2016年12月1日木曜日

謎が多い「猫の集会」 お互いに接触することなく、一定の距離を保つ 彼らはいったい何をしているのか

謎が多い「猫の集会」 お互いに接触することなく、一定の距離を保つ 彼らはいったい何をしているのか
from : 〓 ねこメモ 〓
1: 張り手(庭)@\(^o^)/ [KR]2016/12/01(木) 13:41:56.20 ID:LTBxKLqM0.net
公園や駐車場、路地裏などに集まってくる猫たち。この“猫の集会”に関して、動物行動学の教科書には、「縄張りの中立地に
地元の外猫が集まり、約4mの距離を保ち、緩やかな円を描いて座る」と記述されています。

 集会は、夕方や夜に開かれることが多いようです。数時間続くこともありますが、基本的に猫同士の接触はなく、
終わるとそれぞれの縄張りに帰って行きます。鳴いたり、威嚇行為などもありません。

 なぜ集まっているのか、動物行動学者でさえも、その謎を解明できていません。しかし、わざわざ集まるのですから、意味が
あるのでしょう。ですから、誰にも迷惑をかけていなければ、解散させない方がよいでしょう。

◆猫は群れを嫌う動物。集まるのには理由がある!?

 猫は、成長期を終え、母猫と離れた後は、発情期などの特殊な場合を除いて、他の猫と接触することはなく、本来単独で行動する動物です。

 しかし、ここ数十年で猫が暮らす環境も大きく変化しました。都心に暮らす野良猫は、自分でねずみを捕まえることもありますが、
多くはご飯をくれる人間や残飯に頼って生きています。そのため、狭い地域に多くの猫が集まらざるを得ないようになりました。
そんな環境下で、他の猫と遭遇するたびに縄張り争いのけんかをしていては身がもちません。

 その結果、これまでお互いに干渉する必要がなかった猫の世界にも“社会”が生まれ、集会を行う必要が出てきたのではないでしょうか。

◆近所に誰が住んでいるか顔合わせ的な役割も

 猫の社会では体の大きなおす猫が支配的な振る舞いをすることはあっても、犬や猿のような絶対的なリーダーは現れません。
ですから猫の集会は、地域の猫同士の顔合わせのようなものと考える方が適当ではないでしょうか。

 稀に親子で集会に参加する猫たちの姿を見かけます。近隣地域で新しい家族が増えていないか、反対に長老猫が元気にしているのか、
確認しているのかもしれませんね。

 いずれにせよ、猫の集会は謎に包まれています。ぜひ一度猫のフリをして紛れ込んでみたいものです。
http://www.news-postseven.com/archives/20161201_471492.html

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