from : ボルゾイな生活
カイ君ユリさんと朝の散歩の帰り道
前方から赤いダウンを着てニット帽にマスク姿
両手にストックを持ってウォーキング中の人が向かってくる
重装備なので表情ははっきり判らないけど
カイ父よりご年配のおじさんと思われる
視線はずっとこちらに向けたまま狭い道の前方から近づいてきて
ニット帽とマスクの間から見える目だけでは感情が読めない
距離が3mほどになったとき
おじさんはピタリと立ち止まった
それにつられてカイ父もその場に止まる
カイ君ユリさんに視線を落としてそのまま5秒ほど時間が止まる
無言の時がやけに長く感じた、その時
おじさんは、やっと言葉を発した
『かっこええなぁ~』
ニット帽の下の目が微笑んだように見えた
『ありがとう』
お礼を言って歩き始めたとき
『ほわほわやなぁ』????との言葉を残して
おじさんは立ち去っていった
『ほわほわ』ん?『フワフワ』?
カイ君達のコートのことを言っているのだろうか
『かっこええなぁ~』の言葉に、心が『ほわほわ』になって
家路を急いだ
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
3時頃から雨が降り出した
夕方の散歩の時間、まだ小雨が降っているのでレインコートを着て出かけた
カイ君ユリさんだけで、陸ぼんは別行動
階段を下りたらすぐにオシッコをするユリさん
海岸でカイ君を放流した
ユリさんも放流したけど、父のそばを離れず
波打ち際で立っているだけ(遠くにカイ君)
雨もすっかり止んでしまっていたので
カイ君もあまり楽しそうでもなかった(笑)
すっかり日も落ちて
暗くなった道を家路を急ぐ
カイ君ユリさんにカメラを向けたらフラッシュが光った
左の路地でご婦人が2人立ち話をしている
カメラのフラッシュに気付いてこちらを見た
『こんばんは』とカイ父が挨拶すると、
2人は笑顔でこちらを見て同じように挨拶を返した
そのまま歩く後ろから2人の話す声が聞こえる
『歩けるようになったんやね』
『違う、この子達じゃなくてもう1人のほうよ』
陸ぼんが毎日歩行練習しているのを皆が見ているのです
『陸ぼんは頑張ってますよ』と
ご婦人2人に心の中で返事した
また心が『ほわほわ』になった
さあ、家に帰って陸ぼんのマッサージしよ(笑)
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