断を受けたのは40代になってからだったが、それまで世間的な「普通」を求められても、自分が思う「普通」との間にずれがあって、常に不適応感を持っていた。
発達障害がわかったので納得したところもあるが、たんに「個性」として受容されていれば、それですんだことだ。
「みんな」(=多数派=定型発達者)と同じようにできることを求められても、できないことはできない。
そこで無理をすると、かえって社会適応が困難になる。
逆に、個性を尊重されて、ゆるく、楽しく育てられた人は、非常によく適応している。
それに自己評価も高い。
これは犬育てでも同じだ。
ちょっと興奮しやすかったり、デリケートだったりする犬でも、個性を受容されてゆったり育つと、穏やかでニコニコな犬になる。
あれができない、これができないとか、ちゃんとしないとダメだなどと言って、「しつけ」や「トレーニング」にはげむと、しょんぼりして生気がなくなったり、ギラギラして攻撃的になったりする。
「ちゃんとしつけをしないと大変なことになる」などと言われるが、実際は、「ちゃんとしつけをしようとすると大変なことになる」が正しい。
しかも、犬だけでなく飼い主も大変なのだ。
それよりも、楽しく、気楽に、犬の言うことを聞いて、たっぷり甘えさせて育てよう。
すると、その子のいいところが見えてくるし、その部分がさらにのびていく。
自分も犬も笑顔になる。
そのほうがずっといいと思うのだがどうだろう。
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