from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
今日は小麦ちゃん(茶白♂14歳)の誕生日だ。
せっかくの誕生日だったが、くしゃみをして鼻水を飛ばしていたので、動物病院に行ってきた。
熱もなく食欲があって元気なので風邪の可能性は低く、歯周病が悪化しているのではないかという診断だった。
1年半前にスケーリングをしたのだが、そのときに歯周ポケットの病巣が見落とされたようだ。
抗生剤で様子を見て、引っ越して落ち着いてから抜歯を検討してもいいかもしれないということだった。
小麦ちゃんは苦い抗生剤でも、ごはんに混ぜたらパクパク食べてくれるので、非常に助かっている。
そろそろ柿が落ち始めたので、はっちゃん(秋田MIX♂4歳)は、木の下で柿を食べながら休憩するようになった。
そういう楽しみがあると散歩もさらに充実する。
マルちゃん(大型犬MIX♂8歳)の写真を撮ろうと思ったら、はっちゃんが「ボクもボクも!」とポーズをとったので(写真好き)撮影。
ちょっとモタついたら目をつぶってしまったが(カーミングシグナル)、はっちゃんらしい写真だ。
朝散歩の途中、マルちゃんはサギに遭遇し、追いかけようとした。
そこで軽くリードを固定したら、くるっと方向転換し、サギがいない道に自主的にルート変更した。
サギ方向に歩いていったら、追いかけたくなるので、違う道に行ったのだ。
ハンター・マルちゃんは、最初のころは見つけた瞬間に突進して行っていたが、少しずつ反応が減ってきて、追わない動物も増えてきた。
サギやキジ、ウズラは追いかけようとするが、それでもこうやって自制するようになったのはすごいと思う。
ところで、動物保護団体のシェルターボランティアで、PONOPONOを実践している方から、ぜひとも取り上げて欲しいというリクエストをいただいた。
~以下、引用~
「この犬は家庭崩壊した高齢者が飼育放棄してシェルターに入りました。
最初、服を着せようとしたボラAが軽く噛まれ、次いで雨で濡れた体を拭いていたボラBが出血するほど噛まれました。
そこで犬の躾に詳しいボラCが来て、写真のような躾?を毎週一回のペースで繰返しました。が、四週目に、何針も縫わねばならないほどガッツリ噛まれました…。
以来、些細な刺激で人を噛むようになり、今ではほんの一握りのボラだけしか接触できない犬になっています。
ワクチンを打つ時は必ず私が保定します。
ところが、この写真を犬に詳しい人に見せると、
「この犬はハンドラーに甘えている」
「ハンドラーに完全に服従している」
「揺るぎ無い主従関係で結ばれている」
「飼い主を信頼している」
などと言うのです。
その中にはトリマーや獣医師も含まれています…」。
~引用終わり~
全く残念なことだ。
大きく環境が変わって動揺している犬に対し、服を着せたり体を拭いたりするのは、配慮を欠く行動といわざるを得ない。
その上さらに、ひっくり返して押さえつける「アルファーロール」などをしたら、恐怖のあまり反撃して当然だ。
この「しつけ」は、以前にも取り上げたアメリカ獣医動物行動学会も、効果がないだけでなく有害であると声明を出している。
この犬のボディランゲージを見ていただきたい。
お腹を出してリラックスしているように見えるだろうか?
顔を見ると、口をぎゅっと結び、目を見開いていて、目の下がへこんでいる。
これは顔に力が入っているということだ。
わたしはこの写真を見た瞬間に、強い違和感を覚えた。
なんだろうと思って考えてみたら、耳だった。
普通、喜んで撫でられている犬の耳は、後ろに引かれている。
だがこの犬の耳は、まっすぐ立って、前に向けられている。
うちの犬は、撫でられるときに耳がこんなふうにピンとしていることはない。
マルちゃんの写真と比べてみていただきたい。
マルちゃんは写真が嫌いなので、ちょっと緊張している。
だが、顔に模様があるはっちゃんはちょっとわかりにくいのと、マルちゃんは緊張すると顔がボコボコになるので、比較しやすいと思ったので、一瞬協力してもらった。
カメラを出した時点で緊張したが、撫でられるのは好きだ。
目の下がへこむほど緊張していないし、口もたるんとしている。
目を少し細めていて、全体的に脱力している。
そして耳に注目していただきたい。
これが、気持ちよく撫でられているときの耳だ。
後ろに引かれていて、中央に寄っている。
不安なときには横に開くが、そうなってはいない。
シェルター犬のボディランゲージを見ると、もはや怖がってはおらず、攻撃的な気持ちにシフトしつつあるようだ。
お腹を出しているから信頼とか服従などと短絡的に考えずに、体つき、表情、目、耳、緊張具合などを、細かく見る必要がある。
でないとこのような悲劇が起こることになる。
だが、縫うほど噛み付かれた時点で、おかしいことに気づきたいものだ。
このボラさんたちは、決して悪気があるわけではなく、犬のためを思ってやっている。
その結果、犬を傷つけ、追い込み、絶望させ、人間不信を招いているのが、なんとも残念だ。
少なくとも、ボディランゲージがわかれば、こうした悲劇は防げるのではないかと思う。
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